▲ ♪ ▽ 1 ♪♪ <質問箱> [古語試験] 「古語随想」
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〈B〉
とみに【頓に】
《現代語「頓挫」(いきなり挫折)に含まれる「頓」の音の表記「とに」が「とみ」に転じてできた語とされる。「いきなり」の意だが、否定語と共に「すぐには・・・ない」とする例が多い。》
〔副〕
(1) 〈(多く、打消の表現を伴って)時を移さずすぐに。〉 すぐには・・・ない。にわかには・・・かねる。いきなり・・・というわけにも行かない。
〔副〕
(1) 〈(多く、打消の表現を伴って)時を移さずすぐに。〉 すぐには・・・ない。にわかには・・・かねる。いきなり・・・というわけにも行かない。
▲ ♪ ▽ 2 △ ♪♪ <質問箱> [古語試験] 「古語随想」
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〈C〉
つとに【夙に】
《「朝早くに」または「早い時期から」の意で、「朝」(早朝・事のあった翌朝)や「勤む」(せっせと仕事する)と同根語。》
〔副〕
(1) 〈一日が始まって間もない時間帯に。〉 早朝に。朝早くから。 (2) 〈一連の時間の流れの中で、早い時期に。〉 早期に。早くから。幼い頃から。いち早く。
〔副〕
(1) 〈一日が始まって間もない時間帯に。〉 早朝に。朝早くから。 (2) 〈一連の時間の流れの中で、早い時期に。〉 早期に。早くから。幼い頃から。いち早く。
▲ ♪ ▽ 9 △ ♪♪ <質問箱> [古語試験]
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〈A〉
やがて【軈て・頓て】
《二つの動作・状態に注目して、両者の間に何の質的な隔たりもない/時間的隔たりがない、が原義。時間的隔たりに言及する語義としては「すぐさま」が古典時代の主流で、現代語にも残る「しばらく経ってから」の語義は中世以降に生じたもの。》
〔副〕
(1) 〈ある事態と同時に、異なる事態が進行するさまを表わす。〉 その状態でずっと。そのまま。引き続き。 (2) 〈ある物事が、他の物事と連続していたり、共通性がある意を表わす。〉 さながら。あたかも。まるで。まったく。そっくり。 (3) 〈異なる物事どうしが、論理的・実質的に見て同一のものである意を表わす。〉 即ち。つまり。他でもない。まさに。 (4) 〈ある事態の発生から、時間的に間を置かずに異なる事態が発生する意を表わす。〉 すぐさま。ただちに。たちまち。即座に。ほぼ同時に。 (5) 〈(中世以降の語義)ある事態の発生から、ある程度の時間が経過してから、異なる事態が発生する意を表わす。〉 間もなく。じきに。その後。しばらくして。やがて。
〔副〕
(1) 〈ある事態と同時に、異なる事態が進行するさまを表わす。〉 その状態でずっと。そのまま。引き続き。 (2) 〈ある物事が、他の物事と連続していたり、共通性がある意を表わす。〉 さながら。あたかも。まるで。まったく。そっくり。 (3) 〈異なる物事どうしが、論理的・実質的に見て同一のものである意を表わす。〉 即ち。つまり。他でもない。まさに。 (4) 〈ある事態の発生から、時間的に間を置かずに異なる事態が発生する意を表わす。〉 すぐさま。ただちに。たちまち。即座に。ほぼ同時に。 (5) 〈(中世以降の語義)ある事態の発生から、ある程度の時間が経過してから、異なる事態が発生する意を表わす。〉 間もなく。じきに。その後。しばらくして。やがて。