▲ | ▼ [9] この【な】はなーに?
「古文単語千五百Mastering Weapon」 No.72【朝な夕な】
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「古文単語千五百Mastering Weapon」 No.72【朝な夕な】
古典時代の格助詞には、定型句の中でしか用いられなくなってしまった上代語が結構多くある。「朝な夕な」に於ける「な」もその一つで、その語義は「時間帯」・・・現代にまで残る格助詞「に」に相当する語である。
この「時間帯の’な’」を含む語には、「朝な夕な」の他に「夜な夜な(よなよな)」があり、これは現代語にもそのまま残っている。逆に「毎朝」の意味なら「朝な朝な」となるが、その読み方は「あさなあさな」ではなく「あさなぁさな→あさなさな」である(カマずにきっちり30回連続して言えたらアメ玉あげる)。
この「時間帯の’な’」を含む語には、「朝な夕な」の他に「夜な夜な(よなよな)」があり、これは現代語にもそのまま残っている。逆に「毎朝」の意味なら「朝な朝な」となるが、その読み方は「あさなあさな」ではなく「あさなぁさな→あさなさな」である(カマずにきっちり30回連続して言えたらアメ玉あげる)。
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