▲ | ▼ [390] 朝も早ぅから【つと】める人たち
「古文単語千五百Mastering Weapon」 No.526【夙に】
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「古文単語千五百Mastering Weapon」 No.526【夙に】
現代語の「つとに」は、「あなたの御高名はつとに伺っておりました」のような「以前から」の文語として用いられ、「現在と対比して、より早い段階で」の意味となる。古語の「つと」にもこの種の「早期」の意味はあるが、それはむしろ後発型語義であり、原義的には「一日のうちの、早い時間帯=早朝」の意味で用いられた。
この語感は、副詞の「つとに」よりも名詞「つとめて=(翌)朝」に絡めて覚えるほうが得策であろう。
動詞的には「つとむ(勤む)」もまた「早朝出勤・・・して職務に勤しむ朝廷の役人」の連想を生む語である。
副詞に話を戻せば、「つっと」なる「動きの速さ」もまた、その根底に「つと=早い」の響きを感じさせないでもない・・・が、このあたりになるともう多分に恣意的感覚が入ってしまう(副詞なんてのはそんなものだ)から、「’朝’も’はょぅ’から’よくつとめて(翌朝・早朝/勤めて)’働く」の語呂合わせでもってせっせと暗記にいそしむとよろしかろう。
この語感は、副詞の「つとに」よりも名詞「つとめて=(翌)朝」に絡めて覚えるほうが得策であろう。
動詞的には「つとむ(勤む)」もまた「早朝出勤・・・して職務に勤しむ朝廷の役人」の連想を生む語である。
副詞に話を戻せば、「つっと」なる「動きの速さ」もまた、その根底に「つと=早い」の響きを感じさせないでもない・・・が、このあたりになるともう多分に恣意的感覚が入ってしまう(副詞なんてのはそんなものだ)から、「’朝’も’はょぅ’から’よくつとめて(翌朝・早朝/勤めて)’働く」の語呂合わせでもってせっせと暗記にいそしむとよろしかろう。
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