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古文学習総合システム『扶桑語り』学習上の指針
詳しく知りたければ→  受講したくなったら→  疑問等あらば→ 
・・・「ふさうがたり(01~22)」の学び方について、以下の過程を踏まえれば古文単語も助動詞も助詞も係り結びも何もかも完璧に効果的に楽しみながら身に付くこと間違いなし、という一例を紹介しておく:

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最も根源的な問題 ・・・『扶桑語り』をいきなり読むべきか?
その前に『古文・和歌マスタリング・ウェポン』を学んでおくべきか?
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・・・<『古文・和歌マスタリング・ウェポン』を一通り学んでから『扶桑語り』を順繰りに読んで行く>のが正解・・・どの道『扶桑語り』22編を履修した後で『古文・和歌MW』を再び読んで要点整理を行なうことになるのだが、事前にまず一通り読んでおいたその上で膨大な擬古文(扶桑語り)読解作業を経た後の駄目押しとしての(古文・和歌MW)復習作業は、効果絶大なはずだから。
・・・いきなり『扶桑語り』から読み始めて『古文・和歌マスタリング・ウェポン』はその後で初学習、というやり方は、受験までの日数が少ない受験生の場合のみにしておくのがよい・・・受験までいよいよ切迫しちゃった段階で学び始めた受験生の場合は『古文・和歌MW』だけ読んで『扶桑語り』など飛ばしてしまう、というのが現実的なやり方になるだろう。
・・・なお、『古文単語1500マスタリング・ウェポン』の方は、『扶桑語り』を順繰りに読みつつ各編登場順の『古文単語1500MW(A・B・C水準語)』をその都度履修して行けばよいので、同一内容を(意味グループ別編成の)『古文単語1500MW』で再確認する作業は(余程時間と精神に余裕のある受験生以外は)せずともよろしい。

・・・ということで、その『扶桑語り』の学び方の具体的手順(のいくつも考え得るもののうちの一部)を以下に示しておこう:

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最高に勤勉な学習者の下準備
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・・・『扶桑語り』目次(_repertoire.html)から:
 1)<新出重要古語=**/1500>を開き、当該エピソードで初登場する入試重要古文単語を(3~4日ほどかけて)暗記する。
 2)<古語テスト>を開き、暗記した入試重要古文単語の理解度に(半日~1日で)磨きをかける。
 3)<英古精髄>を開き、当該エピソードで初登場する「助動詞」&「助詞」の用法を事前にチェックしておく。
・・・と、ここまでの下準備をきちんと整える余裕があればまさに理想的ながら、時間その他の制約がある学習者の場合、上記1)~3)の過程は「予習」ではなく「復習」用の課題としてもらえればよく、一般には以下の4)以降から学習開始してもらってよい:



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普通の学習法
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・・・『扶桑語り』各エピソード7枠フレーム(_7_frame.html)内で:
 4)中央大窓に「総かながき古文」が表示された状態で、[文章番号]を押して当該文章が画面最上部に来るようにし、マウスカーソルは中央大窓の外に出しておく。
 5)ぜんぶひらがなのこぶんをよんでかんじのあてじをかんがえる。
 6)全部平仮名の古文を読んで漢字の宛字を考え付いてから、左上窓の「漢字仮名交じり古文」を見、自分の考え付いた宛字の妥当性を検証する。
 7)中央大窓の最上部に表示された「総かながき古文」をじっくり読み、その現代日本語訳・解釈を考える・・・思考過程で意味不明の語(または、わかってるけど一応確認したい語)があれば、マウスカーソルを合わせると、当該脈絡に於ける語義がポップアップヘルプの形で浮き出る(&ブラウザで表示可能な設定になっておれば最下部ステータス行にも表示される)ので、参考にする:更にその語の全語義まで確認したくなったら、当該語上でクリックすれば、右窓の「古語辞典」にズラリと表示されるので、随時vocabulary-building(ボキャビル)を繰り広げながら読み進む。
 8)中央大窓の「総かながき古文」に関する自分なりの解釈が完成したら、右上窓の「現代日本語訳」と照合して間違いがないかどうか確認する。
 9)自分なりの現代日本語訳&照合チェックを終えたら、下右窓の「品詞分解構造図」を見、バラバラに羅列された見出語の「活用」・「接続」・「係り結び(<係り結び招請語句は特に赤地に青文字>で目立たせてある)」の形が正しく整うよう注意しながら、中央大窓の「総かながき古文」と同じ語形になるよう読み上げてみる(・・・学習上のパートナーが側にいれば、自分の読み上げる品詞分解逆成古文と「総かながき古文」のズレをチェックしてもらうとよい)。
10)英語が好きな学習者なら、優雅に紅茶など飲みつつ左下窓「English translation」を音読してみるのもよい・・・が、一般日本人は下左窓(の表層部)は軽く無視してよろしい。



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入試特化型学習法
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・・・『扶桑語り』各エピソード7枠フレーム(_7_frame.html)内で:
11)右上窓「現代日本語訳」(黒地に白文字)の枠内で、左端の「@(アットマーク)」をクリックして中央大窓表示に変更し、画面最上部にある[制御盤表示]を押す。
12)各[文章番号]ごとの[珍論/正論]ボタンを押すと、最上部に、その古文で問題になりそうな箇所に関する設問(基本的に、現代日本語訳形式)が出題されるので、自分なりの解答をまとめ上げて(紙やワープロ画面上に)書き出してみる。
13)自分なりの答案が仕上がったら、当該問題の正解とその考え方を「*マホ」論で確認する。正論そのものでグウの音も出ない人も多かろうが、このぐらい徹底した思考・行動が反射的に取れるようになれば、入試常勝は保証されたようなものである。
14)堅苦しい受験勉強の息抜きがほしければ「*カタホ」論を見て、あまりのアホさ加減に腹を抱えるなり、御下品すぎる下ネタに眉をしかめるなりしてくれればよい・・・が、カタホ君とのお付き合いが主たる愉しみになっているようでは君の受験生活の前途は暗い;ので、程々に。
15)「入試出題者の狙い目」確認作業が済んだら、次は「入試重要古文単語」の再チェックのために、下右窓の「品詞分解構造図」画面の「@(アットマーク)」をクリックして中央大窓表示に変更し、画面最上部にある[制御盤表示]を押す。
16)各[文章番号]ごとの[古語試験]ボタンを押すと、その文章内で初登場した「大学入試重要古語(A・B・C水準)」の語源・語釈・訳語(1語決め打ち)・用言活用表が、所々「赤ベタ隠し」の形で表示される・・・その隠れて見えない部分が即答出来ないようでは、諸君の古文単語力はまだまだ未熟である;から、十分習熟するまで何十回でも挑んでほしい(・・・各見出語の上をクリックすれば、右窓「古語辞典」にその全容が表示されるので、答え合わせ用orアンチョコとして随時利用してもらえばよい)
17)「古語試験」の次は、当該古文で初登場した「助動詞」・「助詞」の用法の再チェックのために、下左窓の「現代英文訳」画面の「@(アットマーク)」をクリックして中央大窓表示に変更し、画面最上部にある[制御盤表示]を押す。
18)各[文章番号]ごとの[英古精髄]ボタンを押すと、その文章内で初登場した「助動詞」及び「助詞」の活用表・接続・意味・英訳・例文・その他諸々の解説が表示される・・・が、これらはあくまでも当該文章で初出の用法のみに限定してある。
19)当該「助動詞」・「助詞」の全用法について確認する場合、見出語クリックすれば右枠「古語辞典」内に表示される。更に、当該用法の文中に於ける具体的使用例まで確認したくなったら、右枠「古語辞典」見出語左端の「@(アットマーク)」を押せば中央大窓表示に切り替わり、画面下方に各用法ごとの『扶桑語り』内登場例文がズラリ列挙される(当該<助動詞><助詞>は赤文字表示されて目立つようになっている)ので、確認しつつ理解を深めてほしい・・・@「物語名」[文章番号]をクリックすれば、その物語&例文表示へと一気にジャンプする・・・ズラリ並んだ例文部がわずらわしければ、当該「助動詞」・「助詞」の(用法番号)のクリックで表示/非表示が切り替わる・・・元の表示に戻したければ、中央大窓以外のいずれかの窓から、戻り先として希望する[文章番号]をクリックすればよい



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雑学読み物的楽しみ方
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・・・『扶桑語り』各エピソード7枠フレーム(_7_frame.html)内で:
20)時間と脳味噌に余裕のある人は、更に、左上窓の「漢字仮名交じり古文」画面の「@(アットマーク)」をクリックして中央大窓表示に変更し、画面最上部にある[制御盤表示]を押し、各文章ごとに気紛れに書き散らされた作者による[古語随想]を開いて読んでもらえると、それなりの発見や知的成長があるだろう・・・が、受験生にとってこれは必須の作業ではない;あくまで知的余力ある人向けの余録と思ってもらえればよい。



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復習作業
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・・・『扶桑語り』目次(_repertoire.html)から:
21)以上4)~20)の過程を終えたら、既習内容の確認のために、1)~3)の過程を随時繰り返す。
22)全22講座の全て(または、大部分)が終わったなら、『扶桑語り』目次(_repertoire.html)から「新出助動詞=**/37」及び「新出助詞=**/77」を開き、各助動詞/助詞の「全用法」まとめてドサッと掲載された解説と真正面から取り組んでその全容を体系的に脳裏に刻み付ける作業を(一度や二度でない回数)経て、真の古文読み達人への道を歩んでもらいたい。



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通学・通勤・デートのお伴に
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23)『扶桑語り』目次(_repertoire.html)からは、各エピソードごとの「総かながき古文+現代日本語訳+新出重要古語ABC水準総覧」の「古現語PDF本」がダウンロードor印刷可能である・・・ネット接続されたコンピュータの前でしか学べないのはイヤだ、いつでもどこでも『扶桑語り』で勉強したいんだ、という態度の怠惰とは無縁の学習者諸君は、どうぞ好きなだけ紙本印刷して、学生鞄の中に一部;ベッドサイドに一部;便所に一部;お出かけ用トートバッグに一部と、いつでもどこでも『扶桑語りづくし』生活の小道具として活用していただきたい(が、間違ってもこの「本」を営利目的or仲間受け目的or異性にモテたい目的等の不純なる非勉学的目的のために悪用せぬようお願いしておく)。





・・・以上は、あくまでも『扶桑語り』の学び方の一例である。通り一遍の浅い教材ではないのだから、学習者の工夫次第で様々なやり方があるはずだし、賢く学ぶ者と漫然と触れているだけの者との間にはそれなりの差が付くのが『扶桑語り』のような本物の教材の奥深さであるから、各人各様の個性的な使い方で存分な成果を上げてほしい:約束事として禁じられている活用法以外なら、『扶桑語り』をどう活かすかは、すべて学び手次第である。

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上記の説明を踏まえ、見本版(エピソードNo.01)で学んでみたくなった人は、
ここをクリック!→見本版01)「ゆめにねぶるむすめ」
・・・『扶桑語り』について・・・
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