▲ | ▼ [317] おどろく【驚く】〔自カ四〕
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〈A〉
おどろく【驚く】
《「音声的刺激に不意に反応する」意を表わす擬音語「おどろ」の動詞化(同音で「草木の茂み/乱れ髪」を意味する「藪・棘」もあるが、「驚く」とは無関係である)。古語では「目を覚めす」・「ふと気付く」の語義が多く、現代語と同じ「びっくりする」の例は少ない。》
〔自カ四〕 {か・き・く・く・け・け}
(1) 〈(不意に)眠りの世界から現実の世界に立ち戻る。〉 目を覚ます。目覚める。眠りから覚める。夢から醒める。起きる。 (2) 〈(今まで気付かなかったものを)突如として意識する。〉 不意に気付く。注意を引かれる。はたと感じる。俄にわかる。翻然と悟る。出し抜けに思う。矢庭に感じる。 (3) 〈(予想していなかった事柄に触れて)感情的に動揺する。〉 びっくりする。仰天する。驚愕する。驚く。びくっとする。はっとする。
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〔自カ四〕 {か・き・く・く・け・け}
(1) 〈(不意に)眠りの世界から現実の世界に立ち戻る。〉 目を覚ます。目覚める。眠りから覚める。夢から醒める。起きる。 (2) 〈(今まで気付かなかったものを)突如として意識する。〉 不意に気付く。注意を引かれる。はたと感じる。俄にわかる。翻然と悟る。出し抜けに思う。矢庭に感じる。 (3) 〈(予想していなかった事柄に触れて)感情的に動揺する。〉 びっくりする。仰天する。驚愕する。驚く。びくっとする。はっとする。
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【驚く】=「alarm:アラーム・目覚まし時計」
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古文業界ではあまりにも有名すぎて今更「言ふべきにもあらず」の感さえあるのが、古語「おどろく」の「不意に目を覚ます」の語義である。現代的な「びっくり仰天」の意味もないではないが、入試ではそんな当たり前の語義はまず出ないし、この種の「現代語と変わらぬ語義」は意識せずとも自然に頭に浮かんでくるのだから、学習者として身構えてかかる必然性はゼロであろう。
やはり、「現代人感覚からすれば意外性あり」&「万一うまく意識に浮かばぬとヤバい」語義こそ警戒してかかる必要があるわけで、「はっ、と目を覚ます」や「不意に気付く」の語義こそが主役なのが「おどろく」・・・その語感は、うつらうつらのまどろみの世界に出し抜けに鳴り響く「目覚まし時計」のそれに近いから、「alarmに驚く」あたりのフレーズで覚えておくとよいだろう。
古文単語の暗記には、語呂合わせにこだわって「オードロぼうキてびっくり目が覚める(ぃゃーぁ、おはよぅリーサちゃん、俺ルパンⅢ世)」のような苦しい展開に持ち込むよりも、英単語の助けなど借りて短いフレーズにまとめちゃう方が得策の場合も多いのだ。
やはり、「現代人感覚からすれば意外性あり」&「万一うまく意識に浮かばぬとヤバい」語義こそ警戒してかかる必要があるわけで、「はっ、と目を覚ます」や「不意に気付く」の語義こそが主役なのが「おどろく」・・・その語感は、うつらうつらのまどろみの世界に出し抜けに鳴り響く「目覚まし時計」のそれに近いから、「alarmに驚く」あたりのフレーズで覚えておくとよいだろう。
古文単語の暗記には、語呂合わせにこだわって「オードロぼうキてびっくり目が覚める(ぃゃーぁ、おはよぅリーサちゃん、俺ルパンⅢ世)」のような苦しい展開に持ち込むよりも、英単語の助けなど借りて短いフレーズにまとめちゃう方が得策の場合も多いのだ。
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