▲ | ▼ [188] 「たまらねー」のが【かなしー】の
「古文単語千五百Mastering Weapon」 No.671【愛し】【悲し・哀し】
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「古文単語千五百Mastering Weapon」 No.671【愛し】【悲し・哀し】
現代ではひたすら「悲しい」ばかりだが、古典時代には「かわいー!」や「すばらしー!」の感慨をも表わした「かなし」は、語源的には「かぬ」につながる語。「耐え<かぬ>=我慢できないーっ!」と考えれば、耐え難いほどの「悲しさ」にも、たまらんほどの「かわいさ」にも、感に堪えぬ「趣深さ」にも通じるその本質がわかるであろう。
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