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[ 1 ] [ 2 ] [ 3 ] ・・・ただ辛いばかりの「苦痛」系の次は、痛いほど・身も痩せるほど何かに強く感じる思いを表わす乙な古語で心をお癒しあれ・・・
→[10] →<53>▲ ♪ ▽ 3 △ ♪♪ <質問箱> [古語試験] 「古語随想」
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〈A〉
いと【いと】
《程度の甚だしさを表わす形容詞「甚し・痛し」の語幹「甚」の母音交替形で、「甚く・痛く」と同根語。「いたく(いとう)」が主に動詞を修飾するのに対し、「いと」は主に形容詞・形容動詞・副詞を強調する。「いといと」・「いとしも」・「いとも」などの強調形もある。》
〔副〕
(1) 〈(主に形容詞・形容動詞・副詞を修飾して)程度が甚だしいさまを表わす。〉 とても。非常に。たいそう。大いに。それはもう。本当に。全く。実に。 (2) 〈(下に打消の語を伴って)程度がはなはだしくないことを表わす。〉 それほど・・・ない。あんまり・・・ない。たいして・・・ない。さほど・・・ない。さして・・・ない。
〔副〕
(1) 〈(主に形容詞・形容動詞・副詞を修飾して)程度が甚だしいさまを表わす。〉 とても。非常に。たいそう。大いに。それはもう。本当に。全く。実に。 (2) 〈(下に打消の語を伴って)程度がはなはだしくないことを表わす。〉 それほど・・・ない。あんまり・・・ない。たいして・・・ない。さほど・・・ない。さして・・・ない。
▲ ♪ ▽ 4 △ ♪♪ <質問箱> [古語試験] 「古語随想」
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〈A〉
いたはし【労し】
《「痛」=「(自分が)苦しい状況にある」系の「(病気や怪我で)苦しい」・「(心労・尽力で)骨が折れる」の語義と、苦境にある誰かに対し同情し手を差し伸べたい系統の「気の毒だ」・「いたわってやりたい」の語義に大別される。》
〔形シク〕 {しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
(1) 〈(自分自身が、病気や怪我で)苦痛を感じる。〉 苦しい。痛い。苦痛である。 (2) 〈(自分自身が、心遣い・尽力して)苦労する。〉 骨が折れる。一苦労である。心労が多い。気苦労が絶えない。楽じゃない。しんどい。きつい。辛い。 (3) 〈(病気の者や弱小な者に対して)大事にしたい気持ちになる。〉 大切にしたい。いたわりたい。いとおしい。世話してやりたい。守ってあげたい。 (4) 〈(苦境にあえぐ他人に同情して)心が痛む。〉 気の毒だ。痛ましい。辛い。可哀想だ。哀れだ。不憫だ。見ちゃいられない。
〔形シク〕 {しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
(1) 〈(自分自身が、病気や怪我で)苦痛を感じる。〉 苦しい。痛い。苦痛である。 (2) 〈(自分自身が、心遣い・尽力して)苦労する。〉 骨が折れる。一苦労である。心労が多い。気苦労が絶えない。楽じゃない。しんどい。きつい。辛い。 (3) 〈(病気の者や弱小な者に対して)大事にしたい気持ちになる。〉 大切にしたい。いたわりたい。いとおしい。世話してやりたい。守ってあげたい。 (4) 〈(苦境にあえぐ他人に同情して)心が痛む。〉 気の毒だ。痛ましい。辛い。可哀想だ。哀れだ。不憫だ。見ちゃいられない。