▲ ♪ ▽ 2 △ ♪♪ <質問箱> [単語集]
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〈A〉とふ【問ふ・訪ふ】
《不明な点を明らかにしようとして対象に向かう意を表わす語。「質問する」・「訪問する」・「見舞う・消息を尋ねる」は現代語からの類推も効き易い。いかにも古語らしい語義には、宗教絡みの「弔問する」と、呪術的な「占う」がある。》
〔他ハ四〕{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}(1)〈答えを知ろうとして相手に聞く。〉質問する。 (2)〈(何か特定の目的をもって)人のいる場所へと向かう。〉訪問する。 (3)〈(病気の人やしばらく会っていなかった相手を)気遣って様子を知ろうとする。(直接の訪問以外の、手紙・贈答品による消息の確認をも含む)〉見舞う。消息を尋ねる。 (4)〈(人の死に際して)故人を偲び、遺族を気遣うために、お悔やみを言いに行く。〉弔問する。 (5)〈呪術的手法によって将来を言い当てようとする。〉占う。
〔他ハ四〕{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}(1)〈答えを知ろうとして相手に聞く。〉質問する。 (2)〈(何か特定の目的をもって)人のいる場所へと向かう。〉訪問する。 (3)〈(病気の人やしばらく会っていなかった相手を)気遣って様子を知ろうとする。(直接の訪問以外の、手紙・贈答品による消息の確認をも含む)〉見舞う。消息を尋ねる。 (4)〈(人の死に際して)故人を偲び、遺族を気遣うために、お悔やみを言いに行く。〉弔問する。 (5)〈呪術的手法によって将来を言い当てようとする。〉占う。
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▲ ♪ ▽ 3 △ ♪♪ <質問箱> [単語集]
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〈A〉とぶらふ【訪ふ】【弔ふ】
《「問ふ」と同源語で、答を相手から得ようとして「質問する」・「訪問する」・「見舞う・消息を尋ねる」の語義では(「訪ふ・弔ふ」の方が主体的探求性がやや強いが)ほぼ同義語。「お悔やみ」の語義は、中世以前は、死者の霊より死者の遺族へのお見舞いの感が強い。》
〔他ハ四〕{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}【訪ふ】(1)〈答えを知ろうとして相手に聞く。〉質問する。 (2)〈(何か特定の目的をもって)人のいる場所へと向かう。〉訪問する。 (3)〈答えを知ろうとして自ら調べ回る。〉調査する。 (4)〈(病気の人やしばらく会っていなかった相手を)気遣って様子を知ろうとする。(直接の訪問以外の、手紙・贈答品による消息の確認をも含む)〉見舞う。消息を尋ねる。 【弔ふ】(5)〈(中世以前)(人の死に際して)遺族を見舞ったり死者に哀悼の意を表したりする。(中世以後)死者の魂を慰めるための宗教的儀式を執り行なう。〉弔問する。哀悼する。追善供養する。
〔他ハ四〕{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}【訪ふ】(1)〈答えを知ろうとして相手に聞く。〉質問する。 (2)〈(何か特定の目的をもって)人のいる場所へと向かう。〉訪問する。 (3)〈答えを知ろうとして自ら調べ回る。〉調査する。 (4)〈(病気の人やしばらく会っていなかった相手を)気遣って様子を知ろうとする。(直接の訪問以外の、手紙・贈答品による消息の確認をも含む)〉見舞う。消息を尋ねる。 【弔ふ】(5)〈(中世以前)(人の死に際して)遺族を見舞ったり死者に哀悼の意を表したりする。(中世以後)死者の魂を慰めるための宗教的儀式を執り行なう。〉弔問する。哀悼する。追善供養する。
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▲ ♪ ▽ 5 △ ♪♪ <質問箱> [単語集] 「古語随想」
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〈A〉ゆかし【ゆかし】
《動詞「行く」の形容詞化。「すぐ近くに行きたい」と思わせるほどに「強く心引かれる魅力がある」という対象の特性に言及する語義と、「見たい・聞きたい・知りたい・読みたい・手に入れたい」など、対象に向けた自分自身の願望に力点を置く語義がある。》
〔形シク〕{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}(1)〈(自身の気持ちについて)魅力的な対象に対し、是非とも深い関係を結びたいと願う意を表わす。〉・・・したい。 (2)〈(対象について)自然に心を引き付ける魅力がある意を表わす。〉心引かれる。
〔形シク〕{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}(1)〈(自身の気持ちについて)魅力的な対象に対し、是非とも深い関係を結びたいと願う意を表わす。〉・・・したい。 (2)〈(対象について)自然に心を引き付ける魅力がある意を表わす。〉心引かれる。
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