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[ 1 ] [ 2 ] ・・・「善し・悪し」論ずる人の思惑など知らんぷりして突き進む世や人を前にしての感情、「残念」系の古語あれこれ・・・
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〈A〉
くちをし【口惜し】
《上代には使用例がなく、中古以降の語とされる。原義は「朽ち+惜し」で、朽ち果てるのを止められない無力感を表わす「残念だ」の意。後には「口+惜し」(口に出して語ることすら惜しまれる)の発想で「期待外れだ」・「身分が低い」の語義が生まれた。》
〔形シク〕 {しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
(1) 〈(自分ではどうにもならない外的状況に関し)納得できないが受け入れるより他に仕方がない、という無力感を表わす。〉 何とも残念なことだ。不本意だが仕方ない。悔しいがどうにもならない。 (2) 〈(期待に外れる他者・自身の状態・行為に関し)失望を禁じ得ない。〉 がっかりだ。物足りない。拍子抜けだ。情けない。不甲斐ない。感心しない。いただけない。納得しかねる。これでは不本意だ。面白くない。つまらない。期待外れだ。見損なった。所詮この程度のものか。虚しい。悔しい。 (3) 〈(話題に乗せることすらはばかられるほどに)社会的地位が低い。〉 身分が賤しい。言うにも値しない。取るに足らない。物の数にも入らない。つまらぬ身分だ。けちな存在だ。
〔形シク〕 {しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
(1) 〈(自分ではどうにもならない外的状況に関し)納得できないが受け入れるより他に仕方がない、という無力感を表わす。〉 何とも残念なことだ。不本意だが仕方ない。悔しいがどうにもならない。 (2) 〈(期待に外れる他者・自身の状態・行為に関し)失望を禁じ得ない。〉 がっかりだ。物足りない。拍子抜けだ。情けない。不甲斐ない。感心しない。いただけない。納得しかねる。これでは不本意だ。面白くない。つまらない。期待外れだ。見損なった。所詮この程度のものか。虚しい。悔しい。 (3) 〈(話題に乗せることすらはばかられるほどに)社会的地位が低い。〉 身分が賤しい。言うにも値しない。取るに足らない。物の数にも入らない。つまらぬ身分だ。けちな存在だ。