いう【優】〔形動ナリ〕

   [113] いう【優】〔形動ナリ〕

〈A〉 いう【優】
「優」の原義は「俳優」=「神前で各種の芸を演じること」で、「戯れ偽り」の語義はここに由来する。が、古語「優」の主たる語義は、同音「」の持つ「豊潤」の語義に発する「優秀」・「優美」であり、「艶」と並んで平安的理想美を代表する語となった。》
〔形動ナリ〕 {なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1) 〈(性格・外見・振る舞い・書・画・音楽などについて)人物の物質的充足や精神的余裕から生まれる美が感じられる。〉 優美だ。優雅だ。上品だ。優しげだ。おっとりしている。自然体の美がある。伸びやかに美しい。あくせくしていない。わざとらしさがない。作り物でない内部からみ出るような美である。   (2) 〈(他者との相対比較上)まさっている。〉 優秀だ。卓越している。勝っている。抜きん出ている。他を圧している。他とはひと味違う。殊勝だ。見上げたものだ。格別だ。   (3) 〈(物質的に)豊かである。〉 潤沢だ。富裕だ。豊潤だ。金持ちだ。豊かだ。   (4) 〈(本気・本物ではなく)かりそめ・いつわりだ。〉 ほんのれだ。冗談だ。うそ偽りだ。
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コメント (1件)

  1. the teacher
    ・・・当講座に「man-to-man指導」はありませんが、「コメント欄」を通しての質疑応答ができます(サンプル版ではコメントは無効です)

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