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〈C〉よになし【世に無し】
《否定的には「死んでしまって既にこの世の人ではない」・「人並み以上の存在として世間で扱われていない」の意で、「世に有り」の対義語となる。その一方で、「世の中に比べものになるものが他に存在しないほど優れている」という強調的賛辞にもなる。》
〔連語〕《よ〔名〕+に〔格助〕+なし〔形ク〕》(1)〈死んでしまって既にもうこの世にいない。〉今は亡き。 (2)〈同じものが他に存在しないほど優れている。〉比類なき素晴らしさだ。 (3)〈一人前の人物ではないとして世間から黙殺されている。〉取るに足らない。
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