古語試験：意味集団＜035＞ブロック＝［２５］

〈Ｂ〉たゆ【絶ゆ】

《「連続していたものが途中で切れる」・「存在していたものが消えてなくなる」・「人とのつながりが切れる」・「生命が尽きる」など、語義は現代語とほぼ同じだが、最後の語義は「絶命」かと思うと実は「気絶」だけだったりするので、登場人物を勝手に殺してしまわぬように。》
〔自ヤ下二〕｛え・え・ゆ・ゆる・ゆれ・えよ｝（１）〈（空間的・時間的に）連続していたものが途中で切れる。〉途絶する。　　（２）〈（血筋・組織・習慣・音・煙など）これまで存在していたものが消えてなくなる。〉消滅する。　　（３）〈生命力が尽き果てる。また、死んだようにぐったりとなる。〉絶命する。気絶する。　　（４）〈これまで続いていた人との関係が切れる。訪問がなくなる。〉縁が切れる。音沙汰なくなる。