▲ | ▼ [975] ては【ては】〔連接語〕
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〈A〉
ては【ては】
《前後をつなぐ役割の接続助詞「て」と強調及び順接仮定条件の係助詞「は」の組合せ。語義は、「て」に力点のある用法(動作・作用の反復、順接の整調、付帯状況)/「は」に力点のある用法(順接の仮定条件、恒常条件、順接の確定条件)に分化する。》
〔連接語〕 《て〔接助〕+は〔係助〕》
(1) 〈(動作・作用の反復)「ては」の前後の動作や作用が、相互補完的に繰り返されることを表わす。〉 ・・・たかと思うとまた~。・・・したり~したり。・・・と~の繰り返し。 (2) 〈(順接の整調)前後を順接の関係でつなぐ「て」に、「は」を添えて語調を整える。(意味そのものは「て」に同じ)〉 ・・・て、そして。・・・ては。・・・てから。 (3) 〈(付帯状況)「て」以前の状況の中に於いて、「は」以降の状況が成立していることを表わす。(打消・譲歩の表現とともに用いる)〉 ・・・しつつ。・・・ながら。・・・ては。・・・と同時に。・・・という感じで。・・・てこそ。 (4) 〈(順接の仮定条件)「て」以前の条件が満たされた場合を想定し、予想される帰結を「は」以降で述べる。〉 ・・・なら。・・・たら。もし・・・であれば。仮に・・・だとすると。 (5) 〈(恒常条件)「て」以前の条件が満たされれば、「は」以降の結果が常に生じることを表わす。〉 ・・・すると必ず。・・・するたびに。・・・の時はいつも。 (6) 〈(順接の確定条件)「て」以前の条件が満たされた以上は、「は」以降の帰結が予想されることを表わす。〉 ・・・であるからには。・・・である以上は。・・・たからには。・・・なのだから当然。
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〔連接語〕 《て〔接助〕+は〔係助〕》
(1) 〈(動作・作用の反復)「ては」の前後の動作や作用が、相互補完的に繰り返されることを表わす。〉 ・・・たかと思うとまた~。・・・したり~したり。・・・と~の繰り返し。 (2) 〈(順接の整調)前後を順接の関係でつなぐ「て」に、「は」を添えて語調を整える。(意味そのものは「て」に同じ)〉 ・・・て、そして。・・・ては。・・・てから。 (3) 〈(付帯状況)「て」以前の状況の中に於いて、「は」以降の状況が成立していることを表わす。(打消・譲歩の表現とともに用いる)〉 ・・・しつつ。・・・ながら。・・・ては。・・・と同時に。・・・という感じで。・・・てこそ。 (4) 〈(順接の仮定条件)「て」以前の条件が満たされた場合を想定し、予想される帰結を「は」以降で述べる。〉 ・・・なら。・・・たら。もし・・・であれば。仮に・・・だとすると。 (5) 〈(恒常条件)「て」以前の条件が満たされれば、「は」以降の結果が常に生じることを表わす。〉 ・・・すると必ず。・・・するたびに。・・・の時はいつも。 (6) 〈(順接の確定条件)「て」以前の条件が満たされた以上は、「は」以降の帰結が予想されることを表わす。〉 ・・・であるからには。・・・である以上は。・・・たからには。・・・なのだから当然。
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