しのぶ【忍ぶ】【慕ぶ・偲ぶ・賞ぶ】〔他バ上二〕〔他バ四〕

   [772] しのぶ【忍ぶ】【慕ぶ・偲ぶ・賞ぶ】〔他バ上二〕〔他バ四〕

〈A〉 しのぶ【忍ぶ】【慕ぶ・偲ぶ・賞ぶ】
「忍ぶ」「慕ぶ・偲ぶ・賞ぶ」は語源的には別語。「堪え忍ぶ」及び「秘密裏に行なう」の語義には「忍ぶ」の漢字を宛て、「慕う」及び「賞美する」の「しのぶ」(中古以降の語で、上代には「しのふ」と清音)の宛字「慕ぶ・偲ぶ・賞ぶ」である。》 〔他バ上二〕 {び・び・ぶ・ぶる・ぶれ・びよ} 〔他バ四〕 {ば・び・ぶ・ぶ・べ・べ}
【忍ぶ】   (1) 〈感情を抑制して表情や行動に出さないようにする。〉 え忍ぶ。我慢する。こらえる。じっと耐える。   (2) 〈人目に付かぬよう隠したり、かに行動する。〉 秘密裏に事を運ぶ。隠蔽する。隠す。こっそりとやる。
  【慕ぶ・偲ぶ・賞ぶ】   (3) 〈(主に、近辺にいない人のことを)心の中で恋しく思う。〉 思慕する。恋いう。わしく思う。追懐する。かしむ。   (4) 〈(目で見て)素晴らしいと感じる。〉 賞美する。賛美する。味わう。鑑賞する。える。
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コメント (1件)

  1. the teacher
    ・・・当講座に「man-to-man指導」はありませんが、「コメント欄」を通しての質疑応答ができます(サンプル版ではコメントは無効です)

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