べからず【べからず】〔連接語〕

   [1198] べからず【べからず】〔連接語〕

〈B〉 べからず【べからず】
《「禁止」(・・・してはならぬ)、「否定的推量」(・・・のがない)、「打消意志」(・・・するつもりはない)、「不可能」(・・・できぬ)など、脈絡に応じて様々の意となる。中古の「べからず」は漢文訓読調表現で、和文脈では「べくもあらず」や助動詞「まじ」を用いた。》
〔連接語〕 《べし〔助動ク型〕推量+ず〔助動特殊型〕打消》
  (1) 〈(禁止)妥当性を欠く行為として禁ずる意を表わす。〉 ・・・してはならない。・・・すべきではない。   (2) 〈(否定的推量)ある事態の発生可能性が低いだろうとの予測(確信度は様々)を表わす。〉 ・・・のがない。・・・そうにもない。・・・などあり得ない。たぶん・・・ないだろう。   (3) 〈(意志の打消)ある行為を行なう意志がないことを強調する。〉 ・・・するつもりはない。・・・せぬつもりだ。絶対・・・しない。   (4) 〈(不可能)(能力不足や可能性の低さから)ある事態が成立しないであろうとの推量を表わす。〉 ・・・できない。・・・できそうにない。・・・られないだろう。・・・の可能性は低い。
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コメント (1件)

  1. the teacher
    ・・・当講座に「man-to-man指導」はありませんが、「コメント欄」を通しての質疑応答ができます(サンプル版ではコメントは無効です)

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