04)(001)―「形容動詞」の定義―

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♪音読モード(01:48)♪
 「形容動詞」とは物事の状態や人の心理を形容する語である;この意味に於いては「形容詞」と同じだが、組成が異なる。その主な特性を箇条書きにすれば:
1)言い切る形(終止形)は「~なり」または「~たり」となる。
 ・・・「愚かなり」「颯爽(さっそう)たり」等が「形容動詞」である。
2)目的語を取ることはできない。
 ・・・目的語を取るためには、形容動詞の「明らかなり」ではなく「明らかにす」のような「形容動詞連用形+す」の形にするか、動詞「明らむ」にせねばならない(例:彼の人の過ちは<明らかなり>/かのひとのあやまちを<あきらめ>よ)。
3)活用語であり、その活用形(二通り=ナリ活用/タリ活用)は定型的である。



・・・以下、その二通りの活用形「ナリ活用」と「タリ活用」について、早速詳解することにしよう。
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コメント (1件)

  1. the teacher
    <質疑応答コーナー>
    ・・・各ページ下には、質疑応答用の「コメントを残す」ボックスが用意されています(見本版では無効になっています)。
    ・・・教材をよく読めばわかるような無意味な質問や、当該テーマに無関係な内容の投稿でなければ、誠実&正確な回答が返ってくるはずです。

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