▲ | ▼ [742] さるもの【然る者】【然る物】〔連語〕
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さるもの【然る者】【然る物】
《「然る物」は「そのような物」として直前に述べた物事を具体的に指すが、「然る者」となると、話者の主観や世間的常識に照らして「そういう人物」としているだけで、具体的指示内容が文中に存在せず、「大人物」の意になることさえあるなど、意外な用法が多い厄介な語。》
〔連語〕 《さる〔連体〕+もの〔名〕》
【然る者】 (1) 〈(直前に具体的な指示内容がある/なしにかかわらず)ある人物が(読み手・聞き手にもわかるような)何らかの特性を有していることを表わす。〉 ああいう人。そういう人。そんな人。 (2) 〈(話者の主観的な判断基準に照らして)それなり以上と評価される者。〉 なかなかの人物。大した人物。立派な者。然るべき人。
【然る物】 (3) 〈(「・・・は/をばさるものにて」の形で)直前に述べた事柄に加えて、更に別の何かが加わることを表わす。〉 ・・・は当然として。・・・はもちろんのこと。・・・のみならず更に~。 (4) 〈(「・・・は/をばさるものにて」の形で)直前に述べた事情に納得しつつ、その上で更に別の事情があることを表わす。〉 ・・・なのはもっともだが、その一方で。なるほど確かに・・・ではあるがしかし。 (5) 〈直前に述べた物事を具体的に指す。〉 そのような物事。ああしたもの。その種のもの。
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〔連語〕 《さる〔連体〕+もの〔名〕》
【然る者】 (1) 〈(直前に具体的な指示内容がある/なしにかかわらず)ある人物が(読み手・聞き手にもわかるような)何らかの特性を有していることを表わす。〉 ああいう人。そういう人。そんな人。 (2) 〈(話者の主観的な判断基準に照らして)それなり以上と評価される者。〉 なかなかの人物。大した人物。立派な者。然るべき人。
【然る物】 (3) 〈(「・・・は/をばさるものにて」の形で)直前に述べた事柄に加えて、更に別の何かが加わることを表わす。〉 ・・・は当然として。・・・はもちろんのこと。・・・のみならず更に~。 (4) 〈(「・・・は/をばさるものにて」の形で)直前に述べた事情に納得しつつ、その上で更に別の事情があることを表わす。〉 ・・・なのはもっともだが、その一方で。なるほど確かに・・・ではあるがしかし。 (5) 〈直前に述べた物事を具体的に指す。〉 そのような物事。ああしたもの。その種のもの。
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