02)(001)―「動詞」・「形容詞」・「形容動詞」活用の見分け方―
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まず最初に、次の語呂合わせを覚え込んでもらいたい:
《ずむけりなる、。ことぞなんどもばこそいざ》
・・・泥酔した人が口走りそうな意味の通じぬ呪術めいた文言だが、これらの語句が前or後に付く形として認識すればよいのが古典活用語(動詞・形容詞・形容動詞)の「活用形」(未然・連用・終止・連体・已然・命令、の6形態)なので、以下のような文法的関連性の謎を解く呪文として、悪しからず暗記のほど、どうぞよろしく:1)<ず・む>=「未然形」
2)<けり・なる、>=「連用形」
3)<。>=「終止形」
4)<こと・ぞ・なん(なむ)>=「連体形」
5)<ども・ば・こそ>=「已然形」
6)<いざ>=「命令形」
これらの文言との関わりから「活用形」を切り分ける具体的モデルとして登場してもらうのは、以下に記す活用語たちである(助動詞・補助動詞の活用形の仕切り方は、動詞のそれに準ずるので、割愛する):
◆動詞=「行く」(いく・ゆく)
◆形容詞ク活用=「良し」(よし)
◆形容詞シク活用=「悪し」(あし)
◆形容動詞ナリ活用=「愚かなり」(おろかなり)
◆形容動詞タリ活用=「呆然たり」(ぼうぜんたり)
「ク・シク・ナリ・タリ活用」は未だ意味不明だろうが気にせずともよい。以下、6つの活用形(未然・連用・終止・連体・已然・命令)ごとの「仕切り方」の実態を示す:ここでは、あくまで「どのような形ならどの活用形か」の識別法を示すのみである;それぞれの活用形が表わす意味の詳細については後でまとめて一気に詳解する。
02)(001)―「動詞」・「形容詞」・「形容動詞」活用の見分け方―
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