意味集団<069>ブロック=[10]


   1   ♪♪ <質問箱> [古語試験] 「古語随想」
〈A〉 いふ【言ふ】
《現代語同様の「口に出して言う」のみならず、「求愛行動としての言い寄り」・「詩歌吟詠」・「流布」・「動物の鳴き声」など多様な語義を持つ古語。》 〔自ハ四〕 {は・ひ・ふ・ふ・へ・へ} 〔他ハ四〕 {は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1) 〈思うことを口に出して表現する。〉 言う。話す。口にする。言葉に出す。発言する。   (2) 〈(多く「・・・と言ふ」の形で)名称が・・・である。〉 ・・・という名の。・・・と称する。・・・と名乗る。・・・と呼ぶ。・・・という。名は・・・である。   (3) 〈広く世間でそのように言われている。〉 する。風評が立つ。・・・との評判である。世に・・・と言われている。   (4) 〈(恋愛目的で)異性に優しい言葉をかける。(結婚を)異性に申し込む、または、約束する。〉 言い寄る。求婚(婚約)する。口説く。求愛する。甘い言葉をかける。言い交わす。   (5) 詩歌を高らかに声に出して読み上げる。〉 吟詠する。朗読する。口ずさむ。うそぶく。   (6) 〈動物が鳴き声を出す。〉 鳴く。声を上げる。

   2  ♪♪ <質問箱> [古語試験] 「古語随想」
〈A〉 おほす【仰す】
《「負ふ」の他動詞「負ほす」(現代語で言う「負わす」)に発し、「他者に何事かを役割として背負わせる」の原義から転じて「目上の者が目下の者に命じる/言葉をかける」の意となった。単独で用いるのは中世以降で、中古までの用法では必ず「らる」・「給ふ」を伴う。》
〔他サ下二〕 {せ・せ・す・する・すれ・せよ}
  (1) 〈(鎌倉時代以前の用法)「言ふ」の尊敬語。(直後に必ず尊敬の助動詞「らる」・補助動詞「ふ」を伴った「おほせらる」・「おほせたまふ」の形でのみ用いる)〉 おっしゃる。言われる。せになる。発言なさる。   (2) 〈(鎌倉時代以降の用法)「言ふ」の尊敬語。(尊敬の助動詞を伴わずに単独で用いる)〉 おっしゃる。言われる。せになる。発言なさる。   (3) 〈(目上の者が目下の者に)何事かを為すように命令する。〉 命じる。言明する。言いつける。

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