▲ | ▼ [1058] なほ【猶・尚】〔副〕
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〈A〉
なほ【猶・尚】
《「直」(何一つ変わったことのない状態)や「等閑」(特に何も手を施さず放っぽらかし)、「直る」(あれこれややこしい状態から、すっと真っ直ぐで平坦な状態に戻る)などと同根語。意味は、直前からの流れに忠実(順接)/反転(逆接)の二種類に分化する。》
〔副〕
(1) 〈(逆接)本来なら転調が予想される場面でなお旧来の調子で事が継続する意を表わす。〉 依然として。相変わらず。それでもなお。なおもまた。なおかつ。やっぱり。 (2) 〈(譲歩)他の可能性を示唆しつつなおある種の結論に帰着する意を表わす。〉 とは言うもののやはり。そうは言っても結局は。何と言っても。 (3) 〈(累加)旧来の事態が、止まることなく進展を続ける意を表わす。〉 更にまた。加えて。ついでに。のみならず。 (4) 〈(類似)旧来の調子や他の何かと変わらぬ意を表わす。〉 同様に。同じく。似たように。そしてまた。 (5) 〈(比況)(漢文訓読調の文章で、「なほ・・・のごとし」の形で)ある物事を、別の物事に例えて形容する。〉 あたかも・・・のごとし。まるで・・・のようだ。ちょうど・・・みたいなものだ。いわば・・・と同じである。
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〔副〕
(1) 〈(逆接)本来なら転調が予想される場面でなお旧来の調子で事が継続する意を表わす。〉 依然として。相変わらず。それでもなお。なおもまた。なおかつ。やっぱり。 (2) 〈(譲歩)他の可能性を示唆しつつなおある種の結論に帰着する意を表わす。〉 とは言うもののやはり。そうは言っても結局は。何と言っても。 (3) 〈(累加)旧来の事態が、止まることなく進展を続ける意を表わす。〉 更にまた。加えて。ついでに。のみならず。 (4) 〈(類似)旧来の調子や他の何かと変わらぬ意を表わす。〉 同様に。同じく。似たように。そしてまた。 (5) 〈(比況)(漢文訓読調の文章で、「なほ・・・のごとし」の形で)ある物事を、別の物事に例えて形容する。〉 あたかも・・・のごとし。まるで・・・のようだ。ちょうど・・・みたいなものだ。いわば・・・と同じである。
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