▲ ♪ ▽ 1 ♪♪ <質問箱> [古語試験] 「古語随想」
■
〈A〉
よ【世・代】
《竹の「節」(現代では「ふし」だが古語では「よ」)と同音・同発想の語。成長の節目ごとに刻まれるこの「よ」を「時間的区切り」と意識して生じた語が「世・代」で、その根底にあるのは「画期」であって「区画」ではない(=時間系の語であって空間系の語ではない)。》
〔名〕
(1) 〈(人が)生まれてから死ぬまでの間の時間・経験。または、その長さ。〉 一生。寿命。生涯。一代。年齢。齢。 (2) 〈(仏教語)前世(生まれる前の世)・現世(この世)・来世(生まれ変わる世)の三世。または、正法・像法・末法の三つの時代区分。〉 三世。前世。現世。来世。正法。像法。末法。 (3) 〈(歴史的に)特定の支配者(天皇や将軍など)が君臨した時代として、他の時代と区分される時代。〉 ・・・期。時代。治世。年代。御代。世。代。 (4) 〈(社会的に)様々に移り変わる人間世界全般。また、(歴史的に)その時代特有の風潮によって他の時期とは区分される世の中。〉 世間。時勢。世の中。世間。浮き世。社会。風潮。動向。時世。流行。トレンド。 (5) 〈(人・物事が)今の状態とは異なる状態で存在したある特定の時。〉 時期。時節。季節。機会。・・・の折。・・・の際。・・・の時。・・・の頃。 (6) 〈(社会的に)人が置かれた立場の軽重。(経済的に)人の暮らしの状態。〉 境遇。貧福。身の上。身分。時の利。出世運。世の覚え。栄華。暮らし向き。貧富。 (7) 〈(地理・政治的に)人間が暮らす領域。〉 世界。この世。現世。天下。国。 (8) 〈(出家・隠遁した立場の人間から見て)世俗的欲望に満ちた世界、また、その世界の人々やその欲望。〉 俗世間。世俗的欲望。濁世。 (9) 〈(経済学的に)生きるためにしなければならない営みや、その状態。〉 生活。暮らし向き。人生。暮らし。所帯。生計。家計。やりくり。身過ぎ。メシのタネ。仕事。生業。 (10) 〈(世間から見た)社会的な評価や位置付け。〉 世評。名声。評判。評価。権勢。世の覚え。 (11) 〈(愛情の濃淡から見た)男女間の関係の緊密さ。〉 (夫婦)仲。恋人との関係。愛の情熱。恋愛温度。相手への熱意。
〔名〕
(1) 〈(人が)生まれてから死ぬまでの間の時間・経験。または、その長さ。〉 一生。寿命。生涯。一代。年齢。齢。 (2) 〈(仏教語)前世(生まれる前の世)・現世(この世)・来世(生まれ変わる世)の三世。または、正法・像法・末法の三つの時代区分。〉 三世。前世。現世。来世。正法。像法。末法。 (3) 〈(歴史的に)特定の支配者(天皇や将軍など)が君臨した時代として、他の時代と区分される時代。〉 ・・・期。時代。治世。年代。御代。世。代。 (4) 〈(社会的に)様々に移り変わる人間世界全般。また、(歴史的に)その時代特有の風潮によって他の時期とは区分される世の中。〉 世間。時勢。世の中。世間。浮き世。社会。風潮。動向。時世。流行。トレンド。 (5) 〈(人・物事が)今の状態とは異なる状態で存在したある特定の時。〉 時期。時節。季節。機会。・・・の折。・・・の際。・・・の時。・・・の頃。 (6) 〈(社会的に)人が置かれた立場の軽重。(経済的に)人の暮らしの状態。〉 境遇。貧福。身の上。身分。時の利。出世運。世の覚え。栄華。暮らし向き。貧富。 (7) 〈(地理・政治的に)人間が暮らす領域。〉 世界。この世。現世。天下。国。 (8) 〈(出家・隠遁した立場の人間から見て)世俗的欲望に満ちた世界、また、その世界の人々やその欲望。〉 俗世間。世俗的欲望。濁世。 (9) 〈(経済学的に)生きるためにしなければならない営みや、その状態。〉 生活。暮らし向き。人生。暮らし。所帯。生計。家計。やりくり。身過ぎ。メシのタネ。仕事。生業。 (10) 〈(世間から見た)社会的な評価や位置付け。〉 世評。名声。評判。評価。権勢。世の覚え。 (11) 〈(愛情の濃淡から見た)男女間の関係の緊密さ。〉 (夫婦)仲。恋人との関係。愛の情熱。恋愛温度。相手への熱意。