古語試験:意味集団<094>ブロック=[05]


   1   ♪♪ <質問箱> [単語集] 「古語随想」
〈A〉まほ【真秀】【真面】
《稲穂・山の峰など、物理的突出部の意の「穂」を抽象優秀性に転じた「秀」に、「真」を付けて「完璧」の意とした語。「真帆」(帆船が真正面から風を受け止めること)の類推によると思われる「真正面から受け止め、直接的」・「いい加減でなく本格的」の語義もある。》
〔名・形動ナリ〕{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}【真秀】(1)〈(「片秀」の対義語)完全に整っていて、欠点を見出せないさま。〉完璧だ。  【真秀・真面】(2)〈(「真帆」の類推か?)いい加減なものではなく、本式なものであるさま。〉本格的だ。  【真面】(3)〈(「真帆」の類推から)真正面から物事を受け止めるさま。〉直接的だ。

———-

   2  ♪♪ <質問箱> [単語集] 
〈A〉かたほ【片秀・偏】
《「真秀」の表わす外面的美しさの対義語としての「(主に女性の器量が)不細工だ」、類音語「片端」の類推と思われる「不完全だ」の語義を持つ。》
〔形動ナリ〕{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}(1)〈(「片端」の誤読か?)どこかに欠けた部分があって、完全状態とは思われないさまを表わす。〉不完全だ。  (2)〈(「真秀」の対義語として、主に性の)顔立ちが見た目に美しくないことを表わす。〉不器量だ。

———-

   3  ♪♪ <質問箱> [単語集] 「古語随想」(NO SAMPLE)・・・正規版でのみ御覧いただけます

    4  ♪♪ <質問箱> [単語集] 「古語随想」(NO SAMPLE)・・・正規版でのみ御覧いただけます

コメントは受け付けていません。