古語試験:意味集団<024>ブロック=[05]


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〈A〉たまふ【賜ふ・給ふ】
《「」+「ふ」(目下の「欲しい」の思いと目上の「やろう」の思いがうまく合致する)に由来するとされる。本動詞/補助動詞双方の用法を持ち、相手を敬う尊敬語(四段活用)の感覚が極めて強い語だが、下二段活用では逆に自分自身卑下する謙譲語となる。》
〔他ハ下二〕{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}〈(上代語)「く」・「もらふ」・「ふ」・「む」の謙譲語。〉頂戴する。 〔他ハ四〕{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}(1)〈「ふ」・「く」の尊敬語。〉下さる。  (2)〈「す」の尊敬語。〉お寄越しになる。  (3)〈(命令形「たまへ」を代用動詞的に用い、「いざたまへ」・「あなかまたまへ」などの形で)軽い敬意を込めた命令の意を表す。〉お・・・なさい。 〔補動ハ下二〕{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}〈(会話文・手紙文の中で、「る」・「く」・「ふ」・「る」の連用形に続けて)謙譲、または丁寧の意を表わす。(地の文の中では用いない)〉・・・でございます。 〔補動ハ四〕{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}尊敬の意を表す。〉・・・なさる

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