▲ ♪ ▽ 6 △ ♪♪ <質問箱> [単語集]
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〈B〉たぐふ【類ふ・比ふ・副ふ】
《「異なる複数の物事の質・水準が釣り合い、一緒に存在するのが似付かわしい」が原義。本来異質のものどうしの近似性を表わす語で、「違ふ」との同源説もある。物理的な並置を表わすだけ/対等・似合いの存在としての類似性を表わす、の二系統の語義を持つ。》
〔自ハ四〕{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}(1)〈(物理的に)同じ場所に存在する。〉一緒にいる。 (2)〈(価値判断を含んで)対等・似合いの存在である。〉似合う。 〔他ハ下二〕{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}(1)〈(物理的に)同じ場所に存在させる。〉並ばせる。 (2)〈(他の物事に)近い存在として引き合いに出す。〉なぞらえる。 (3)〈(他の物事に)類似の様態を取る。〉似せる。
〔自ハ四〕{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}(1)〈(物理的に)同じ場所に存在する。〉一緒にいる。 (2)〈(価値判断を含んで)対等・似合いの存在である。〉似合う。 〔他ハ下二〕{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}(1)〈(物理的に)同じ場所に存在させる。〉並ばせる。 (2)〈(他の物事に)近い存在として引き合いに出す。〉なぞらえる。 (3)〈(他の物事に)類似の様態を取る。〉似せる。
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▲ ♪ ▽ 8 △ ♪♪ <質問箱> [単語集] 「古語随想」
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〈A〉まさる【勝る・優る】【増さる】
《語源的には「増す」に同じ。現代語では「(多く、・・・よりも)優れる」の語義が支配的だが、古語では「(動詞連用形か名詞に続けて)数量・程度が増す」の意を補助動詞的に表わす場合も多い。》
〔自ラ四〕{ら・り・る・る・れ・れ}【勝る・優る】(1)〈(他者との相対比較上)(能力や地位などが)上である。〉優れる。 【増さる】(2)〈(多く、動詞連用形や名詞に続けて)(数量・程度・回数などが)増す。〉盛んになる。
〔自ラ四〕{ら・り・る・る・れ・れ}【勝る・優る】(1)〈(他者との相対比較上)(能力や地位などが)上である。〉優れる。 【増さる】(2)〈(多く、動詞連用形や名詞に続けて)(数量・程度・回数などが)増す。〉盛んになる。
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〈C〉こころおとり【心劣り】
《「心が劣っている」という意ではなく、「現実の姿が、事前の予想を下回る」の意味で、「幻滅」を表わす。「心勝り」(=予想外に良い)の対義語。》
〔名・自サ変〕{せ・し・す・する・すれ・せよ}〈(他者に関して)(予想よりも劣った事態に)がっかりすること。〉幻滅。
〔名・自サ変〕{せ・し・す・する・すれ・せよ}〈(他者に関して)(予想よりも劣った事態に)がっかりすること。〉幻滅。
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▲ ♪ ▽ 14 △ ♪♪ <質問箱> [単語集]
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〈A〉さうなし【左右無し】【双無し】
《語源も宛字も意味も違う古語の一揃い。「左右無し」なら「(あれこれ迷うこともなく)すんなり事が運ぶさま」及び「(深く物事を考えもせず)慌ててするさま」の意、「双無し」だと「並ぶものがないほど凄い」の意。ひらがな表記の場合は脈絡に応じて解釈し分ける必要がある。》
〔形ク〕{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}【左右無し】(1)〈(あれこれ迷ったりすることもなく)すんなりと事が運ぶさま。〉たやすい。 (2)〈(深く物事を考えることもなく)慌ててするさま。〉後先も考えない。 【双無し】(3)〈(比較の対象が存在しないほどに)超絶的に優れている。〉この上なく素晴らしい。
〔形ク〕{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}【左右無し】(1)〈(あれこれ迷ったりすることもなく)すんなりと事が運ぶさま。〉たやすい。 (2)〈(深く物事を考えることもなく)慌ててするさま。〉後先も考えない。 【双無し】(3)〈(比較の対象が存在しないほどに)超絶的に優れている。〉この上なく素晴らしい。
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〈A〉こよなし【こよなし】
《語源は「越ゆるもの無し」とも「此より勝るもの無し」とも言われ、他者との相対比較上の優越性を意味する・・・筈だが、日本は古来、比較対象を明確に見据えることをせぬ「絶対文化圏」につき、「こよなし」も比較級というより絶対最上級的ツキヌケ独善讃辞の色彩が濃い。貶して「最悪」の意に用いる場合もある。》
〔形ク〕{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}(1)〈(最上級的賛辞として)とにかくひたすらに素晴らしい。〉この上ない。 (2)〈(良きにつけ悪しきにつけ)他に比較して格段の相違がある。〉段違いだ。
〔形ク〕{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}(1)〈(最上級的賛辞として)とにかくひたすらに素晴らしい。〉この上ない。 (2)〈(良きにつけ悪しきにつけ)他に比較して格段の相違がある。〉段違いだ。
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