あり「も」せずと「も」平気だ「も」ん

   [43] あり「も」せずと「も」平気だ「も」ん
「古文単語千五百Mastering Weapon」 No.372【在りも付かず】
 古典係助詞「も」には、無意味な使われ方が多い。「ありもつかず」の「も」もまたその一例であって、これは「ありつく」の否定形「ありつかず」と何一つ意味は変わらぬ語で、「も」が単なる整調語としてのみ機能している例である。
 同様の例は、「うらなし【心無し】→うらもなし」、「ことなし【事無し】→こともなし」、「なにとなし【何と無し】→なにともなし」等にも見られる。

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コメント (1件)

  1. the teacher
    ・・・当講座に「man-to-man指導」はありませんが、「コメント欄」を通しての質疑応答ができます(サンプル版ではコメントは無効です)

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