【のみ】の多くは強調のみ

   [601]  【のみ】の多くは強調のみ
「古文単語千五百Mastering Weapon」 No.【のみ】

 「・・・のみ」は現代語では必ず「・・・だけ。それ以外は何もなし」の限定性を表わすが、古語の「のみ」にはこの種の限定性以外にも「強調・力説」の意味がある・・・’意味がある’というのも皮肉な言い方で、’何の意味もないけど、とりあえず景気付けに付けてるだけ’という「のみ」である。
 例えば「爆睡する」の意味を表わすのに、次のようにやるのが’強調’「のみ」である:
古文)日ひとひ、をのみ寝暮らしたり。
英文)I slept and slept all day.
現代日本語訳)一日中、ひたすら眠りに眠った。
 上では「ひたすら」などと訳してみたが、とにかく「超~~!」って感じの「感覚語’のみ’」なので、訳し方は自由自在・・・「限定性=他のものを除外して、最後に残る唯一のもの=the only one」の意味がなければ、それは景気付けに付けてる「のみ」と思えばそれでよく、訳出にあれこれ気をつかうまでもない語である。

———-

コメント (1件)

  1. the teacher
    ・・・当講座に「man-to-man指導」はありませんが、「コメント欄」を通しての質疑応答ができます(サンプル版ではコメントは無効です)

コメントは受け付けていません。