▲ ♪ ▽ 9 △ ♪♪ <質問箱> [単語集] 「古語随想」
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〈A〉いみじ【いみじ】
《名詞「忌み」の形容詞化だが、原義たる「聖なるもの・不浄のものを忌避する」感覚は薄く、「極端に悪い」または「極端に良い」という両極端の程度の甚だしさを力説する語なので、脈絡を読んで肯定的/否定的の方向性に応じて訳語を考える必要がある。》
〔形シク〕{じから・じく/じかり・じ・じき/じかる・じけれ・じかれ}(1)〈(しばしば連用形「いみじく」またはウ音便「いみじう」を副詞的に用いて)程度が甚だしいことを示す。〉並々ならず。たいそう。 (2)〈(肯定的に強調する形で)賞賛や喜びの気持ちを表わす。〉素晴らしい。嬉しい。 (3)〈(否定的に強調する形で)困惑・非難・悲嘆・恐怖などの気持ちを表わす。〉大変だ。ひどい。悲しい。恐ろしい。
〔形シク〕{じから・じく/じかり・じ・じき/じかる・じけれ・じかれ}(1)〈(しばしば連用形「いみじく」またはウ音便「いみじう」を副詞的に用いて)程度が甚だしいことを示す。〉並々ならず。たいそう。 (2)〈(肯定的に強調する形で)賞賛や喜びの気持ちを表わす。〉素晴らしい。嬉しい。 (3)〈(否定的に強調する形で)困惑・非難・悲嘆・恐怖などの気持ちを表わす。〉大変だ。ひどい。悲しい。恐ろしい。
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