▲ ♪ ▽ 1 ♪♪ <質問箱> [古語試験]
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〈A〉
しる【知る】
《「理解する」・「区別する」・「経験する」・「知り合いである」・「男女関係にある」など、意味に広がりがあるが、いずれも英語の”know”の守備範囲と重なる。古語特有の語義としては、「言ひ知らず」(何とも言えず)のように不可能の意を添える補助動詞的用法がある。》
〔自ラ下二〕 {れ・れ・る・るる・るれ・れよ}
(1) 〈(主に否定形の「人知れず」で)他者の知るところとなる。〉 知られる。気付かれる。言い当てられる。ばれる。認識される。
〔自ラ四〕 {ら・り・る・る・れ・れ}
(1) 〈(知識・思考・感覚・想像といった)知力を用いて対象を理解する。〉 わかる。知る。
〔他ラ四〕 {ら・り・る・る・れ・れ}
(1) 〈(知識・思考・感覚・想像といった)知力を用いて対象を理解する。〉 理解する。知る。わかる。 (2) 〈(異なる他の物事との)差を明確に認識する。〉 区別する。それと認める。見分けが付く。峻別する。差別化する。 (3) 〈(伝聞情報としてではなく)直接的に体験して対象の実情を知る。〉 経験する。身をもって知る。実地に体験する。直に見聞きしたことがある。 (4) 〈(非恋愛的関係として)社会的に人と関わる。〉 付き合いがある。関わり合う。親好がある。親しく交際している。知己を得る。 (5) 〈(恋愛の対象として)異性と関わる。〉 男と女の関係にある。付き合っている。恋人同士である。深い仲である。 (6) 〈(人・物に関して)保護・管理の責任をきちんと果たす。〉 世話をする。面倒を見る。責任を持つ。 (7) 〈(下に打消の語を伴って)可能(実質、不可能)の意を表わす。〉 ・・・することができる。・・・し得る。
〔自ラ下二〕 {れ・れ・る・るる・るれ・れよ}
(1) 〈(主に否定形の「人知れず」で)他者の知るところとなる。〉 知られる。気付かれる。言い当てられる。ばれる。認識される。
〔自ラ四〕 {ら・り・る・る・れ・れ}
(1) 〈(知識・思考・感覚・想像といった)知力を用いて対象を理解する。〉 わかる。知る。
〔他ラ四〕 {ら・り・る・る・れ・れ}
(1) 〈(知識・思考・感覚・想像といった)知力を用いて対象を理解する。〉 理解する。知る。わかる。 (2) 〈(異なる他の物事との)差を明確に認識する。〉 区別する。それと認める。見分けが付く。峻別する。差別化する。 (3) 〈(伝聞情報としてではなく)直接的に体験して対象の実情を知る。〉 経験する。身をもって知る。実地に体験する。直に見聞きしたことがある。 (4) 〈(非恋愛的関係として)社会的に人と関わる。〉 付き合いがある。関わり合う。親好がある。親しく交際している。知己を得る。 (5) 〈(恋愛の対象として)異性と関わる。〉 男と女の関係にある。付き合っている。恋人同士である。深い仲である。 (6) 〈(人・物に関して)保護・管理の責任をきちんと果たす。〉 世話をする。面倒を見る。責任を持つ。 (7) 〈(下に打消の語を伴って)可能(実質、不可能)の意を表わす。〉 ・・・することができる。・・・し得る。