▲ ♪ ▽ 3 △ ♪♪ <質問箱> [単語集] 「古語随想」
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〈A〉いと【いと】
《程度の甚だしさを表わす形容詞「甚し・痛し」の語幹「甚」の母音交替形で、「甚く・痛く」と同根語。「いたく(いとう)」が主に動詞を修飾するのに対し、「いと」は主に形容詞・形容動詞・副詞を強調する。「いといと」・「いとしも」・「いとも」などの強調形もある。》
〔副〕(1)〈(主に形容詞・形容動詞・副詞を修飾して)程度が甚だしいさまを表わす。〉とても。 (2)〈(下に打消の語を伴って)程度がはなはだしくないことを表わす。〉それほど・・・ない。
〔副〕(1)〈(主に形容詞・形容動詞・副詞を修飾して)程度が甚だしいさまを表わす。〉とても。 (2)〈(下に打消の語を伴って)程度がはなはだしくないことを表わす。〉それほど・・・ない。
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▲ ♪ ▽ 4 △ ♪♪ <質問箱> [単語集] 「古語随想」
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〈A〉いたはし【労し】
《「痛」=「(自分が)苦しい状況にある」系の「(病気や怪我で)苦しい」・「(心労・尽力で)骨が折れる」の語義と、苦境にある誰かに対し同情し手を差し伸べたい系統の「気の毒だ」・「いたわってやりたい」の語義に大別される。》
〔形シク〕{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}(1)〈(自分自身が、病気や怪我で)苦痛を感じる。〉苦しい。 (2)〈(自分自身が、心遣い・尽力して)苦労する。〉骨が折れる。 (3)〈(病気の者や弱小な者に対して)大事にしたい気持ちになる。〉大切にしたい。 (4)〈(苦境にあえぐ他人に同情して)心が痛む。〉気の毒だ。
〔形シク〕{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}(1)〈(自分自身が、病気や怪我で)苦痛を感じる。〉苦しい。 (2)〈(自分自身が、心遣い・尽力して)苦労する。〉骨が折れる。 (3)〈(病気の者や弱小な者に対して)大事にしたい気持ちになる。〉大切にしたい。 (4)〈(苦境にあえぐ他人に同情して)心が痛む。〉気の毒だ。
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