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《扶桑語り》


作品内登場語句
全語義


















































--- 凡例 ---
表記方法は以下の通り:
〈重要度〉かなよみ【漢字読み】〔品詞〕(語義番号)〈語義解説〉現代語訳
-〈重要度〉について-
大学受験・古文読解に重要な古語を:
〈A〉=最重要(要暗記)
〈B〉=中堅語(暗記推奨)
〈C〉=最上級語(高度の教養人/最難関入試には暗記必須)
・・・とし、それ以外を:
無印語(=〈A〉〈B〉〈C〉表記なし)とした。
-《構成要素》-
〔連語〕及び〔連接語〕(1語扱いが妥当なほど連動性の高い〔連語〕)については、その《構成要素》をも示した。
-例文-・・・@をクリックすると中央大窓にその語を含む例文が表示される。
◆のある語はクリックでその語源情報参照可能。









































__あいぎゃうづく【愛敬付く】
〔自カ四〕
{か・き・く・く・け・け}
  (1)〈(現在の状態として)顔形・仕草などに、女性らしい魅力がある。〉可愛らしい。 愛くるしい。キュートだ。  (2)〈(成長過程で)次第に女性的な魅力が備わってくる。〉女らしくなる。 可愛らしくなる。魅力的になる。
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〈A〉あいなし【あいなし】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(主観的に)興味・関心を引かれない。〉気に入らない。 気に食わない。好きになれない。面白くない。興味がない。つまらない。意に沿わない。  (2)〈(理に照らして)間違っている。〉不当だ。 理不尽だ。無茶だ。よろしくない。筋違いだ。お門違いだ。  (3)〈(連用形「あいなく」やウ音便「あいなう」の形で、副詞的に)程度がはなはだしいさまを表わす。〉無闇に。 やたらと。ひどく。わけもなく。法外に。やけに。べらぼうに。
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〈C〉あえか【あえか】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(触れれば崩れ落ちそうな)頼りなさそうな感じ。〉はかなげだ。 華奢だ。か弱い。もろい。頼りなげだ。
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〈A〉あからさま【あからさま】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈永続的・恒久的なものでないさま。〉一時的だ。 かりそめだ。しばしの間だ。ちょっとの間だけだ。  (2)〈(「あからさまにも」の形で、下に打消の語を伴い)否定の意味を強調する。〉全然・・・ない。 全く・・・ない。これっぽっちも・・・ない。ちっとも・・・ない。・・・だなんてとんでもない。  (4)〈(近世語)確実で疑う余地がないさま。〉明白だ。 明確だ。明瞭だ。歴然としている。はっきりしている。間違いない。疑うべくもない。
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〈B〉あげつらふ【論ふ】
〔他ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈事の是非を巡って他人と話し合う。〉論争する。 議論する。言い争う。討論する。
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〈B〉あさなゆふな【朝な夕な】
〔副〕
  (1)〈時間帯を問わず常に。〉朝夕。 朝晩。いつもいつも。四六時中
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〈B〉あたら【惜】
〔副〕
  (1)〈価値あるものが、正当に扱われないことや、失われてしまうことを、惜しむ気持ちを表わす。〉勿体なくも。 惜しくも。残念にも。  
〔連体〕
  (1)〈不当に低評価の物事や、消え去るのが惜しまれる物事に付ける。〉折角の。 惜しむべき。もったいない。立派な・・・なのに。
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〈A〉あながち【強ち】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(他者の意向を顧慮する余裕もなく、自分の思惑だけで事を運ぼうとして)他者の不興を買うさま。〉強引だ。 無理矢理だ。一方的だ。身勝手だ。なりふり構わない。  (2)〈(自分がいかに必死かを主張するかのごとく)一つのことに執心するさま。〉一途だ。 ひたむきだ。情熱的だ。まっしぐらだ。ぞっこんだ。  (3)〈(非難に値するほどに)適正水準を逸脱しているさま。〉あんまりだ。 ひどい。度を超している。・・・にもほどがある。  (4)〈(下に打消・反語の表現を伴い「あながちに」の連用形で)全面的に否定すべきでないことを表わす。〉一概に・・・ない。 必ずしも・・・ない。  
〔副〕
  (1)〈(下に打消の表現を伴い「あながち」の副詞形で)全面的に否定すべきでないことを表わす。〉一概に・・・ない。 必ずしも・・・ない。  (2)〈(下に打消・禁止の表現を伴い「あながち」の副詞形で)強い禁止を表わす。〉決して・・・するな。 めったなことで・・・するな。
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__あにぎみ【兄君】
〔名〕
  (1)〈年長の男の兄弟に対する敬称。〉兄上。 兄君。兄者。御兄様。
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〈B〉あはす【合はす】
〔他サ下二〕
{せ・せ・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈別々のものを一つにまとめる。〉合わせる。 まとめる。合体させる。寄せ集める。  (2)〈状況に適合するように調整する。〉釣り合わせる。 調和させる。合致させる。調合する。うまくまとめる。  (3)〈他者の演奏や詩文に調子を合わせて自らも演奏・詩作をする。また、楽器を調音する。〉調子を合わせる。調律する。 合奏する。相手に合わせる。ハモる。ジャムる。調音する。チューニングする。  (4)〈(運命または人為で)ある事態に遭遇させる。〉・・・に遭遇させる。 ・・・な目にわせる。・・・に出くわすようし向ける。  (5)〈男女を夫婦にさせる。〉めあわせる。 結婚させる。婚姻関係にする。  (6)〈見た夢の内容から、吉凶を判断する。〉夢占いをする。 夢解きをする。夢判断をする。  (7)〈(歌合はせなどの競技で、参加者どうしを)対抗させて勝敗を決める。〉競わせる。 対抗させる。張り合わせる。対決させる。黒白を付けさせる。  (8)〈(動詞の連用形に付いて、補助動詞的に)複数のものが同時、または、相互に何かをするさまを表わす。〉一緒に・・・する。お互い・・・し合う。 一斉に・・・する。みんなで・・・する。
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〈A〉あふ【合ふ・会ふ・逢ふ・婚ふ】
〔自ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈(別々のものが)一ケ所に集まる。〉集合する。 融合する。重なる。一つになる。  (2)〈(異なるものどうしが)ぴたりとうまく合う。〉調和する。 合致する。適合する。釣り合う。相応しい。お似合いだ。うってつけだ。・・・にう。  (3)〈(偶然または約束して)人・物事に会う。〉出会う。 出くわす。遭遇する。対面する。面会する。顔合わせする。  (4)〈(夫婦または恋人どうしとして)男と女が結ばれる。〉結婚する。肉体関係を持つ。 男女の関係になる。りを結ぶ。  (5)〈(敵どうしとして)対面する。〉張り合う。 対抗する。立ち向かう。向き合う。競う。争う。  (6)〈(動詞の連用形に付いて、補助動詞的に)共に何かを行なう意を表わす。〉一緒に・・・する。 互いに・・・し合う。一斉に・・・する。  
〔他ハ下二〕
{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}
  (1)〈複数のものを一つにする。〉合わせる。 混ぜる。一緒にする。まとめる。
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〈A〉あやなし【文無し】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(対象に規則性や秩序がないため)論理的に納得できない。〉わけがわからない。 筋が通らない。不可解だ。非論理的だ。  (2)〈(物事の存在や行動に関して)正当な理由・根拠・意味・目的が見出せない。〉無意味だ。 いわれがない。つまらない。詮無きことだ。・・・してもしょうがない。
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〈A〉あやにく【生憎】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(自然現象・出来事などについて)予想・期待に反して、時機・状況が悪い。〉あいにくだ。 が悪い。都合が悪い。具合が悪い。折りが悪い。  (2)〈(人為的行動について)予想・期待に反して、あまりにひどい、または、程度がはなはだしい。〉意地悪だ。やり過ぎだ。 厳しい。無慈悲だ。何もそこまでしなくてもよさそうなものを。  
〔副〕
  (1)〈時機・場合がよくないことを表わす。〉残念ながら、ちょっと。あいにく。折悪しく。
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__あやぶむ【危ぶむ】
〔他マ下二〕
{め・め・む・むる・むれ・めよ}
  (1)〈(他者を)危ない、あるいは苦しい状況に陥れる。〉危うくする。 危機に追いやる。苦境に立たせる。追い詰める。  
〔他マ四〕
{ま・み・む・む・め・め}
  (1)〈(思わしくない状況を)心の中で重苦しく思う。〉懸念する。 心配する。危ぶむ。思い悩む。
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__あらはる【現る・顕る】
〔自ラ下二〕
{れ・れ・る・るる・るれ・れよ}
  (1)〈(今まで隠れていた物事が)目に見える場所に出てくる。〉表に出る。 わになる。露出する。  (2)〈(今まで隠していた物事が)他者の知るところとなる。〉露見する。 表沙汰になる。ばれる。  (3)〈(神仏や物の怪などの)超自然的な存在が世に現れる。〉出現する。 顕現する。出る。  (4)〈(薬や神仏の霊験などが)期待通りの効き目を現わす。〉効く。 効能が現われる。ものを言う。
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〈C〉あらます【あらます】
〔他サ四〕
{さ・し・す・す・す・せ}
  (1)〈将来の事柄に思いを巡らす。〉思い描く。 予想する。計画する。見積もる。期待をかける。
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〈A〉あらまほし【有らまほし】
〔連接語〕《あり〔自ラ変〕+まほし〔助動シク型〕希望》
  (1)〈(自身の願望を表わして)そうあることが望ましい。〉・・・でありたい。 ・・・であってほしい。・・・が望ましい。  
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈(対象への評価を表わして)望ましい。〉理想的だ。 申し分ない。好ましい。言うことがない。
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__あり【有り・在り】
〔自ラ変〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(有形・無形の生物・無生物が)(特定の場所に)(ある特定の状態で)(一時的・恒常的に)存在する。〉居る。 在る。存在する。居合わせる。住む。暮らす。  (2)〈(死なずに)この世に存在している。〉生きている。 無事である。存命だ。健在だ。息災だ。  (3)〈(時間を表わす名詞や「やや」などの副詞とともに用いて)時間が経過する。〉時が経つ。 間がある。  (4)〈(「世にあり」の形で)社会・経済的に優勢である。〉繁栄する。 隆盛である。羽振りが良い。  (5)〈(「心あり」・「声あり」などの形で)その面に於いて優れている意を表わす。〉・・・にでる。 ・・・が優れている。・・・に於いて卓越する。  (6)〈(「名詞+あり」の形で)そのような特性を有している意を表わす。〉・・・(的特質)を持ち合わせている。 ・・・の持ち主だ。・・・がある。  (7)〈(「とあり」の形で)そのようなものとして表現・発言する意を表わす。〉・・・という。 ・・・と書く。・・・とむ。・・・と言う。・・・と答える。  
〔補動ラ変〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(形容詞・形容動詞の連用形、助動詞「ず」・「べし」などの連用形、副詞「く」・「然(しか/さ)」、接続助詞「て」・「つつ」などの下に付いて)ある状態で存在している意を表わす。〉・・・状態である。 ・・・である。・・・ている。・・・であり続ける。  (2)〈(断定の助動詞「なり」・「たり」の連用形「に」・「と」に付いて)断定の意を表す。〉・・・である。 ・・・だ。・・・なのだ。  (3)〈(中古末期以降)(尊敬の意や「御」を語頭に含む名詞の下に付いて)敬意を添える。〉お・・・なさる。 ・・・される。
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__ありけり【ありけり】
〔連接語〕《あり〔自ラ変〕+けり〔助動ラ変型〕過去》
  (1)〈(伝聞過去)(自身が直接体験していない過去の物事・事態について)かつて存在した意を表わす。〉あった。 居た。存在した。  (2)〈(気付き)(以前から存在していたが、気付かずにいた物事について)その存在を今更のように認識したことを、詠嘆の意を込めて述べる。〉思えば・・・だったのだなあ。 ああ・・・だったか。そうか・・・なんだ。  (3)〈(過去からの継続)過去から現在に至るまで常に存在し続けてきた意を表わす。〉・・・てきた。 ・・・ていた。ずっと・・・た。  (4)〈(引用)(直前の発言を受けて)そのような発言・事実があったことを伝聞の形で述べる。〉・・・ということだった。 ・・・と言った。・・・なのだという。・・・だそうな。
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__ありさま【有り様】
〔名〕
  (1)〈(人や物事の)存在している状態。〉様態。 様子。有様。姿。  (2)〈(人の置かれた)社会的な状況。〉境遇。 境涯。身分。立場。位置付け。ポジション。
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__ありなむ【有りなむ・在りなむ】
〔連接語〕《あり〔自ラ変〕+ぬ〔助動ナ変型〕完了+む〔助動マ四型〕推量》
  (1)〈(物事・事態が)確実に存在するだろうとの推測を表わす。〉きっとあるだろう。 あるに違いない。あるだ。  (2)〈直前に述べられたような状態で問題はないとの判断を表わす。〉・・・でよかろう。 ・・・で問題なかろう。
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〈C〉ありもつかず【在りも付かず】
〔連語〕《あり〔自ラ変〕+も〔係助〕+つく〔自カ四〕+ず〔助動特殊型〕打消》
  (1)〈(経過時間の短さ、同居人との緊張関係、その他の理由から)特定の住処馴染めない。〉落ち着かない。 住み慣れない。場違いな感じだ。  (2)〈(特定の状況に)適合・習熟できない。〉しっくりこない。 慣れない。馴染めない。似合わない。浮き足立っている。そわそわしている。
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__あるまじ【有るまじ】
〔連接語〕《あり〔自ラ変〕+まじ〔助動シク型〕打消推量》
  (1)〈(存在・事態について)極めて強い否定的確信を表わす。〉あるがない。 あり得えない。  (2)〈(道義的観点から)極めて強い抵抗感を表わす。〉言語道断の。 あってはならない。けしからぬ。あるまじき。とんでもない。
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__あわ【泡・沫】
〔名〕
  (1)〈気体を含んで水面上で膨らんだ丸い玉。また、浮かんではすぐに消え去るい存在の例え。〉水の泡。 水泡。あぶく。バブル。
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__あを【青】
〔名〕
  (1)〈黒と白の間の中間の漠然とした色(緑・・水色など)。〉青色。  (2)〈(「青毛」の略)のある青味がかった黒い馬の毛色。また、その毛色をした馬。〉青毛馬。  
〔接頭〕
  (1)〈年齢や熟成度が足りないことを否定的に表わす語。〉青臭い。 若輩の。未熟な。半熟の。駆け出しの。
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〈A〉いう【優】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(性格・外見・振る舞い・書・画・音楽などについて)人物の物質的充足や精神的余裕から生まれる美が感じられる。〉優美だ。 優雅だ。上品だ。優しげだ。おっとりしている。自然体の美がある。伸びやかに美しい。あくせくしていない。わざとらしさがない。作り物でない内部からみ出るような美である。  (2)〈(他者との相対比較上)まさっている。〉優秀だ。 卓越している。勝っている。抜きん出ている。他を圧している。他とはひと味違う。殊勝だ。見上げたものだ。格別だ。  (3)〈(物質的に)豊かである。〉潤沢だ。 富裕だ。豊潤だ。金持ちだ。豊かだ。  (4)〈(本気・本物ではなく)かりそめ・いつわりだ。〉ほんのれだ。 冗談だ。うそ偽りだ。
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〈C〉いかさま【如何様】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(しばしば不審・困惑を伴いつつ)状態・行為についての疑問の意を表わす。〉どのように・・・か。 どんな具合か。どう・・・だというのか。  
〔副〕
  (1)〈(多く下に推量の表現を伴って)確実な予想を表わす。〉きっと。 確かに。間違いなく。どう見ても。  (2)〈(下に意志・希望の表現を伴って)強い決意・願望を表わす。〉何としても。 どうしても。是非とも。どうにかして。きっと。絶対に。必ずや。  
〔感〕
  (1)〈相手の言葉に同意する意を表わす。〉いかにも。 ごもっとも。なるほど。確かに。ええ、そうですね。
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〈A〉いかで【如何で】
〔副〕
  (1)〈(疑問)(様態に関し)疑う意を表わす。〉どのようにして・・・か。 いかに・・・だろうか。どう・・・したものか。  (2)〈(反語)(様態に関し)疑問の形を取りつつ、実質的に否定の意を表わす。〉どうして・・・なものか。 ・・・ないではないか。  (3)〈(願望・意志)(「じ」・「てしがな」・「にしがな」・「ばや」・「まほし」などの語句を伴い)(いかなる手段を用いてでも)そうしたいと強く望む意を表わす。〉是非とも。 何とかして。どうにかして。何としても。何が何でも。
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〈B〉いくばく【幾許】
〔副〕
  (1)〈数量・程度に関する疑問の意を表す。〉どのくらい。 どの程度。どんなに。どれほど多く。  (2)〈(下に打消・反語の表現を伴って)数量・程度がそれほどでもないことを表わす。〉いくらも・・・ない。 それほど・・・ない。たいして・・・ない。・・・と言ってもたかが知れている。
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〈A〉いさむ【諫む】【禁む】
〔他マ下二〕
{め・め・む・むる・むれ・めよ}
【禁む】
  (1)〈(権威・強制力を伴って)相手の行動を差し止める。〉禁止する。 抑止する。制止する。引き留める。
  【諫む】
  (2)〈(道理に照らして)相手に、その行動の不当性を訴える。〉忠告する。 教えす。意見する。訓戒を垂れる。いさめる。諫言する。悔い改めるよう促す。
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〈C〉いさや【いさや】
〔副〕
  (1)〈確信がないこと、または、相手への不賛同の気持ちを表わす。〉さあ、どうでしょうか。 そうですかねえ。うーん・・・。  
〔感〕
  (1)〈よくわからない時、あるいは、相手をはぐらかしたい時の応答語。〉いえ、まあ。 いや、どうも。えぇと・・・。
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〈A〉いたはし【労し】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈(自分自身が、病気や怪我で)苦痛を感じる。〉苦しい。 痛い。苦痛である。  (2)〈(自分自身が、心遣い・尽力して)苦労する。〉骨が折れる。 一苦労である。心労が多い。気苦労が絶えない。楽じゃない。しんどい。きつい。辛い。  (3)〈(病気の者や弱小な者に対して)大事にしたい気持ちになる。〉大切にしたい。 いたわりたい。いとおしい。世話してやりたい。守ってあげたい。  (4)〈(苦境にあえぐ他人に同情して)心が痛む。〉気の毒だ。 痛ましい。辛い。可哀想だ。哀れだ。不憫だ。見ちゃいられない。
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__いづかた【何方】
〔代名〕
  (1)〈方向・場所に関する疑問の意を表わす。〉何処。 どちら。どのり。どのへん。どこらへん。  (2)〈複数の物事のうちの、どれを指すかに関する疑問の意を表わす。〉どっち。 どちら。どれ。  (3)〈特定不可能な人物に関する疑問の意を表わす。〉誰。 どの人。どなた。どちら。どいつ。
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〈C〉いつしか【何時しか】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈事態の発生・展開があまりに早すぎるのを危ぶんで言う。〉時期尚早だ。 早くも・・・とは。あれよあれよという間に・・・だ。  
〔副〕
  (1)〈事態の発生時期を単純に予測する。〉いつ・・・だろうか。 ・・・するのはいつのことだろうか。  (2)〈事態の発生を待望する気持ちを表わす。〉早く・・・ないものか。 ・・・が待ち遠しい。まだ・・・ないのかなあ。  (3)〈(既に発生した事態について)ずいぶん早かった、または、気付かなかった、の気持ちを表わす。〉早速。いつの間にか。 早くも。すぐに。知らぬ間に。気付かぬうちに。
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__いでく【出で来】
〔自カ変〕
{こ・き・く・くる・くれ・こ/こよ}
  (1)〈(内から外へと)場所を移す。〉出て来る。 出現する。  (2)〈(今まで存在しなかったものが)存在し始める。〉発生する。 生起する。生じる。起こる。始まる。誕生する。  (3)〈(継続的に行なってきた物事が)完全な水準に到達する。〉出来上がる。 仕上がる。完成する。
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〈A〉いと【いと】
〔副〕
  (1)〈(主に形容詞・形容動詞・副詞を修飾して)程度がだしいさまを表わす。〉とても。 非常に。たいそう。大いに。それはもう。本当に。全く。実に。  (2)〈(下に打消の語を伴って)程度がはなはだしくないことを表わす。〉それほど・・・ない。 あんまり・・・ない。たいして・・・ない。さほど・・・ない。さして・・・ない。
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〈A〉いとけなし【幼けなし・稚けなし】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(年齢的に、または、実年齢に比して行動・精神が)幼い。〉幼少だ。子供っぽい。 年少だ。幼い。あどけない。幼稚だ。ガキっぽい。
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〈A〉いとど【いとど】
〔副〕
  (1)〈程度がますますだしくなるさま。〉いよいよ。 ますます。一層。  (2)〈(「いとど+形容詞・形容動詞」の形で)最初から存在していた状況が、ある事態が加わることで更にその度を増して行くさま。〉そうでなくても・・・だというのに。 ただでさえ・・・なのに。元来の・・・に更に輪を掛けて。  (3)箇条書き的に陳述を加えて駄目押しする語。〉その上。 加えて。更にまた。ついでにまた。もひとつおまけに。
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〈C〉いとどし【いとどし】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈程度がますますだしくなるさまを表わす。〉いよいよ・・・だ。 ますます・・・だ。一層・・・だ。  (2)〈(「いとどしき+名詞」の形で)最初から存在していた状況が、ある事態が加わることで更にその度を増して行くさまを表わす。〉そうでなくても・・・な~だというのに。 ただでさえ・・・な~なのに。元から・・・な~なのに更に輪を掛けて。
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__いひおく【言ひ置く】
〔他カ四〕
{か・き・く・く・け・け}
  (1)〈(立ち去る前に)発言を残しておく。〉言い残す。 言い置く。きちんと言っておく。
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〈C〉いひつく【言ひ付く】
〔自カ四〕
{か・き・く・く・け・け}
  (1)〈(男女間で)親しげな言葉を交わして仲良くなる。〉求愛する。親密な関係になる。 ろになる。言い寄る。口説く。  (2)〈(人に)挨拶・頼み事などを言う。(特に恋愛を含意しない)〉言葉をかける。 言いすがる。言いかける。何か台詞を言う。  
〔他カ下二〕
{け・け・く・くる・くれ・けよ}
  (1)〈(人に)(事態の処理や第三者への伝言などを)期待、または、命令する。〉託する。言い付ける。 頼む。任せる。委託する。依頼する。言付ける。命じる。  (2)〈(良からぬ事柄について)(本人の知らない場面で)第三者に告げる。〉告げ口する。 言い付ける。チクる。陰口をきく。言いふらす。言い立てる。を流す。  (3)〈(特定の呼び名・物事などを)口にするのが習慣になっている。〉言い慣れる。呼び習わす。 よく口にする。
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__いひつたふ【言ひ伝ふ】
〔他ハ下二〕
{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}
  (1)〈(昔から引き継がれてきた物語などを)言葉で後の代に引き継がせる。〉語り伝える。 言い伝える。伝承する。口伝で伝える。  (2)〈(誰かの発言を)第三者へと伝える。〉づてする。 言葉を取り次ぐ。伝言する。言い伝える。
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〈A〉いふ【言ふ】
〔自ハ四〕{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ} 〔他ハ四〕{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ} (1)〈思うことを口に出して表現する。〉言う。 話す。口にする。言葉に出す。発言する。  (2)〈(多く「・・・と言ふ」の形で)名称が・・・である。〉・・・という名の。 ・・・と称する。・・・と名乗る。・・・と呼ぶ。・・・という。名は・・・である。  (3)〈広く世間でそのように言われている。〉する。 風評が立つ。・・・との評判である。世に・・・と言われている。  (4)〈(恋愛目的で)異性に優しい言葉をかける。(結婚を)異性に申し込む、または、約束する。〉言い寄る。求婚(婚約)する。 口説く。求愛する。甘い言葉をかける。言い交わす。  (5)詩歌を高らかに声に出して読み上げる。〉吟詠する。 朗読する。口ずさむ。うそぶく。  (6)〈動物が鳴き声を出す。〉鳴く。 声を上げる。
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〈B〉いまはむかし【今は昔】
〔連語〕《いま〔名〕+は〔係助〕+むかし〔名〕》
  (1)〈物語の冒頭で、これから昔語りが始まることを宣言する決まり文句。〉昔々。 これは昔の話だが。今となっては昔語りになるが。昔日の物語であるが。古い話だが。
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〈A〉いみじ【いみじ】
〔形シク〕
{じから・じく/じかり・じ・じき/じかる・じけれ・じかれ}
  (1)〈(しばしば連用形「いみじく」またはウ音便「いみじう」を副詞的に用いて)程度がだしいことを示す。〉並々ならず。 たいそう。だしく。著しく。激しく。非常に。すごく。とても。  (2)〈(肯定的に強調する形で)賞賛や喜びの気持ちを表わす。〉素晴らしい。嬉しい。 見事だ。優秀だ。喜ばしい。めでたい。  (3)〈(否定的に強調する形で)困惑・非難・悲嘆・恐怖などの気持ちを表わす。〉大変だ。ひどい。悲しい。恐ろしい。 どうしようもない。とんでもない。けしからぬ。情けない。むごい。辛い。あわれだ。可哀想だ。惨めだ。
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〈C〉いやまさる【弥増さる】
〔自ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈段階的に、数量が増して行く。また、度合いがさらに加わって行く。〉さらに増す。いよいよる。 いっそう凄くなる。エスカレートする。
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__いよいよ【愈】
〔副〕
  (1)〈今まで以上に程度が増すさま。〉ますます。 一層。更に。いよいよ。  (2)〈事態の確実性を確認する語。〉間違いなく。 確かに。確実に。しっかりと。  (3)〈事態が最終的段階に到達した意を詠嘆を込めて表わす。〉とうとう。 に。いよいよ。
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〈A〉うしろめたし【後ろめたし】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(今後の状況の展開が)どうなってしまうことかと思うと、心安らかでいられない。〉気懸かりだ。 不安だ。心配だ。懸念される。先が思いやられる。  (2)〈(相手・状況の今後の動向に対して)警戒をるわけには行かない。〉要注意だ。 警戒を要する。油断ならない。気が許せない。目が離せない。  (3)〈(自分に落ち度があるために)他人が自分をどう思っていることかと思うと、心安らかでいられない。〉後ろ暗い。 心やましい。気がめる。うしろめたい。人の目が気になる。良心の呵責を感じる。
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__うた【歌・唄】
〔名〕
  (1)〈(神楽歌・催馬楽など)節を付けて声に出して歌う言葉の総称。〉歌。 歌謡。い。ソング。  (2)〈(和歌・歌謡・漢詩など)一定の様式を持つ詩の総称。(特に、短歌を指すことが多い)〉詩歌。 詩文。ポエム。
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__うちながむ【打ち眺む】
〔他マ下二〕
{め・め・む・むる・むれ・めよ}
  (1)〈(心に何らかの思いを浮かべながら)特に焦点を定めずに視線を漂わせる。〉ぼんやりめる。 物思いにる。漫然と見る。
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〈A〉うつくし【愛し・美し】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈(親子・夫婦間での)愛し、いたわりたい感覚。〉いとおしい。 わしい。  (2)〈(相手の小ささ・弱さ・けなげさに対して)自身の心のとげとげしさが失せ、とろけるような気持ちで、相手を守ってあげたくなる感覚。〉可愛らしい。 可憐だ。心がむ。抱きしめたい。ずりしたい。もうメロメロだ。  (3)〈(外観に関して)美意識に心地よく訴えてくる感覚。〉美麗だ。 綺麗だ。よく整っている。美しい。  (4)〈(行動・出来映えが)何らかの尺度に照らして、賞賛に値する感覚。〉見事だ。 立派だ。大したものだ。優秀だ。めてよい。  
〔副〕
  (1)〈(近世語)(連用形「うつくしく」の形で、副詞的に)後に何の未練・痕跡も残さず、一気に事をなすさまを表わす。〉きれいさっぱり。 きっぱり。すっぱり。すっかり。思い切りよく。後腐れなく。
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〈A〉うつつ【現】
〔名〕
  (1)〈(夢・幻・物語・死などと対比した)人間の暮らす現実の世界。〉現実世界。 この世。目覚めている世界。生きている状態。  (2)〈(夢の中にいる状態と対比した)意識の明瞭な状態。〉正気。 人心地。目覚めた意識。夢から醒めた心地。現実認識能力。  (3)〈(夢の中にいるかのように)意識が朦朧とした状態。(『古今和歌集』以降に「夢うつつ」の混同により生じた語義)〉夢見心地。 正体のない状態。無我夢中。我を忘れたさま。忘我の境地。
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__うつつのひと【現の人】
〔連語〕《うつつ〔名〕+の〔格助〕+ひと〔名〕》
  (1)〈(夢・物語・死後の世界と対比した)現実世界に生きている人間。〉この世の人。 実在の人物。現実の人間。存命中の人。  (2)〈(夢心地の人物と対比した)現実を認識する理性を有している人。〉正気の人。 理性ある人間。  (3)〈(夢・物語などの)仮想の世界と現実世界の境界線を見失っている人。〉夢見心地の人。 夢想家。非現実的な人。正気を失っている人。正体のない人。
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__うつろふ【移ろふ】
〔自ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈(空間的に)存在する場所を変える。(人が)常に存在する場所・家を変える。〉移動する。移住する。 移る。移り住む。引っ越す。  (2)〈(時間の経過と共に)(色・姿が)従来とは異なる様子になる。(人の容貌・勢力、世の情勢が)昔は良かったのに、今はそうでもなくなる。〉変貌を遂げる。衰える。 変遷を遂げる。変わってしまう。移り変わる。色付く。色あせる。散る。盛りを過ぎる。衰亡する。低落する。落ちぶれる。悪化する。  (3)〈(従来は特定の人・対象に注がれていた)人の心が、他の人・対象へと移る。〉心変わりする。 気が変わる。心を移す。愛情が薄れる。  (4)〈(人の)顔の様子が変化する。〉顔色が変わる。 表情が変わる。
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〈B〉うとむ【疎む】
〔他マ下二〕
{め・め・む・むる・むれ・めよ}
  (1)〈(第三者が、あるものを)嫌って遠ざけるように仕向ける。〉忌避させる。 敬遠させる。疎遠にさせる。嫌わせる。遠ざけるようにし向ける。  
〔他マ四〕
{ま・み・む・む・め・め}
  (1)〈(自分自身が、対象に)親近感を持てず、遠ざけたい気持ちになる。〉忌避する。 敬遠する。嫌がる。遠ざける。近付きたがらない。
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〈A〉うべ【宜・諾】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(道理に照らして)納得できるさま。〉もっともだ。 道理である。納得できる。理にっている。筋が通っている。その通りである。  
〔副〕
  (1)〈(事態に対して)納得する気持ちを表わす。〉なるほど。 いかにも。当然のこととして。無理もないが。
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〈B〉うんず【倦ず・鬱ず】
〔自サ変〕
{ぜ・じ・ず・ずる・ずれ・ぜよ}
  (1)〈(期待通りでないために)気持ちがける。〉気落ちする。 がっかりする。失望する。落胆する。屈託を抱える。ふさぎ込む。  (2)〈(同じ事の繰り返しに)対応を放棄したい気分になる。〉飽き飽きする。 嫌気がさす。うんざりする。げんなりする。きる。投げ出したい気分になる。
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__えなむ【えなむ】
〔連接語〕《え〔副〕+なむ〔係助〕》
  (1)〈(下に打消の語を伴って)実現困難である意を表わす。〉容易に・・・ない。 簡単には・・・ない。そううまくは・・・ない。なかなか・・・ない。
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〈A〉えん【艶】
〔名〕
  (1)〈(鎌倉初期に藤原俊成が唱えた)和歌の余情美を表わす歌論用語。〉。  
〔名・形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(外観上の)人目を引くような際立つ美。〉華麗なる美しさ。 やかさ。優美さ。しっとりとした美。  (2)〈(人の容姿・態度からそれとなく発散される)肉感的な魅力。〉官能的魅力。 色っぽさ。っぽさ。あだっぽさ。なまめかしさ。悩ましさ。ほのかな色気。  (3)〈(人が)風情あるものや恋愛の情緒を好む態度。〉風流心。好色。 多感。多情。情緒的。色好み。  (4)〈(人の態度から感じられる)何かしらわけがありそうな感じ。〉いわくありげ。 思わせぶり。訳あり。ほのめかし。含み。含蓄示唆。  (5)〈(景色・物に対する個人的印象としての)何となく心引かれる趣。〉情趣。 風情。風流。魅惑。そこはかとない趣。奥深さ。  (6)〈(歌論語として)華麗にして奥深い余情美。〉妖艶。 優雅にして官能的。華やかになまめかしい。
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〈A〉おくる【後る・遅る】
〔自ラ下二〕
{れ・れ・る・るる・るれ・れよ}
  (1)〈(時間的に)後になる。〉遅れる。 後になる。取り残される。時機を逃す。  (2)〈(他の人が死んだ後に)自分だけ生き残る。〉死に後れる。 死別する。先立たれる。  (3)〈(才能・容姿・性質などが)他者と比較して、下である。〉劣る。 負けている。及ばない。足りない。  (4)〈(自分の劣勢を感じて)消極的な気持ちになる。〉気後れする。 臆する。臆病風に吹かれる。たじたじとなる。
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〈C〉おとしむ【貶む】
〔他マ下二〕
{め・め・む・むる・むれ・めよ}
  (1)〈(同じ種類に属する他のものとの比較対照上)劣っていると判断する。また、見下す。〉下等扱いする。軽蔑する。 む。す。
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〈B〉おとづる【訪る】
〔自ラ下二〕
{れ・れ・る・るる・るれ・れよ}
  (1)〈(馴染みの相手との交際のために)自ら出向いて会いに行く。〉訪問する。 訪れる。訪ねる。来訪する。御邪魔する。  (2)〈(交際のある相手に)手紙を通じて近況を尋ねる。〉お便りを出す。 お手紙する。安否を尋ねる。音信を交わす。一筆啓上する。  (3)〈(自分の存在を相手に知らせるために)音や声を立てる。〉物音を立てる。 声を上げる。呼び掛ける。鳴く。叫ぶ。騒ぎ立てる。
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〈A〉おとなし【大人し】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈(成人が)成熟した大人の特性を具備している。(子供が)年齢よりも妙に大人びている。〉大人らしい。ませている。 成熟している。大人びている。いかにも一人前だ。子供っぽくない。  (2)〈(年齢・経験から)集団内で中心的な立場にある。〉中心人物である。 主だっている。年配である。重鎮の雰囲気がある。場を仕切っているように見える。  (3)〈(年かさの者に特有の)年齢・経験に裏打ちされた気配りが行き届いている。〉思慮深い。 分別臭い。よくえたものだ。手慣れたものだ。心得たものだ。  (4)〈(性格・行動が)他人に素直に受け入れられやすい。〉温和だ。 穏健だ。穏当だ。素直だ。癖がない。
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〈A〉おとなふ【音なふ・訪ふ】
〔自ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈(馴染みの相手との交際のために)自ら出向いて会いに行く。〉訪問する。 訪れる。訪ねる。来訪する。御邪魔する。  (2)〈(交際のある相手に)手紙を通じて近況を尋ねる。〉お便りを出す。 お手紙する。安否を尋ねる。音信を交わす。一筆啓上する。  (3)〈(自分の存在を相手に知らせるために)音や声を立てる。(玄関先で)自分が訪問したことを伝え、奥に通してもらう。〉物音を立てる。取り次ぎを求める。 声を上げる。呼び掛ける。案内を請う。来意を告げる。鳴く。叫ぶ。騒ぎ立てる。
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__おとる【劣る】
〔自ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(社会的な位置付けが)他者よりも低い。〉低位だ。 身分が劣る。下っ端だ。  (2)〈(価値・能力などが)他者よりも低い。〉低劣だ。 負けている。ひけを取る。見劣りする。  (3)〈(年齢が)他者よりも低い。〉年下だ。 年少だ。小さい。幼い。若い。  (4)〈(数量・利益などが)以前の水準や投下した資金の額よりも低い。〉減少する。損失をる。 減る。目減りする。損する。赤字になる。
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〈A〉おどろく【驚く】
〔自カ四〕
{か・き・く・く・け・け}
  (1)〈(不意に)眠りの世界から現実の世界に立ち戻る。〉目を覚ます。 目覚める。眠りから覚める。夢から醒める。起きる。  (2)〈(今まで気付かなかったものを)突如として意識する。〉不意に気付く。 注意を引かれる。はたと感じる。にわかる。翻然と悟る。出し抜けに思う。矢庭に感じる。  (3)〈(予想していなかった事柄に触れて)感情的に動揺する。〉びっくりする。 仰天する。驚愕する。驚く。びくっとする。はっとする。
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__おなじ【同じ】
〔形シク〕
{じから・じく/じかり・じ・じき/じかる・じけれ・じかれ}
  (1)〈(以前に話題に上ったものと)全く変わらず、別のものでない。〉同一だ。 別物ではない。別人でない。同一人物だ。同じものだ。  (2)〈(複数の事柄について)性質・程度などに差がない。〉同様だ。 似たようなものだ。似たり寄ったりだ。変わらない。違いはない。
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__おのが【己が】
〔連接語〕《おの〔代名〕+が〔格助〕》
  (1)〈話題に上っている人々の各人を主語として取り立てる語。〉各自が。 めいめいが。それぞれが。おのおのが。自分自身が。自分が。  (2)〈話題に上っている人々の各人に所属するものである意を表わす語。〉各自の。 めいめいの。それぞれの。おのおのの。その人自身の。自分の。  (3)〈自分自身のことを主語として取り立てる語。〉私が。 この自分が。
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〈A〉おのづから【自ら】
〔副〕
  (1)〈(意志・意識の作用を伴わずに)事態が自然に発生するさまを表わす。〉自然発露的に。 自然発生的に。自発的に。ひとりでに。  (2)〈(意志性・計画性を伴わずに)事態が無意識のうちに発生するさまを表わす。〉いつの間にか。 知らぬ間に。無意識のうちに。気付かぬうちに。そうするつもりもないのに。  (3)〈(必然性を伴わずに)事態が偶発的に発生するさまを表わす。〉たまたま。 偶然。ただ何となく。特に理由もなく。わけもなく。  (4)〈(仮定表現を伴って)婉曲に物事を想定する。〉もし仮に・・・。 ひょっとして・・・。万が一・・・。もしかして・・・。
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__おのれ【己】
〔代名〕
  (1)〈(人・物について)それそのものを指す語。〉自分自身。それ自体。 本人。当人。おのれ。自ら。  (2)〈(多く、卑下の調子で)自分自身のことを言う語。〉不祥この私め。 小生。自分。  (3)〈(多く、見下した調子で)目の前に居る人物に呼び掛ける語。〉お前。 あんた。君。おい、そこの。ワレ。  
〔副〕
  (1)〈(外界からの作用を受けずに)内在的な意思・力によってそうなる意を表わす。〉ひとりでに。 自然に。自分から。自ら。おのずから。  
〔感〕
  (1)〈相手を罵倒する語。〉てめぇ。 こいつ。この野郎。こん畜生。きさま。おまえ。
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〈C〉おのれと【己と】
〔副〕
  (1)〈(意志・意識の作用を伴わずに)事態が自然に発生するさまを表わす。〉自然発露的に。 自然発生的に。自発的に。ひとりでに。
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〈A〉おはします【御座します】
〔自サ四〕
{さ・し・す・す・す・せ}
  (1)〈「あり」・「居り」の尊敬語。〉(・・・に)いらっしゃる。 (・・・に)おられる。(・・・に)お住まいだ。(・・・に)御滞在中だ。  (2)〈「行く」・「来」の尊敬語。〉行かれる。来られる。 いらっしゃる。おいでになる。訪問なさる。来訪なさる。お出かけになる。お越しになる。  
〔補動サ四〕
{さ・し・す・す・す・せ}
  (1)〈(用言の連用形、及びそれに接続助詞「て」を付けたものに続けて)尊敬の意を表わす。〉・・・ていらっしゃる。 ・・・ておいでになる。・・・なさる。・・・であられる。・・・であらせられる。
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〈A〉おはす【御座す】
〔自サ変〕
{せ・し・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈「あり」・「居り」の尊敬語。〉(・・・に)いらっしゃる。 (・・・に)おられる。(・・・に)お住まいだ。(・・・に)御滞在中だ。  (2)〈「行く」・「来」の尊敬語。〉行かれる。来られる。 いらっしゃる。おいでになる。訪問なさる。来訪なさる。お出かけになる。お越しになる。  
〔補動サ変〕
{せ・し・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈(用言の連用形、及びそれに接続助詞「て」を付けたものに続けて)尊敬の意を表わす。〉・・・ていらっしゃる。 ・・・ておいでになる。・・・なさる。・・・であられる。・・・であらせられる。
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〈C〉おひさきみゆ【生ひ先見ゆ】
〔連語〕《おひさき〔名〕+みゆ〔自ヤ下二〕》
  (1)〈(若い人に関して)将来成長した姿に期待・希望が持てるさま。〉将来性がある。 先々が楽しみだ。末頼もしい。今後の成長が期待される。大きくなったらさぞ美人(立派な男)になることだろう。
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__おぼえなし【覚え無し】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(何らかの事態に関して)そうなるべき必然性が見つからない意を表わす。〉思いもよらない。 思いがけない。心当たりがない。意外だ。想像もしない。考えてもみない。
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〈B〉おほす【果す】
〔補動サ下二〕
  (1)〈(動詞の連用形に付いて)最後までやりげる意を表わす。〉・・・し通す。 ・・・し終える。・・・しげる。・・・し尽くす。
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〈A〉おほす【仰す】
〔他サ下二〕
{せ・せ・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈(鎌倉時代以前の用法)「言ふ」の尊敬語。(直後に必ず尊敬の助動詞「らる」・補助動詞「ふ」を伴った「おほせらる」・「おほせたまふ」の形でのみ用いる)〉おっしゃる。 言われる。せになる。発言なさる。  (2)〈(鎌倉時代以降の用法)「言ふ」の尊敬語。(尊敬の助動詞を伴わずに単独で用いる)〉おっしゃる。 言われる。せになる。発言なさる。  (3)〈(目上の者が目下の者に)何事かを為すように命令する。〉命じる。 言明する。言いつける。
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〈A〉おぼす【思す】
〔他サ四〕
{さ・し・す・す・す・せ}
  (1)〈「思ふ」の尊敬語。〉お思いになる。 お考えになる。お感じになる。す。
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__おほせらる【仰せらる】
〔他ラ下二〕
{れ・れ・る・るる・るれ・れよ}
  (1)〈(中古)(「仰す」の尊敬語)命じる意を敬意を込めて表わす。〉お命じになる。 命令なさる。指図なさる。指示をお出しになる。指令される。  (2)〈(中古以前)(「す」が単独で尊敬語になる以前の用法で、補助動詞「らる」・「ふ」を伴って初めて「言ふ」の尊敬語となる)「言う」の意を敬意を込めて表わす。〉せになる。 おっしゃる。言われる。お言いになる。言いなさる。
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〈A〉おぼゆ【覚ゆ】
〔自ヤ下二〕
{え・え・ゆ・ゆる・ゆれ・えよ}
  (1)〈(意志・作為を伴わず)自然発生的に何らかの感覚が浮かぶ。〉・・・と感じられる。 ・・・の気がする。・・・に思われる。  (2)〈(意識せずに)自然発生的に何らかの記憶が浮かぶ。〉思い出される。 思い浮かぶ。思い起こされる。記憶にる。  (3)〈(他の何かに)似ていると感じられる。〉似通う。 ・・・に似ている。・・・そっくりだ。・・・を思い起こさせる。・・・風なところがある。・・・を彷彿とさせる。  (4)〈(他者から)何らかの評価を受ける。〉・・・とみなされる。 ・・・だと思われる。・・・扱いされる。・・・として世間で通る。世に・・・と言われる。  
〔他ヤ下二〕
{え・え・ゆ・ゆる・ゆれ・えよ}
  (1)〈(記憶の中から)自然に思い出す。〉思い浮かべる。 思い付く。想起する。  (2)〈(記憶の中から)思い出して他者に語る。〉思い出話をする。 昔語りをする。  (3)〈(記憶の中に)意識して刻み込む。〉覚え込む。 記憶する。暗記する。忘れずにいる。
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__おもひぐさ【思ひ種】【思ひ草】
〔名〕
  【思ひ種】
  (1)〈心を悩ませる原因となっている物事。〉物思いの種。 悩みの元。気懸かりな事。
  【思ひ草】
  (2)〈(しなだれた首のような様子から)「ナンバンギセル」の別称。〉思い草。 ナンバンギセル。
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__おもひくす【思ひ屈す】
〔自サ変〕
{せ・し・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈(思うに任せぬ状況の中で)精神的に参ってしまう。〉気が滅入る。 気がぐ。憂鬱になる。暗い気分になる。めげる。しょげる。くじける。へこむ。落ち込む。悲観的になる。マイナス思考に陥る。悪いことばかり考えるようになる。
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__おもひぐるし【思ひ苦し】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈(肉体的苦痛と区別して)心に苦痛を感じる。〉辛い。 切ない。心が痛い。痛ましい。
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__おもひしづむ【思ひ沈む】
〔自マ四〕
{ま・み・む・む・め・め}
  (1)〈(良くない事柄を)考えているうちに精神的に辛い状況になる。〉思い悩む。 考え込む。ふさぎ込む。沈鬱になる。
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__おもひびと【思ひ人】
〔名〕
  (1)〈(人が)おしく思う相手。(異性の)恋愛相手。〉恋しい人。愛人。 好きな相手。思い人。恋人。彼氏。彼女。
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__おもひめぐらす【思ひ廻らす】
〔他サ四〕
{さ・し・す・す・す・せ}
  (1)〈(頭の中で)様々な想念を巡らす。〉思案する。 あれこれ考える。考えを巡らす。熟考する。
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〈B〉おもひやる【思ひ遣る】
〔他ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(心の中に溜まった)思いやいを、何らかの行動によって解消する。〉気を晴らす。 心をめる。胸のつかえを取る。思う存分・・・して楽になる。気が済むまで・・する。洗いざらいぶちまける。ぱぁーっとやってスカッとする。  (2)〈(眼前にいない人・物について)心の中であれこれ思う。〉思いをせる。 遠くからおいする。どうしていることかと思う。  (3)〈(よくわからない状況について)自分の知り得る限りの情報から、何らかの判断を組み立てる。〉推量する。 想像する。推察する。推論する。察しを付ける。  (4)〈(相手のためになるようにと)あれこれと気を配る。〉気遣う。 心を配る。いたわる。思いやる。配慮する。
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__おもひわたる【思ひ渡る】
〔他ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(同じ対象を)長い間にわたって継続的に思い続ける。〉ずっと思っている。 いつもいつも考えている。
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〈A〉おもふ【思ふ・想ふ】
〔他ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈(頭脳の働きにより)論理的に物事を処理する。〉思考する。 思う。考える。判断する。考察する。理解する。認識する。える。  (2)〈(感情の作用により)他のものよりも殊更に大事に思い、心引かれる。〉愛慕する。 愛する。愛好する。う。恋する。しく思う。気に入る。好きである。  (3)〈(自分にとって好ましくない事態について)心の中で重く受け止める。〉苦悩する。 思い悩む。懸念を抱く。案ずる。心配する。  (4)〈(過去の事柄を)記憶の中から呼び出す。〉かしむ。 思い出す。回想する。追想する。追憶する。追慕する。懐古する。  (5)〈(未来に於いて)何事かが実現することを期待する。〉希望する。 願う。望む。希求する。思い描く。心中かに期す。  (6)〈(事態が実現する前に)ある種の事態の発生をめ思い描く。〉予想する。 予測する。期する。覚悟する。想像する。  (7)〈(心の中の思いを)表情に表わす。〉気持ちを顔に出す。 ・・・といった顔付きをする。・・・げな表情である。
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__おや【親・祖】
〔名〕
  (1)〈子を生んだ、または、他の人が生んだ子を育てる立場の、男性・女性。(古典時代の養育は女性が主役なので、母親を指す場合が多い)〉親。両親。 父。母。パパ。ママ。生みの親。育ての親。養父母。親御。  (2)〈(人間の)血縁でつながる一族の中で、最初の一人にあたる人物。また、その人物から現在の代の一つ前までにつらなる全ての先人達。〉祖先。 先祖。ご先祖様。累代。  (3)〈(事物で)同種の事柄の中で、最初の例にあたるもの。〉始まり。 始祖。元祖。最初。オリジナル。  (4)〈(人間集団の中で)主導的な役割を果たす人物。〉頭目。 お。長。親分。リーダー。ボス。チーフ。キャプテン。
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〈B〉およすく【およすく】
〔自カ下二〕
{け・け・く・くる・くれ・けよ}
  (1)〈(子供が)次第に大人になって行く。〉成長する。 成人する。大きくなる。大人になる。一人前に育って行く。  (2)〈(若年者が)あたかも大人のように見える、または、振る舞う。〉大人びる。大人ぶる。 ませる。背伸びする。いっちょまえの顔をする。  (3)〈(加齢により)老人特有の症状を示す。(実年齢以上に)老人風に思われる。〉ける。地味である。 けて見える。年寄り臭い。じじくさい。ばばくさい。目立たない。
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__およぶ【及ぶ】
〔自バ四〕
{ば・び・ぶ・ぶ・べ・べ}
  (1)〈(特定の地点・目標に)到達する。〉達する。 届く。至る。及ぶ。追い付く。  (2)〈(対象に届くように)手・足を伸ばした姿勢を取る。〉手を伸ばす。 追いすがる。身を乗り出す。及び腰になる。  (3)〈(「・・・に及ぶ」の形で)ある状態に到達する意を表わす。〉・・・に至る。 ・・・までになる。ついには・・・てしまう。・・・に及ぶ。  (4)〈(多く打消の表現を伴って)可能性を表わす。〉わない。 実現しない。実を結ばない。  (5)〈(多く下に打消の表現を伴って)必要性を表わす。〉・・・無用だ。 ・・・の必要はない。・・・までもない。・・・には及ばない。
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__が【が】
『接続:格助={体言・連体形}接助={連体形}』
〔格助〕
  (1)〈(連体格)後続の語が直前の語の所有物・従属的立場である意を表わす。〉AのB。 Aに属するB。Aが持つB。Aの所のB。  (2)〈(同格)後続の語が直前の語と同じ文法的資格、類似(直後に「ごとし」・「やう」などの語句を伴う)、同程度(直前に具体的分量を示す語を伴う)の関係である意を表わす。〉AというB。BみたいなA。およそBほどのA。 Aという名のB。BのようなA。Aに似たB。まるでAのきB。  (3)〈(準体格)直後に省略されている体言が、直前の語の所有物・従属的立場である意を表わす。〉Aの(もの)。 Aに属するもの。Aのそれ。  (4)〈(主格)(文中で従属的または連体形終止となっている部分の)主語を表わす。〉Aが・・・する。 Aの・・・したこと。  
〔接助〕
  (1)〈(単純接続)前・後の記述を(いずれが主・従の関係と規定することもなく)単純につなぐ。〉・・・が、~。 ・・・すると、~。・・・したところ、~。・・・で、そして~。  (2)〈(逆接の確定条件)直前にある記述の内容と反対の内容の記述を後に続ける。〉・・・だけれど、~。 ・・・というのに、~。・・・にもかかわらず、~。・・・だ。るに~だ。
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__か【か】
『接続:係助={体言・連体形・連用形・副詞・助詞}終助={体言・連体形}』
〔係助〕
  (1)〈(疑問)確かな答のわからない疑問を、自身または他者に対し投げかける。〉・・・か? ・・・のか?・・・なのか?・・・だろうか?  (2)〈(反語)(疑問の形を取りながらも)その事態に対する否定的見解を述べる。〉・・・だろうか、いや、・・・ない。 どうして・・・なことがあろうか。何で・・・なものか。  (3)〈(不確実)(疑問を表わす語を伴って)確実にはわからない事態について、疑念をまじえつつ述べる。〉・・・か。 ・・・なのか。・・・だろうか。  (4)〈(列挙)複数の事柄を並べ、そのいずれかを選択したり、いずれであるかが不明である意を表わす。〉・・・か、~か。 ・・・なのか、それとも~なのか。果たして・・・か~か。  
〔終助〕
  (1)〈(疑問)確かな答のわからない疑問を、自身または他者に対し投げかける。〉・・・か? ・・・のか?・・・なのか?・・・だろうか?  (2)〈(反語)(疑問の形を取りながらも)その事態に対する否定的見解を述べる。〉・・・だろうか、いや、・・・ない。 どうして・・・なことがあろうか。何で・・・なものか。  (3)〈(詠嘆)(多く「・・・も~か」の形で、意外・心外な事態に対し)心を強く動かされた意を表わす。〉あぁ・・・だなんて。 何と・・・だとはなぁ。こんな時に・・・したりするかなぁ。
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〈C〉かうてさぶらふ【斯うて候ふ】
〔連語〕《かくて〔副〕+さぶらふ〔自ハ四〕》
  (1)〈訪問時の挨拶の言葉。〉御免下さい。 御邪魔いたします。
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〈A〉かく【斯く】
〔副〕
  (1)〈前・後の話の内容や眼前の対象を指し示す語。〉こう。 そう。こうして。ああして。このように。そのように。次のように。くて。くして。くのく。前述のく。既述のく。上掲のく。既に言った通り。前にも言ったように。後述するように。
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__かくて【斯くて】
〔副〕
  (1)〈(前述の事態を)様態・原因として引き合いに出し、後の記述につなげる。〉こうして。 このようにして。こんな形で。こんな訳で。かくて。かくして。  
〔接続〕
  (1)〈(直前までの記述の流れを引き継ぎながら)新たな場面に移る意を表わす。〉さて。 それから。てなわけで。
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__がくもん【学問】
〔名〕
  (1)〈(仏教・漢学・儒教・文学などの)体系的知識を修得すること。また、その知識の内容。〉学問。 学識。学。
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__かぐやひめ【かぐや姫】
〔名〕
  (1)〈『竹取物語』の女主人公。月世界で犯した罪のいに人間界に下り、根本の光る不思議な竹の中から、竹取のに発見されて娘として育てられる。五人の貴公子の求婚を無理な条件を出して退け、天皇の求愛をも拒絶した末に、月から迎えが来て昇天。〉かぐや姫。
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__かげろふ【かげろふ】
〔自ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈(光が)明・暗の二つの状態の間を短い周期で移り変わる。〉点滅する。 ちかちかする。またたく。ひらめく。ほのめく。  (2)〈(今まで明るく照っていた)光がだんだん弱くなってくる。〉陰る。 暗くなる。陰になる。影を落とす。日が傾く。
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__かこちよす【託ち寄す】
〔他サ下二〕
{せ・せ・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈(多く、本源的に無関係な何かを)別の事柄に関係するかのように言う。〉こじつける。 かこつける。言い訳にする。
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〈A〉かこつ【託つ】
〔他タ四〕
{た・ち・つ・つ・て・て}
  (1)〈(事態を)他者に原因があるとする。〉・・・にかこつける。 ・・・のせいにする。・・・を口実とする。・・・にする。  (2)〈(相手が悪いのだと言うように)不満な態度を示す。〉愚痴る。 不平を言う。恨みがましく振る舞う。嘆いて見せる。こぼす。  (3)〈(関係があるとみなして)他者に依拠する。〉つてとして頼る。 これも何かの因縁だと言ってすがる。
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__かし【かし】
『接続:終助={終止形・命令形・終助詞・副詞・感動詞}副助={副詞「なほ」「よも」「さぞ」}』
〔終助〕
  (1)〈(聞き手に向けて)念を押す。〉・・・よ。 ・・・だからね。・・・なのだ。  (2)〈(自分自身に向けて)言い聞かせる。〉・・・だぞ。 ・・・だとも。・・・のだ。  (3)〈(上に付く)副詞・感動詞を強調する。〉(固定した訳し方はない)  
〔副助〕
  (1)〈(近世以降)(上に付く)副詞「なほ・よも・さぞ」を強調する。〉(固定した訳し方はない)
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〈A〉かた【方】
〔名〕
  (1)〈(地理的な)ある一定の向き。〉方向。 方角。角度。方。向き。  (2)〈(特定の物事が行なわれる)場。〉場所。 位置。地点。所。  (3)〈(物事を論理的・分析的に切り分ける際の)向き、または、点。〉方面。点。 分野。範疇。筋。・・・畑。・・・関係。カテゴリー。箇所。論点。観点。視点。視座。ポイント。パースペクティブ。  (4)〈(目的を果たすために)取るべき手筋。〉手段。 方法。打つ手。対処法。方法論。やり方。仕方。  (5)〈(特定の現象・行動の)発生する時間帯。〉頃合。 折り。時分。時節。・・・の季節。・・・期。・・・頃。・・・の候。・・・するタイミング。  (6)〈(複数の集団のうち)帰属する方の集団。〉組。 仲間。味方。連合。  (7)〈(貴人への直接的言及を避けるため)場所に言及することで人を指す語。〉・・・のお方。 ・・・様。・・・殿。  (8)〈(物事の展開について)直接的言及を避けてぼかして言う語。〉どんな風。 あんな風。そんな風。こんな風。・・・の趣。・・・な感じ。  
〔接尾〕
  (1)〈(時を表す名詞に付いて)ある現象・行動が行なわれる時を指す。〉・・・の頃。 ・・・の折り。・・・の時節。・・・の候。・・・時。・・・期。  (2)〈(対照的な複数のもののうち)帰属する側を表わす。〉・・・側。 ・・・方。・・・組。・・・軍。・・・グループ。  (3)〈(多く、複数の)(人を表わす名詞に付いて)尊敬の意を表わす。〉・・・の方(々)。 ・・・様(達)。・・・御一行。諸・・・方。  (4)〈(機能を表わす名詞に付いて)演じる役割を表わす。〉・・・役。 ・・・係。・・・担当。
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__がたし【難し】
〔接尾ク型〕
  (1)〈(動詞の連用形に付いて)そうするのが困難な意を表わす。〉・・・しにくい。 ・・・し難い。・・・できそうにない。
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〈A〉かたち【形・容・貌】
〔名〕
  (1)〈(物事の物理的な)形象。〉姿形。 外形。輪郭。見た目。目に見える姿。  (2)〈(人の)顔の造り。〉容貌。 顔立ち。造作。人相。  (3)〈顔かたちの美しさ。(「形人」の略、主に女性について)顔立ちの美しい人。〉美しい顔立ち(の人物)。 美人。美女。綺麗どころ。  (4)〈(「形有様」の略)(無形の)物事の状態。〉有様。 状況。様子。さま。感じ。
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〈A〉かたほ【片秀・偏】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(「片端」の誤読か?)どこかに欠けた部分があって、完全状態とは思われないさまを表わす。〉不完全だ。 至らない。何か足りない。不十分だ。未熟だ。  (2)〈(「真秀」の対義語として、主に女性の)顔立ちが見た目に美しくないことを表わす。〉不器量だ。 不細工だ。醜い。見栄えが悪い。ブスだ。
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__がちなり【勝ちなり】
〔接尾ナリ型〕
  (1)〈(名詞または動詞の連用形に付いて)そうなる傾向が強い意を表わす。〉・・・がちだ。 ・・・やすい。・・・っぽい。・・・傾向がある。
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__かどひろぐ【門広ぐ】
〔連語〕《かど〔名〕+ひろぐ〔他ガ下二〕》
  (1)〈(数的・経済的・社会的に)同族の勢力を拡大する。〉一族を繁栄させる。 一門の勢いを増す。
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〈A〉かなし【愛し】【悲し・哀し】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
【愛し】
  (1)〈(どうしていいのかわからないほどに)可愛くておしくて仕方がない。〉身にしみてしい。 たまらなく可愛い。  (2)〈(思わず見入ってしまうほど)強く心引かれる何かがある。〉しみじみと趣深い。 身にしみる興趣がある。心を揺さぶる魅力がある。実に興味深い。  (3)〈(多く、連用形「かなしく」・「かなしう」の形で)思わず感心してしまう。〉お見事。 ご立派。素晴らしい。さすが。あっぱれ。拍手したくなる。やんややんや。いいぞ。
  【悲し・哀し】
  (4)〈(傍で見ていて)自分のことのように辛く感じる。〉気の毒で仕方がない。 あまりにかわいそうだ。身につまされる思いだ。見るからに哀れだ。  (5)〈(理想と現実との食い違いを前にして)心が満たされず、やりきれない。〉悲しい。 辛い。残念だ。遺憾だ。嘆かわしい。溜息が出る。  (6)〈(受身表現の連用形「かなしう・・・る/らる」の形で)他者の仕打ちに対しるさまを表わす。〉何ともひどいことに。 くやしくも。いまいましいことに。しゃくに触ることには。残念ながら。手ひどく。あまりと言えばあんまりなことだが。
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__き【き】
『接続:{連用形(カ変&サ変には特殊な接続あり)}』
〔助動特殊型〕
{(せ/け)・○・き・し・しか・○}
  (1)〈(体験としての過去)(話者・筆者・作中人物が直接的に体験した)過去の事柄について述べる。〉・・・た。 ・・・した。  (2)〈(記憶としての過去)(話者・筆者が直接体験した訳ではないが、記憶の中で事実としての重みを持っている)過去の事柄について述べる。〉・・・た。 ・・・した。
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__きく【聞く・聴く】
〔他カ四〕
{か・き・く・く・け・け}
  (1)〈(音声を)耳でえる。〉耳にする。 聞く。聞こえる。  (2)〈(事の真偽・意味などを)耳で聞いた上で独自の基準に照らして判断する。〉聞いて・・・と思う。 ・・・として聞く。  (3)〈(他者の言う内容を)言われた通りに受け入れる。〉言うことを聞く。 聞き入れる。素直に従う。言われた通りにする。  (4)〈(解決を目指して)他者に疑問を投げかける。〉尋ねる。 質問する。問う。聞く。  (5)〈(酒や香などの味や臭いを、他のものと混同せずに)きちんと言い当てる。〉識別する。 弁別する。ぎ分ける。吟味する。聞き酒する。を聞く。
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〈B〉きこえぬ【聞こえぬ】
〔連接語〕《きこゆ〔自ヤ下二〕+ず〔助動特殊型〕打消》
  (1)〈(中世以降)相手の発言や行動を非難する言い回し。〉納得できない。 筋違いだ。道理に外れる。そんなの見たことも聞いたこともない。前代未聞だ。
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〈A〉きこゆ【聞こゆ】
〔自ヤ下二〕
{え・え・ゆ・ゆる・ゆれ・えよ}
  (1)〈(物音や人の声が)自然に耳に届く。〉聞こえる。 耳に入る。  (2)〈(人・物に関し)その話題が世間に広く伝わる。〉に聞く。 評判になる。世に知られる。世に喧伝される。  (3)〈(見聞きした情報から)特定の様子であろうと判断される。〉・・・と感じられる。 ・・・に思われる。・・・と解釈できる。・・・に見受けられる。・・・のように受け取られる。  (4)〈(否定形の「聞こえぬ」、あるいは完了助動詞を伴う「聞こえたる」の形で)(他者の行動・発言が、論理や慣習に照らして)理解可能である。〉納得できる。 訳がわかる。道理にう。意味が通る。筋が通っている。一理ある。  (5)〈(ある特定の)臭いを漂わせる。〉・・・の臭いがする。 ・・・の香りがする。  
〔他ヤ下二〕
{え・え・ゆ・ゆる・ゆれ・えよ}
  (1)〈「言ふ」の謙譲語。〉申し上げる。 お話しする。お伝えする。  (2)〈(人や役職の名を表わす語+格助詞「と」+「聞こゆ」の形で)名称を表わす。〉・・・という名である。 ・・・と申し上げる。・・・とお呼びする。世に・・・と称する。  (3)〈(手紙などの)通信文を差し上げる。〉お便り申し上げる。 お手紙差し上げる。書簡を通じてお伝えする。  (4)〈「願ふ」の謙譲語。〉お願い申し上げる。 意向をお伝えする。嘆願差し上げる。  
〔補動ヤ下二〕
{え・え・ゆ・ゆる・ゆれ・えよ}
  (1)〈(動詞の連用形に付けて)謙譲の意を表わす。〉・・・申し上げる。 お・・・する。・・・させていただく。
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〈C〉きびは【きびは】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(若年者が)見るからに弱々しく、健気なさま。〉幼くてか弱い。 たよりなげでいじらしい。はかなく可憐だ。
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〈B〉きほふ【競ふ】
〔自ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈(他者に負けまいとして)先を争って事を行なう。〉張り合う。 競争する。競合する。競い合う。我先にと・・・する。負けじと・・・する。  (2)〈(多く、落ち葉の散るさまに言及して)(無意志の存在が)まるで先を争うかのように何かをする。〉一斉に・・・する。 はらはらと舞い散る。散り急ぐ。
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〈A〉きみ【君・公】
〔名〕
  (1)〈国家を統治する人物。〉天皇。 。君主。国王。元首。  (2)〈(自分の主人として)仕える相手。〉主君。 御主人。殿。  (3)〈(敬意を込めた)三人称の代名詞的に用いる語。〉例のお方。 あの貴人。  (4)〈(格助詞「の」を伴い、官職・人の名の下に付けて)貴人に対する敬意を表す。〉・・・様。 ・・・殿。・・・の君。・・・の方。  
〔代名〕
  (1)〈眼前の相手に呼び掛ける代名詞。(上代は主に女性から男性に、中古以降は男女の区別なく親密な相手に用いた)〉あなた。 君。  
〔接尾〕
  (1)〈(人を表わす名詞の下に付けて)尊敬の意を表わす。〉・・・様。 ・・・殿。・・・君。
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〈B〉きんだち【公達・君達】
〔名〕
  (1)〈(単複両用で)上流貴族の男子(に女子)を指す。特に、平氏の男子。(源氏の「御曹司」に対する呼称)〉上流階層の御子息(に娘)。 貴公子。御曹司。良家の娘さん。深窓の御令嬢。  (2)〈(天皇以外の)皇族の高貴な方々。〉皇孫。 皇子。親王。諸王。  (3)〈(代名詞的に用いて)(単複両用で)眼前の相手を敬って呼ぶ語。〉あなたがた。貴方様。 諸君。みなさん。
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〈B〉くすし【奇し・霊し】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈(畏敬の念を込めて)人智を越えた神秘的なさまを表わす。〉神秘的だ。 不思議だ。不可思議だ。神秘的だ。摩訶不思議だ。霊妙だ。超自然的だ。この世のものとも思われぬ。  (2)〈(否定的に)自分にとって理解不能なものへの違和感を表わす。〉へんてこな感じだ。 奇妙だ。珍妙だ。普通と違う。異様だ。異常だ。現実離れしている。人間離れしている。親しみにくい。取っつきづらい。しっくりこない。ついて行けない。
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〈A〉くちをし【口惜し】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈(自分ではどうにもならない外的状況に関し)納得できないが受け入れるより他に仕方がない、という無力感を表わす。〉何とも残念なことだ。 不本意だが仕方ない。悔しいがどうにもならない。  (2)〈(期待に外れる他者・自身の状態・行為に関し)失望を禁じ得ない。〉がっかりだ。 物足りない。拍子抜けだ。情けない。不甲斐ない。感心しない。いただけない。納得しかねる。これでは不本意だ。面白くない。つまらない。期待外れだ。見損なった。所詮この程度のものか。しい。悔しい。  (3)〈(話題に乗せることすらはばかられるほどに)社会的地位が低い。〉身分がしい。 言うにも値しない。取るに足らない。物の数にも入らない。つまらぬ身分だ。けちな存在だ。
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__くに【国】
〔名〕
  (1)〈(空・海と対比した)土の上に成り立つ場所。〉地上。 陸地。土地。大地。地。  (2)〈(政治・文化的に)一定の土地に人々が集まって一つのまとまりを成している共同体。また、天皇が統治する世の中。また、天皇による世の中の統治権限。〉国家。帝位。 国土。国。御世。王位。統治権限。  (3)〈(司法・行政・租税などの)権限の及ぶ範囲として区分けされた領域。〉領国。 領分。管轄区。行政区分。  (4)〈一国の政治。〉国政。 行政。。国策。  (5)〈(各地ごとに)権限を持つ人物が存在する公的な場。〉国府。 国の役所。国司の在所。  (6)〈(各人が)生まれ育った土地。〉故郷。 古里。お国。取れた場所。
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__けうず【孝ず】
〔自サ変〕
{ぜ・じ・ず・ずる・ずれ・ぜよ}
  (1)〈(子が親に)育ててもらったお礼をする。〉親孝行する。 親に尽くす。孝養を尽くす。  (2)〈(亡くなった親などの)来世での幸せを祈って、供物を捧げたり経文を唱えたりする。〉追善供養をする。 冥福を祈る。
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〈B〉けうとし【気疎し】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(何となく)親近感が持てない。〉親しみにくい。 ましい。よそよそしい。他人行儀だ。  (2)〈(家屋やその一帯に)人間の存在する気配がない。また、そのため精神的に不安を感じる。〉物寂しい。薄気味悪い。 人気がない。れている。不気味だ。恐ろしげだ。ぞっとする。  (3)〈(何となく)すんなりと受け入れ難い。〉しっくりこない。 違和感がある。どこか違う。納得行かない。得心できない。理解できない。解りかねる。よくわからない。  (4)〈(多く、連用形「けうとく」の形で他の形容詞を修飾して)(かれしかれ)程度がだしいことを表わす。〉物凄い。 とてつもない。とんでもない。素晴らしい。たいそう・・・だ。だ・・・だ。
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〈A〉けしき【気色】
〔名〕
  (1)〈(内面の感情が)表面に出ること。また、表情・態度に表われた内心。〉気色ばむこと。面持ち。 表情。顔色。顔付き。態度。素振り。  (2)〈(表情や態度から察せられる)人がかに考えている事柄。〉内意。 意向。本心。思い。考え。  (3)〈人に対して抱く好意的な感情。〉御機嫌。 寵愛。覚え。お気に入り。好意。信任。  (4)〈(表情に出る、出ないにかかわらず)生理学的・心理的な感触。〉気分。 気持ち。感じ。精神状態。具合い。気色。  (5)〈(視覚的にえた)人・物事のありさま。(景物の)心引かれる雰囲気。〉様子。情趣。 景色。情景。光景。風景。事情。見た感じ。見た目。風情。勝れた趣。景勝。  (6)〈(物・人・表情・態度などに見られる)変化を予感させるちょっとした動き。〉兆候。 し。気配。変わった素振り。変な感じ。  (7)〈(副詞的に用いて)全体の中のごく一部であること、また、見逃しやすいほど目立たぬことを表わす。〉ほんの少しだけ。 かばかり。一部分。一端。ちょっと。か。
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〈A〉げに【実に】
〔副〕
  (1)〈(知識・先入観・風聞・他者の意見などの)既存の情報を、現実の中で事実と確認した時に発する納得の言葉。〉実際。 現実に。真に。実に。事実。真実。なるほど。やはり。その通りに。思った通り。言った通り。予想通り。  (2)〈(相手の発言や直前の記述に対する)自身の賛同の念を強調する感動詞的言葉。〉本当にそうです。 いかにもその通りです。まったくもってそうです。おっしゃる通りです。なるほどそうですね。  (3)〈(既存情報との照合を含意せずに)程度を強調する語。〉全く。 実に。まことに。本当に。
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__けむ【けむ】
『接続:{連用形}』
〔助動マ四型〕
{○・○・けむ(けん)・けむ(けん)・けめ・○}
  (1)〈(不確実な過去の推量)過去に存在したと思われる事態について想像して述べる。〉・・・ただろう。 ・・・たのであろう。  (2)〈(過去の状況の推量)(疑問の語を伴わずに)過去に存在した事態の背後にある事情について、その原因・方法などに関する確信のない推量を表わす。〉・・・たからこそだろう。 ・・・ゆえのことだろう。・・・だったということであろう。・・・ということであろう。  (3)〈(過去の状況の推量)(疑問の語を伴って)過去に存在した事態の背後にある事情について、その原因・方法などを相手に尋ねたり、不思議がったりする。〉~に・・・だったのか? 何故・・・だったのだろう?いつ・・・たのだろう?どこに・・・たのだろう?どうやって・・・たのだろう?誰に・・・たのだろう?  (4)〈(過去の伝聞・婉曲)(多く、連体形で)過去の事柄について、伝え聞いた話として、または、断定回避する気持ちを込めて述べる。〉・・・とかいう。 ・・・とされている。・・・だそうだ。
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__けり【けり】
『接続:{連用形}』
〔助動ラ変型〕
{(けら)・○・けり・ける・けれ・○}
  (1)〈(伝聞・回想)(話者・筆者の直接体験としてではなく、他者から伝え聞いた話としての)過去の事柄について述べる。〉・・・た(そうだ)。 ・・・のだそうだ。・・・ということだ。・・・との話である。  (2)〈(気付き)(以前から存在する事柄について)発見したり印象を新たにしたりした意を表わす。〉・・・だったのだなあ。 ・・・思えば・・・だったことよ。  (3)〈(過去からの継続)(過去に発生した事柄が)現在までずっと続いている意を表わす。〉・・・てきた。 ・・・ていた。ずっと・・・た。
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〈A〉ここち【心地】
〔名〕
  (1)〈(その場の状況に触発されての)一時的な精神状態。〉気分。 心持ち。気持ち。心地。  (2)〈(人・物・状態を)別の何かに例えて言う語。〉・・・のような感じ。 まるで・・・みたい。例えて言えば・・・。・・・風。  (3)〈(事態に正常に対処する上で必要な)精神状態や思考。〉きちんとした考え。魂。 心構え。思慮。分別。  (4)〈(病気などで)肉体的・精神的に弱った状態。〉病弱。気分がすぐれぬこと。 惰弱
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〈A〉こころ【心】
〔名〕
  (1)〈(形ある肉体的なものに対する)精神的なもの。〉心。 精神。  (2)〈(外界との関係に於いて)特定の指向性を持って働く感情の動き。また、(その人物に特徴的な)精神傾向。〉気持ち。気質。 感情。情動。思念。思い。意志。意思。意向。思惑。心積もり。感じ方。気分。気性性分。性格。  (3)〈(特に恋愛感情を含まず)感情移入し、相手のことを思って振る舞う優しい気持ち。また、(恋愛の対象として)相手のことを特別に思う気持ち。〉いたわり。愛情。 思いやり。気遣い。心遣い。配慮。顧慮。おもんばかり。優しさ。誠意。人情。情け。同情心。仏心。恋情。好意。情愛。思慕恋慕。想い。  (4)〈(一定の基準に従って)物事を正常に判断することの出来る知性の働き。また、そうした知的判断が可能な精神状態。〉理性。正気。 知性。論理性。考え。思慮。分別。意識。正体。平常心。  (5)〈(文芸的に価値あるものとされるような)物事をよく理解する心。〉風流心。 風情。風雅。雅心。優雅なみ。  (6)〈(知的にえた)物事の最も重要な部分。〉本質。 根源。本源的意味。核心。中核。主旨。真意。  (7)〈(物理的な)物事の中心、または、最も深い部分。〉ど真ん中。最深部。 中心。中央。中核。核心。深み。奥底。  (8)〈(和歌の中に込められた、一見しただけではわからない)読み取るべき深い味わい。(技巧・題材・着想・主題などの客観的に論評可能な内容と、感動・趣といった主観的な内容の双方を含む)〉趣意。 情趣。趣向。真意。言わんとするところ。そのこころ。  (9)〈(何らかの行動をしようと)思い立つこと。特に、仏道への帰依を決意すること。〉やる気。発心。 その気。乗り気。出来心。信心。宗教心。
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〈C〉こころおとり【心劣り】
〔名・自サ変〕
{せ・し・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈(他者に関して)(予想よりも劣った事態に)がっかりすること。〉幻滅。 期待外れ。見劣り。落胆。失望。
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〈C〉こころだましひ【心魂】
〔名〕
  (1)〈(知・情・意の中枢としての)心の働き。また、心が正常に働く精神状態。〉精神。正気。 魂。気力。冷静さ。  (2)〈(生得的な)思考能力。(実用的な)対処能力。〉心と頭の働き。 思慮。才覚。才気。機略。機転。実務処理能力。
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__こころときめき【心ときめき】
〔名・自サ変〕
{せ・し・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈(期待などで)精神が高ぶり、脈拍が早まること。〉胸のときめき。 わくわくどきどき。胸がどきどき。
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__こころとし【心疾し】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(かな判断材料から)事態を正確に察知する知的能力に優れている。〉察しがいい。 勘がいい。物わかりが早い。敏感だ。  (2)〈(るべき時になってもいないのに)早々と何かをしたがる傾向がある。〉気が早い。 早とちりだ。早合点する。せっかちだ。性急だ。
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__こころにかく【心に懸く】
〔連語〕《こころ〔名〕+に〔格助〕+かく〔他カ四〕》
  (1)〈(未解決の事柄や、好意を寄せる人のことを)心の中で忘れずにいる。〉気に懸ける。 気にする。思い続ける。念頭に置く。
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__こころのまま【心の儘】
〔連語〕《こころ〔名〕+の〔格助〕+まま〔名〕》
  (1)〈(自分自身の)意図・希望・計画などに従って。〉思うがまま。 思い通り。意のまま。好きなように。
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〈A〉こころばへ【心延へ】
〔名〕
  (1)〈(人やそれ以外の生き物の)本源的な特質。〉性質。 気質。気性。性格。性分。気立て。  (2)〈(人物・出来事への対応に於ける)心の用い方。〉心遣い。 気遣い。気配り。気を回すこと。機転。機知。見事な対応。  (3)〈(事物が、自然に、または、人為的に)発する雰囲気。〉風情。趣向。 趣。情感。独特な感じ。凝った作り。工夫。技巧。  (4)〈(発言などの)意味。〉主旨。 趣意。真義。言わんとするところ。
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__こそ【こそ】
『接続:係助={終助詞及び間投助詞以外の各種の語}終助={連用形}間投助={人名}』
〔係助〕
  (1)〈(強調)主語や連用修飾語を取り立てて指し示す。〉・・・こそ。 ・・・は。まさに・・・。  (2)〈(逆接的挿入)直前の語句を取り立てて指し示した上で、それとは反対の内容の記述を後に続ける。〉・・・は確かに~だが。 ・・・こそ~なものの。  (3)〈(懸念)(「もこそ」の形で)実現を望まない事態を、不安を込めて想定する。〉・・・といけない。 ・・・したら大変だ。・・・だと困る。もしや・・・まいか。  (4)〈(順接確定条件の強調)(活用語の已然形+「ばこそ」の形で)原因・理由を強調する。〉・・・からこそ。 ・・・なればこそ。・・・なるがゆえに。  (5)〈(順接仮定条件の強調)(活用語の未然形+「ばこそ」の形で)(多く、末尾を「め」で結ぶ)直前に述べた事態が成立すれば、後続の事態も成立するだろう、と想定しつつ、その実現は望めないだろう、との判断を含む反実仮想の表現を形成する。〉もし・・・ならば~だろうが。 ・・・するというなら~でもあろうが。・・・だというのならともかく、そうはなるまい。  
〔終助〕
  (1)〈(上代語)(他者への希望)自らの意思・行動にらぬ事態の実現を、他者に対して望む意を表わす。〉・・・してほしい。 ・・・しておくれ。  
〔間投助〕
  (1)〈(呼び掛け)(自分と同等かそれ以下の相手に対し)親愛・敬意を込めて呼び掛ける語。〉・・・さん。 ・・・君。ねぇ・・・。
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〈A〉こと【事】
〔名〕
  (1)〈(活用語の連体形の直後に置き、形式名詞的に用いて)名詞句を作る。〉・・・という事。 ・・・する事。・・・である事。・・・な事。  (2)〈(事柄の発生に着目して)(人の行為や、人・物との関わりの結果として)生起する事柄。〉出来事。 事例。事。件。  (3)〈(事柄の内容に着目して)(時間の経過と共に変化する)事態の様相や展開。〉経緯。 事情。状況。成り行き。展開。一部始終。模様。様子。  (4)〈(その発生・展開・結末が)人や世の中に何らかの影響を及ぼすような重大な事柄。特に、人の死。〉事件。不幸。 事変。一大事。事故。由々しき事態。  (5)〈(一定の様式に従って執り行なわれる)職務的・事務的・典礼的な事柄。〉仕事。 任務。用件。用事。公務。政務。行事。事業。儀礼。儀式。刑罰。  (6)〈(文末に置き、断定・命令・禁止・感嘆・疑問などの意を)体言止めの形で強調的に表わす。〉・・・ということ。・・・すること。・・・せぬこと。・・・なものよ。・・・なのか。  (7)〈(「事にす」、「事にて」などの形で)その事柄に意を用いる意を表わす。〉没頭する。 没入する。専心する。専念する。かかずり合う。
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〈C〉ことざま【異様】
〔名〕
  (1)〈普通とは異なる状態。〉異様さ。 違う点。変わったところ。妙な様子。  (2)〈(その場で問題になっている人・物とは)別の誰か・何かを指す語。〉別人。別の話。 他の人。別方面。別系統。それ以外。それとは関係ない。そういうことではなくて。
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〈C〉ことざま【事様】
〔名〕
  (1)〈(物事の)存在の様態。〉様子。 有様。感じ。雰囲気。  (2)〈(物事の背後にい知れる)人の心の様子。〉気構え。 心構え。心の程。心模様。
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〈C〉ことづく【言付く・託く】
〔自カ下二〕
{け・け・く・くる・くれ・けよ}
  (1)〈(事態を)他者に原因があるとする。〉・・・にかこつける。 ・・・のせいにする。・・・を口実とする。・・・にする。  
〔他カ下二〕
{け・け・く・くる・くれ・けよ}
  (1)〈(第三者に対して)自分に代わって発言・行動・保管するよう頼む。〉伝言する。委託する。預託する。 言付ける。言い付ける。言い置く。預ける。託す。お願いする。
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〈C〉こともなし【事も無し】
〔連語〕《こと〔名〕+も〔格助〕+なし〔形ク〕》
  (1)〈(重大な出来事の発生もなく)常と変わらないさま。〉平穏無事だ。 大事ない。大過ない。何事もない。至って静かだ。  (2)〈(非難すべき点がなく)立派なさま。(強い讃辞としては用いない)〉難点がない。 欠点がない。無難だ。そつがない。抜かりはない。  (3)〈(賞賛すべき点が見当たらず)ありふれているさま。〉可もなく不可もない。 平々凡々だ。凡庸だ。ありふれている。見るべき点もない。何ということもない。特筆に値しない。  (4)〈(実行に伴う苦労もなく)すんなりと片付くさま。〉容易だ。 容易い。造作もない。わけもない。朝飯前だ。ちょちょいのちょいだ。ちょろいもんだ。お安い御用だ。
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〈A〉ことわり【理・断り】
〔名〕
  (1)〈(思考・行動の根拠となるべき)当然の筋道。〉道理。 論理。条理。筋。  (2)〈(妥当な筋道に従って)事態を論理的に考えること。また、その考えを論理的に述べること。〉判断。説明。 判定。理屈。  (3)〈(何かを行なうこと、行なわぬことを)妥当と判断すべき根拠。〉理由。 訳。事情。  (4)〈(あれこれと理由を付けて)自分の行動を正当化すること。相手の申し出を断わること。過失をびること。〉言い訳。辞退。謝罪。 弁解。弁明。申し開き。言い逃れ。お断わり。おび。  
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈道理に照らして納得できるさま。〉当然だ。 もっともだ。道理である。当たり前だ。
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__この【此の】
〔連接語〕《こ〔代名〕+の〔格助〕》
  (1)〈話者に近い事物を指す語。〉この。 ここの。  (2)〈直前に述べた事柄を指す語。〉この(ような)。 こうした。こんな。  (3)〈(「これやこの」などの形で)直後に述べる事柄を強調的に指す語。〉例の。 あの。その。彼の有名な。  (4)〈過去のある時点から現在までの時点を継続的に指す語。〉これまでの。・・・以来。 今までの。この・・・。ここ・・・。・・・このかた。
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__このむ【好む】
〔他マ四〕
{ま・み・む・む・め・め}
  (1)〈(精神的に)対象に引きつけられる感覚を抱く。〉好きだ。 愛好する。興味を持つ。関心がある。  (2)〈(感覚、または行動の次元で)対象を自分のものとすることを求める。〉望む。注文する。 欲しがる。発注する。える。
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〈B〉こまやか【細やか・濃やか】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(物理的に)細かな構成要素で出来ている。〉微細だ。 小粒だ。細かい。細々している。粒状だ。  (2)〈(人工物の形状や、文芸的技巧が)細部まで整って作られている。〉精巧だ。 精緻だ。精密だ。精妙だ。きめ細かい。丹精込められている。  (3)〈(注意・観察が)細部まで一切の見落としがない。〉詳細だ。 綿密だ。念入りだ。事細かだ。細大漏らさぬ。  (4)〈(心情的に)配慮が行き届いている。〉心遣いが細やかだ。 気配りがある。心がもっている。親切だ。親密だ。  (5)〈(人と人とが)極めて近しい関係にある。〉ろだ。 親密だ。深い間柄だ。  (6)〈(人の表情が)親しさ・楽しさにれている。〉にこやかだ。 にこにこしている。満面に笑みを浮かべている。  (7)〈(人の皮膚や毛髪について)がさがさした感じがなく、滑らかに整っている。〉きめ細かだ。 がある。つやつやしている。潤いがある。張りがある。光沢がある。瑞々しい。  (8)〈(衣服などの色合いが)むらがなくきめ細やかで深く澄んでいる。〉濃密だ。 深い色合いだ。
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〈A〉こよなし【こよなし】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(最上級的賛辞として)とにかくひたすらに素晴らしい。〉この上ない。 格別だ。段違いだ。比べようがない。比類なき素晴らしさだ。  (2)〈(良きにつけしきにつけ)他に比較して格段の相違がある。〉段違いだ。 格段に優る(劣る)。だしく・・・だ。雲泥の差だ。月とすっぽんだ。
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__ころ【頃・比】
〔名〕
  (1)〈(時間的に)厳密でない時の区分を指す語。〉時分。 時代。年代。頃。  (2)〈(目立った特徴がある、ある目的を果たすのに好適、などの理由で)他と区分される特定の時。〉時節。 季節。折り。時機。機。  (3)〈(「年」・「月」・「日」などの名詞の下に付き、濁音「ごろ」と読んで)一定の時間の経過を表わす。〉・・・の間。 ・・・年来。・・・カ月ほど。・・・日間。・・・頃。
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__さあらぬ【然有らぬ】
〔連接語〕《さ〔副〕+あり〔自ラ変〕+ず〔助動特殊型〕打消》
  (1)〈(特に意識することもなく)軽く受け流すさま。〉何気ない。 素知らぬ。素っ気ない。さりげない。何ということもない。  (2)〈(ある特定の条件に)合致しない。〉そうでない。 それ以外の。別の。対象外の。食い違う。
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〈A〉さうなし【左右無し】【双無し】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
【左右無し】
  (1)〈(あれこれ迷ったりすることもなく)すんなりと事が運ぶさま。〉たやすい。 容易だ。造作もない。ためらわず・・・。すんなり・・・。すらすら・・・。あっさりと・・・。何ということもなく・・・。何も考えず・・・。一も二もなく・・・。  (2)〈(深く物事を考えることもなく)慌ててするさま。〉後先も考えない。 大慌てだ。何が何だかわからない。あたふた・・・。どたばた・・・。パニクって・・・。
  【双無し】
  (3)〈(比較の対象が存在しないほどに)超絶的に優れている。〉この上なく素晴らしい。 比類がない。比べようがない。無類のものだ。例えようもない。並ぶものがない。天下無双だ。
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〈A〉ざえ【才】
〔名〕
  (1)〈(特に、漢詩・漢学についての)学問上の知識。〉漢学の才。 学才。学術的教養。  (2)〈(音楽・書画・和歌などの)芸能上の才能や技能。〉才芸。 芸のたしなみ。芸術的素養。  (3)〈(「」の略)内侍所の神楽などで歌をう男性。〉男のい手。 」。男性シンガー。
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〈C〉ざえがる【才がる】
〔自ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈自分がいかにも学識豊富であるかのく振る舞う。〉学識をひけらかす。 教養を見せびらかす。知識人とした態度を取る。いかにも頭が良さそうに振る舞う。インテリぶる。
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〈A〉さが【性・相・祥】
〔名〕
  (1)〈(多く、悪いものに用いて)生まれる前から決まっている巡り合わせ。〉宿命。不運。 運命。天運。  (2)〈(多く、悪いものに用いて)(生得的で、自分ではどうにもならない)性質。〉生まれつきの性分。 性格。体質。本性。  (3)〈(統計的に見て)世間によく見られる現象。〉世の習い。 世の常。習わし。習慣。習俗。慣習。  (4)〈(近世語)(生得的であると否とを問わず)人の至らない点。〉欠点。 難点。短所。よくないところ。
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〈A〉さかし【賢し】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈頭脳の働きが優れている。〉賢明だ。 賢い。利口だ。利発だ。頭が良い。切れ者だ。  (2)〈(意識・判断力が)混乱をきたすことなく、正常に機能している。〉気は確かだ。 正気だ。まともだ。しっかりしている。意識ははっきりしている。気丈だ。酔っぱらっていない。狂っていない。  (3)〈(行為・歌の出来などが)人を感心させる見事さだ。〉気が利いている。 上手い。大したものだ。立派なものだ。洒落ている。  (4)〈(いかにも賢そうな態度に)不快な感じがする。〉小賢しい。 才気走っている。何を偉そうに。利口ぶりやがって。小生意気な。達者な口をききやがって。  (5)〈(素晴らしいことに)繁栄している。〉めでたく栄えている。 立派だ。
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〈C〉さかしだつ【賢し立つ】
〔自ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(他者の反感を買うような形で)自分の知識をひけらかす。〉利口ぶる。 賢そうに振る舞う。才気走る。
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__さくもん【作文】
〔名〕
  (1)〈漢詩を作ること。〉漢詩(作り)。  (2)〈文章を書くこと。〉著述。 作文。文筆活動。
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__さこそいへ【然こそ言へ】
〔連接語〕《さ〔副〕+こそ〔係助〕+いふ〔自ハ四〕〔他ハ四〕》
  (1)〈直前の記述内容を一応受け入れた上で、それに反する内容を後に続ける。〉そうは言うものの。 とはいえ。それでもやはり。しかしなお。
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__さしいらふ【差し答ふ】
〔自ハ下二〕
{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}
  (1)〈(社交辞礼として)相手の問いに対して言葉を返す。〉応答する。 返事をする。答える。受け答えする。  (2)〈(他者の会話に)横合いから割り込む。〉口出しする。 横から口を差しむ。
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__さす【さす】
『接続:{四段&ナ変&ラ変以外の未然形}』
〔助動サ下二型〕
{させ・させ・さす・さする・さすれ・させよ}
  (1)〈(使役)他の人物や物事に、何らかの動作を取らせたり事態の発生を促したりする意を表わす。〉・・・させる。  (2)〈(尊敬)(下に尊敬語「たまふ」・「おはします」・「まします」・「らる」を伴って)その動作を取る人物に対する尊敬の意を強める。〉・・・なさる。 ・・・あそばす。お・・・になる。・・・ていらっしゃる。  (3)〈(受身)(中世以降の軍記物で)実質的には受身の事態を、相手にやられたのではなく、相手がそうするのを許してやった、という言い方で表現する。〉・・・される。 敵が自分を・・・するのを許す。  (4)〈(謙譲)(平安中期以降)(主に会話文中で)(「ご覧ぜさす」・「聞こえさす」の形で)相手に対する自らの行動を一段低いものとしてへりくだって言う。〉お目にかける。お耳に入れる。 ご覧いただく。見ていただく。お聞かせする。申し上げる。
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〈A〉さすが【流石・遉】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(相反する内容を持つ前後の脈絡をつないで)逆接的陳述を導く。〉・・・ではあるが、そうは言ってもやはり~である。いくら・・・だとしても、~はあるまい。 確かに・・・だが、それでも~だ。いかに・・・とは言え、~というのはいかがなものか。  (2)〈(特に照応する直前の脈絡を持たずに)事態に対する否定的な心情を表わす。〉気がめる。 感心しない。いけないことのような気がする。  
〔副〕
  (1)〈(相反する内容を持つ前後の脈絡をつないで)逆接的陳述を導く。〉・・・ではあるが、そうは言ってもやはり~である。いくら・・・だとしても、~はあるまい。 確かに・・・だが、それでも~だ。いかに・・・とは言え、~というのはいかがなものか。  (2)〈(特に照応する直前の脈絡を持たずに)予想・期待・評判通りの事態であることを強調的に表わす。〉さすがは。 なるほど。やっぱり。いかにも。どうしてどうして。何と言っても。何のかんの言ってもやはり。
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〈A〉させたまふ【させ給ふ】
〔連接語〕《さす〔助動サ下二型〕使役・尊敬+たまふ〔補動ハ四〕》
  (1)〈(「さす」が使役の場合)敬意を含む使役を表わす。〉・・・おさせになる。 ・・・させなさる。  (2)〈(「さす」が尊敬の場合)(天皇またはそれに準じる相手への)極めて高い尊敬を表わす。(会話や手紙の中ではさほど高くない地位の人にも用いる)〉お・・・になる。 お・・・なさる。・・・あそばす。
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〈C〉さてしもあるべきことならず【然てしも有るべき事ならず】
〔連語〕《さて〔副〕+しも〔副助〕+あり〔自ラ変〕+べし〔助動ク型〕推量+こと〔名〕+なり〔助動ナリ型〕断定+ず〔助動特殊型〕打消》
  (1)〈(直前に述べた事態について)そのまま放置しておいては不都合がある。〉そのままにはしておけない。 いつまでもそうしていられるわけもない。早く何とかしなければならない。
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__さふらふ【候ふ・侍ふ】
〔自ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈「あり」・「居り」「仕ふ」の謙譲語。〉伺候する。お仕えする。 御側にお控え申し上げる。御一緒る。  (2)〈「あり」・「居り」の丁寧語。〉ございます。 あります。おります。  
〔補動ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)丁寧の意を表わす。〉・・・です。 ・・・ます。・・・でございます。
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〈A〉さま【様】【方】
〔名〕
  【様】
  (1)〈(外観上の)人・物事の漠然とした様態。〉有様。姿形。 見た感じ。様子。状況。状態。見た目。容姿。身なり。体裁。  (2)〈(具体性はないが)何となくそのように感じられる様子。〉趣。 趣向。風情。感じ。感覚。  (3)〈(有形の文芸作品や無形の対話などを)正しく成立させるために必要な一連の様式。〉形式。 体系。手段。手法。手だて。方法。  (4)〈(物事の)発生の契機となった状況。〉事情。 いわれ。訳。理由。  
〔接尾〕
  【様・方】
  (1)〈(名詞・代名詞に付いて)漠然とした方向を表わす。〉・・・の方。 ・・・の方向。・・・の方角。  (2)〈(動詞の連用形に付いて)ある物事の発生時点と同時点に於いて他の物事が発生する意を表わす。〉・・・するや否や。 ・・・するとすぐに。ちょうど・・・の時に。
  【様】
  (3)〈(副詞などに付いて)様態を表わす。〉・・・な風に。 ・・・のように。・・・な感じで。  (4)〈(中世以降)(人を表す語に付いて)敬意を表わす。〉・・・様。
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〈B〉さもや【然もや】
〔連接語〕《さ〔副〕+も〔係助〕+や〔係助〕》
  (1)〈(物事の様態について)疑問・推量の意を表わす。〉そのように・・・であろうか?/ではないのか?  (2)〈(「もや有らむ」の略)確たる根拠のない漠然とした推量を表わす。〉そうではなかろうか。 もしかしたらそうかもしれない。
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〈B〉さらに【更に】
〔副〕
  (1)〈(既にある状態に)何かを追加する形で、の意を表わす。〉更にまた。 その上。重ねて。益々。いよいよ。  (2)〈(既に行なわれた物事を)趣を変えて新たに、の意を表わす。〉再び。 再度。今一度。もう一度。改めて。新規に。真っ新の状態から。  (3)〈(下に打消の語を伴って)否定の意を強調する。〉全然・・・ない。 少しも・・・ない。決して・・・ない。
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〈B〉さり【然り】
〔自ラ変〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(終止形「り」の形で、感動詞的に用いて)相手の発言に対する肯定の返事として用いる。〉そうだ。 その通りだ。もっともだ。いかにもそうである。  (2)〈(既に述べた内容を受けて)そのような状態である、の意を表わす。〉そのようである。 そうである。
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__ざりつ【ざりつ】
〔連接語〕《ず〔助動特殊型〕打消+つ〔助動サ下二型〕完了》
  (1)〈(過去に於いて)ある行為が行なわれなかった意を述べる。〉・・・なかった。 ・・・ずにいた。
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〈B〉ざる【戯る】
〔自ラ下二〕
{れ・れ・る・るる・るれ・れよ}
  (1)〈(真剣でなく)軽い気持ちで楽しげに事を為す。〉ふざける。 はしゃぐ。れる。遊び心でやる。  (3)〈男女間の恋愛事情によく通じている。また、好色そうに見える。〉世慣れている。なまめかしい。 っぽい。色っぽい。あだっぽい。いかにも好きそうだ。  (4)〈(見た目が)美的感覚・芸術的嗜好に訴える魅力を持っている。〉洒落ている。 オシャレだ。風流だ。風雅な趣がある。趣深い。
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__さる【去る】
〔自ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(「夕さる」・「夜さる」・「春さる」などの形で)(時間・季節など)人の思惑に無関係に推移する自然現象がやって来て、ある段階になる。〉到来する。 やって来る。移り来る。・・・になる。  (2)〈(時間・季節など)人の思惑に無関係に推移する自然現象が過ぎて、別の段階に移る。〉過ぎ去る。 移り行く。移り変わる。変化する。  (3)〈(人・物が)それまで存在していた場所を離れ、存在しなくなる。〉去り行く。 立ち去る。退去する。遠ざかる。離れる。離別する。いなくなる。後にする。  (4)〈(空間的・時間的に)一定の間隔がある。〉隔たる。 距離がある。間がある。間が開く。去る。  (5)〈(今までいていた)官位を辞職する。〉位を退く。 位を離れる。離職する。  (6)〈(多く、「世を去る」の形で)生命活動を停止し、死者となる。また、俗世を離れ、修行者となる。〉死去する。出家する。 世を去る。俗世を離れる。  (7)〈(花や紅葉の色などが)かつての濃さを失い、薄らいでくる。〉せる。 褪色する。色めする。薄らぐ。  
〔他ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(物理的に)今まで存在していた場所から別の場所へと移動させる。〉遠ざける。 取り除く。除去する。除く。排する。駆除する。駆逐する。追い払う。放逐する。  (2)〈(妻など)今まで関係のあった人物との関係を断ち切る。〉離縁する。 離別する。絶縁する。縁を切る。  (3)〈(他者の要求や申し出を)受け入れない。〉拒絶する。 断わる。む。む。うんと言わない。
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〈C〉さるに【然るに】
〔接続〕
  (1)〈直前の内容に対する逆接の陳述を導く。〉それなのに。 だというのに。にもかかわらず。ところが。るに。
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〈B〉さるもの【然る者】【然る物】
〔連語〕《さる〔連体〕+もの〔名〕》
  【然る者】
  (1)〈(直前に具体的な指示内容がある/なしにかかわらず)ある人物が(読み手・聞き手にもわかるような)何らかの特性を有していることを表わす。〉ああいう人。 そういう人。そんな人。  (2)〈(話者の主観的な判断基準に照らして)それなり以上と評価される者。〉なかなかの人物。 大した人物。立派な者。るべき人。
  【然る物】
  (3)〈(「・・・は/をばさるものにて」の形で)直前に述べた事柄に加えて、更に別の何かが加わることを表わす。〉・・・は当然として。 ・・・はもちろんのこと。・・・のみならず更に~。  (4)〈(「・・・は/をばさるものにて」の形で)直前に述べた事情に納得しつつ、その上で更に別の事情があることを表わす。〉・・・なのはもっともだが、その一方で。 なるほど確かに・・・ではあるがしかし。  (5)〈直前に述べた物事を具体的に指す。〉そのような物事。 ああしたもの。その種のもの。
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__されど【然れど】
〔接続〕
  (1)〈前述の内容が成立することを認めた上で、それとは反対の内容の記述を後に続ける。〉そうではあるが。 しかし。しかしながら。それでも。されども。とはいえ。
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__じ【じ】
『接続:{未然形}』
〔助動特殊型〕
{○・○・じ・じ・(じ)・○}
  (1)〈(打消推量)(多く、自身以外の主語の動作について)実現しないだろうという判断を表わす。〉・・・ないだろう。  ・・・まい。・・・ということはないと思う。  (2)〈(打消意志)(多く、自身を主語として)その行動を取るつもりがない意を表わす。〉・・・ないつもりだ。 ・・・するものか。・・・まい。・・・したくない。・・・するのはいやだ。  (3)〈(打消勧誘)(自身以外の主語の動作について)その行動を取らぬよう希望する。また、その行動が不穏当だとする判断を表わす。〉・・・ないでほしい。・・・するのはよくない。 ・・・してほしくない。・・・されると困る。どうか・・・ないでください。・・・べきではない。
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__しきる【頻る】
〔自ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(波や事態が)重層的に発生・出現する。〉度重なる。 続けざまに来る。後から後からやって来る。
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〈A〉しげし【繁し・茂し】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(出来事の発生の)頻度が高い。〉絶え間ない。 度重なる。重ね重ねである。  (2)〈(草木、人数、色調などの)分量・密度が高い。〉大量だ。高密度だ。 密集する。濃密である。生い茂る。繁茂する。密生する。群がる。色濃い。たっぷりある。ぎっしりである。みっしり詰まっている。  (3)〈(頻度・分量・密度があまりに高すぎて)心理的に不愉快である。〉うるさい。 わしい。鬱陶しい。うんざりだ。げんなりする。
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〈A〉しのぶ【忍ぶ】【慕ぶ・偲ぶ・賞ぶ】
〔他バ上二〕{び・び・ぶ・ぶる・ぶれ・びよ} 〔他バ四〕{ば・び・ぶ・ぶ・べ・べ} 【忍ぶ】
  (1)〈感情を抑制して表情や行動に出さないようにする。〉え忍ぶ。 我慢する。こらえる。じっと耐える。  (2)〈人目に付かぬよう隠したり、かに行動する。〉秘密裏に事を運ぶ。隠蔽する。 隠す。こっそりとやる。
  【慕ぶ・偲ぶ・賞ぶ】
  (3)〈(主に、近辺にいない人のことを)心の中で恋しく思う。〉思慕する。 恋いう。わしく思う。追懐する。かしむ。  (4)〈(目で見て)素晴らしいと感じる。〉賞美する。 賛美する。味わう。鑑賞する。える。
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〈A〉しる【知る】
〔自ラ下二〕
{れ・れ・る・るる・るれ・れよ}
  (1)〈(主に否定形の「人知れず」で)他者の知るところとなる。〉知られる。 気付かれる。言い当てられる。ばれる。認識される。  
〔自ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(知識・思考・感覚・想像といった)知力を用いて対象を理解する。〉わかる。 知る。  
〔他ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(知識・思考・感覚・想像といった)知力を用いて対象を理解する。〉理解する。 知る。わかる。  (2)〈(異なる他の物事との)差を明確に認識する。〉区別する。 それと認める。見分けが付く。峻別する。差別化する。  (3)〈(伝聞情報としてではなく)直接的に体験して対象の実情を知る。〉経験する。 身をもって知る。実地に体験する。直に見聞きしたことがある。  (4)〈(非恋愛的関係として)社会的に人と関わる。〉付き合いがある。 関わり合う。親好がある。親しく交際している。知己を得る。  (5)〈(恋愛の対象として)異性と関わる。〉男と女の関係にある。 付き合っている。恋人同士である。深い仲である。  (6)〈(人・物に関して)保護・管理の責任をきちんと果たす。〉世話をする。 面倒を見る。責任を持つ。  (7)〈(下に打消の語を伴って)可能(実質、不可能)の意を表わす。〉・・・することができる。 ・・・し得る。
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__す【す】
『接続:{四段&ナ変&ラ変の未然形}』
〔助動サ下二型〕
{せ・せ・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈(使役)他の人物や物事に、何らかの動作を取らせたり事態の発生を促したりする意を表わす。〉・・・させる。  (2)〈(尊敬)(下に「ふ」などの尊敬語を伴って)その動作をする人物に対する敬意を強調する。〉お・・・になる。 ・・・あそばす。・・・なさる。・・・れる。  (3)〈(受身)(中世以降の軍記物で)実質的には受身の事態を、相手にやられたのではなく、相手がそうするのを許してやった、という言い方で表現する。〉・・・される。 敵が自分を・・・するのを許す。  (4)〈(謙譲)(平安中期以降)(主に会話文中で)(「さす」・「らす」・「らす」の形で)相手に対する自らの行動を一段低いものとしてへりくだって言う。〉申し上げる。参上する。献上する。 お話しする。上がる。差し上げる。
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__ず【ず】
『接続:{未然形}』
〔助動特殊型〕
{ず/(な)/ざら・ず/(に)/ざり・ず/○・ぬ/ざる・ね/ざれ・○/ざれ}
  (1)〈(打消)(用言の未然形に付いて)その陳述内容を否定する。〉・・・ない。 ・・・しない。・・・でない。
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〈A〉す【為】
〔自サ変〕
{せ・し・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈(自らの意志によらない)何らかの動作・状態が起こる。また、その動作・状態が自然的に認識・感得される。〉・・・する。 ・・・がする。・・・と感じる。・・・に思われる。  (2)〈他の自動詞の代用として用いる。〉・・・する。  (3)〈(「・・・むとす」の形で)(意志的、または自然発生的に)何らかの動作を起こそうとする。または、何らかの状態が起ころうとする。〉・・・しようとする。・・・しそうになる。 ・・・しようと思う。・・・することを望む。今や・・・としている。まさに・・・せんとする。  
〔他サ変〕
{せ・し・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈(意志的に)何らかの動作・行動を取る。〉・・・する。 ・・・をやる。・・・を行なう。  (2)〈他の他動詞の代用として用いる。〉・・・する。  (3)〈(形容詞・形容動詞の連用形、名詞+格助詞「に」・「と」の下に付いて)そのようなものと判断・形容・処遇する。〉・・・とする。 ・・・とみなす。・・・と言う。・・・と思う。・・・と考える。・・・として扱う。  
〔補動サ変〕
{せ・し・す・する・すれ・せよ}
  (1)〈(動詞の連用形+係助詞・副助詞の下に付いて)上の動詞の意味を強調したり、別の意味を添える。〉・・・する。
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〈A〉すぐす【過ぐす】
〔他サ四〕
{さ・し・す・す・す・せ}
  (1)〈(時間的に)過ごす。(ある状態で)生活する。〉年月を過ごす。暮らす。 時を送る。時間を費やす。日々を送る。  (2)〈(物事の移動や、事態の展開について)何の対応もせずそのまま過ぎるに任せる。〉やり過ごす。 通過させる。すんなり通す。そのままにしておく。放っておく。うち捨てて相手にしない。  (3)〈(行事や仕事などを)最後までやり通す。〉済ます。 終わらせる。完遂する。しまいまでやる。し終える。やり遂げる。  (4)〈(年齢が)望ましい段階を既に越えている。〉かなりの年齢である。 もう年である。  (5)〈(妥当と思われる水準を)超越している。また、(技能などが)普通以上の水準である。〉度を超している。並外れて優れている。 尋常一様でない。普通じゃない。半端じゃない。  
〔補動サ四〕
{さ・し・す・す・す・せ}
  (1)〈(動詞の連用形に付いて、補助動詞的に)妥当な限度を超えている意を表わす。〉・・・し過ぎる。 ひどく・・・する。余りにも多く・・・する。
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〈A〉ずは【ずは】
〔連接語〕《ず〔助動特殊型〕打消+は〔係助〕》
  (1)〈(上代)否定語「ず」を強調する。〉・・・などせずに。 ・・・ないで。・・・ではなくして。  (2)〈順接の仮定条件を表わす。〉もし・・・ないならば、~。 ・・・でないとすれば~。  (3)〈「ざり」の言い換えとして「ずはあり」の形で用いる。(和歌の七五調に合わせるための言い回し)〉・・・ない。
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__ずや【ずや】
〔連接語〕《ず〔助動特殊型〕打消+や〔係助〕》
  (1)〈(文中で、下に推量の表現を伴って)前述の事態が成立しないかもしれないことを(好ましくないこととして)想定する。〉・・・ないのだろうか。 ひょっとして・・・ないのではないか。  (2)〈(文末で)前述の事態が成立しないのかという単純な疑問を表わす。〉・・・ないか? ・・・ではないのか?  (3)〈(文末で)前述の事態は成立しないであろうという判断を表わす。〉・・・ないということはあるまい。 ・・・ないか、否・・・だろう。・・・のだ。
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〈C〉せうと【兄人】
〔名〕
  (1)〈(女性から見た)男の兄弟。〉兄。弟。 兄弟。  (2)〈(女性からの視点ではなく、一般的に)男の兄弟。後代には、兄。〉男兄弟。兄。 お兄さん。兄貴。兄者。  (3)〈(女性から見た)親しい関係の男性。〉特別親しい男性。 いい人。
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〈A〉せさす【為さす】
〔連接語〕《す〔他サ変〕+さす〔助動サ下二型〕使役・尊敬》
  (1)〈(「さす」が使役の助動詞の場合)他者に何かを行なわせる。〉・・・させる。  (2)〈(「さす」が尊敬の助動詞の場合)(「たまふ」・「おはします」・「らる」などを伴って)天皇・皇后に対する最高の敬意を表わす。〉・・・あそばす。 ・・・なさる。
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〈C〉せむ【責む】
〔他マ下二〕
{め・め・む・むる・むれ・めよ}
  (1)〈(人を)肉体的・精神的に苦しい立場へと追い詰める。〉苦しめる。 悩ます。痛めつける。拷問する。  (2)〈(人に対して)お前が悪い、と迫る。〉める。 なじる。非難する。責任を問う。責めを負わせる。追及する。責め立てる。  (3)〈(人から、物品・行動・発言などを)引き出そうと迫る。〉しきりにせがむ。 せき立てる。強く促す。催促する。ねだる。強要する。  (4)〈(特定の目的を)ひたすらに努力して追い求める。〉真剣に追求する。 その道を極める。  (5)〈馬を厳しくしつけて乗り慣らす。〉調教する。 乗りこなす。
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__ぞ【ぞ】
『接続:{体言・連体形・連用形・副詞・助詞}』
〔係助〕
  (1)〈(強調)(文中で用いて)上の語句を取り立てて叙述全体を強調する。〉・・・が。 ・・・こそ。・・・はまさに。・・・は実に。  
〔終助〕
  (1)〈(指示・断定)(文末で用いて)上の語句を強く指示して、他の事物とは明確に異なるものである意を強調する。〉・・・だぞ。 ・・・だよ。  (2)〈(疑問・反語の強調)(文末で、文中の疑問詞を受けて)強い疑問や、反問の意を表わす。〉・・・だというのか? 一体・・・なのか?否・・・ではない。
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〈A〉そ【そ】
『接続:{連用形・動詞型活用助動詞連用形・カ変未然形・サ変未然形}』
〔終助〕
  (1)〈(副詞「な」と呼応した「な+動詞連用形:カ変・サ変は未然形+そ」の形で)相手にやんわりと自制を求める穏やかな禁止の意を表わす。〉・・・しないでほしい。 ・・・してくれるな。  (2)〈(平安時代後期以降の用法)(副詞「な」と呼応しない「動詞連用形+そ」の形で)「な・・・そ」よりもきつめの禁止の意を表わす。〉・・・するな。 ・・・するのはやめろ。・・・してはならない。
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__ぞかし【ぞかし】
〔連接語〕《ぞ〔係助〕+かし〔終助〕》
  (1)〈(文末で)上の語句をとりたてて強調したり、相手に念を押す。〉・・・であるよ。 ・・・だぞ。・・・なことよ。・・・だなぁ。
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__そしる【謗る・誹る・譏る】
〔他ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(口で)相手のことを攻撃する。〉悪く言う。 非難する。口撃する。けなす。けちをつける。
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__その【其の】
〔連接語〕《そ〔代名〕+の〔格助〕》
  (1)〈話者に近いものを指す語。〉その。 そこの。  (2)〈その場で話題になっているものを指す語。〉その。  (3)〈特定不能の事柄を指す語。〉どの。 何の。どんな。  (4)〈(特定を避けるために)はっきり明示せずに言う語。〉とある。 某。何々の。ある。
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〈B〉そむく【背く】
〔自カ四〕
{か・き・く・く・け・け}
  (1)〈(空間的に)後方・側方を向く。〉背を向ける。横を向く。 後ろ向きになる。振り返る。  (2)〈(心理・行動の上で)相手の立場に同調しない。〉逆らう。 反対する。反目する。反抗する。く。  (3)〈(空間的距離に言及して)それまで一緒にいた人から遠い場所に行く。〉離別する。 離れる。別れる。去る。  (4)〈(多く「世をそむく」の形で)俗世間を捨てて、仏門に入る。〉出家する。 隠遁する。僧になる。尼になる。隠者となる。世捨て人として暮らす。  
〔他カ下二〕
{け・け・く・くる・くれ・けよ}
  (1)〈(空間的に)後方・側方を向かせる。〉背ける。 らす。背を向かせる。横を向かせる。後ろ向きにする。振り返らせる。  (2)〈(心理的に)相手と同じ立場に身を置くことができない。〉離反する。 心を離す。見捨てる。見限る。同調できない。付いて行けない。
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__それ【其れ・夫れ】
〔代名〕
  (1)〈話者からあまり隔たっていない事物・場所・時間を指す語。〉それ。そこ。 その物。その所。その時。  (2)〈既に話題に上った事物・場所・時間を指す語。〉それ。そこ。 その物。その所。その時。  (3)〈不特定の、または、明示したくない事物・場所・時間を指す語。〉これこれ。 どこそこ。いついつ。どれそれ。なにがし。かくかくしかじか。某所。某月。某日。  (4)〈自分と対等かそれ以下の人物に対して呼び掛ける語。〉お前。 君。そなた。そち。その方。  (5)〈その場に存在しない第三者について言及する語。〉その人。 その者。彼。彼女。  (6)〈不特定の、または、明示したくない人物について言及する語。〉誰それ。 なにがし。ある人。某人物。
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〈B〉たぐふ【類ふ・比ふ・副ふ】
〔自ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈(物理的に)同じ場所に存在する。〉一緒にいる。 連れ立つ。連れ添う。随伴する。同行する。伴う。  (2)〈(価値判断を含んで)対等・似合いの存在である。〉似合う。 よく合う。調和する。釣り合いが取れている。対等だ。匹敵する。相当する。肩を並べる。比肩する。  
〔他ハ下二〕
{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}
  (1)〈(物理的に)同じ場所に存在させる。〉並ばせる。 合わせる。一緒にいさせる。伴わせる。同行させる。  (2)〈(他の物事に)近い存在として引き合いに出す。〉なぞらえる。 例える。比べる。比較する。  (3)〈(他の物事に)類似の様態を取る。〉似せる。 真似る。近付ける。
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__たけ【丈・長】
〔名〕
  (1)〈(物・人の)高さや長さ。〉寸法。 身長。身の丈。  (2)〈馬のから肩までの高さ。(四尺以上四尺九寸以下:約一二○~一五〇センチメートルが標準とされる)〉馬の。  (3)〈(「・・・のたけ」の形で、形式名詞的に用いて)物事の程度、または、及び得る限界点を表わす。〉・・・のほど。・・・の限り。 ・・・度。・・・の程度。・・・の全て。  (4)〈(軍隊などの)相対的な力の強さ。〉勢い。 勢力。軍勢。パワー。  (5)〈(歌論用語)歌の持つ上品な雰囲気。〉格調。 風格。品格。気品。品位。
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__たち【達】
〔接尾〕
  (1)〈(神や貴人を表す名詞や代名詞に付いて)複数の意を、尊敬の気持ちを込めて表わす。〉・・・の方々。 ・・・様たち。
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__たちならぶ【立ち並ぶ】
〔自バ四〕
{ば・び・ぶ・ぶ・べ・べ}
  (1)〈(物理的に)他の物事と近い位置に並ぶ。〉並んで立つ。 一緒に並ぶ。  (2)〈(程度が)同じくらいである。〉相当する。 匹敵する。比例する。比肩する。肩を並べる。比べ得る。  
〔他バ下二〕
{べ・べ・ぶ・ぶる・ぶれ・べよ}
  (1)〈(他のものと)同等の存在として評価・待遇する。〉同列に扱う。 同等扱いする。
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__たつ【立つ・起つ・建つ・発つ】
〔自タ四〕
{た・ち・つ・つ・て・て}
  (1)〈(伏臥・着座した姿勢に対し)直立した姿勢を取る。〉立ち上がる。 起き上がる。身を起こす。起立する。直立する。立つ。  (2)〈(他の場所に移動したり、動き回ったりせずに)一箇所に静止した姿勢を取る。〉む。 立ち止まる。動かない。動じない。じっと立つ。  (3)〈ある場所を離れて、他の場所へと移動する。〉立ち去る。 出発する。出立する。出で立つ。飛び立つ。離れる。後にする。  (4)〈(空間的に)ある場所に存在する。(序列的に)ある位置を占める。〉・・・に置かれる。 ・・・に位置する。・・・にある。  (5)〈(天皇・皇后・皇太子など、主に皇室関係について)高い地位を占める。〉即位する。 位にく。・・・になる。  (6)〈(雲・霧・霞・風・波・月・虹など)何らかの自然現象が発生する。〉出る。 起きる。起こる。立ち上る。  (7)〈(月・季節などについて)古い区切りが終わり、新たな区切りになる。〉始まる。 ・・・になる。・・・が来る。  (8)〈時間が経過する。〉過ぎる。 流れる。過ぎ去る。経つ。経過する。  (9)〈(物理的に)音響が耳に届く。〉響く。 鳴る。聞こえる。音が出る。  (10)〈(社会的に)名前・評判などが多くの人々の耳に届く。〉評判が立つ。 が流れる。知れ渡る。世に知れる。  (11)〈(「目に立つ」の形で)視覚的に明瞭に認識できる状態になる。〉明らかになる。 くっきり見える。際立つ。目に見えて・・・になる。  (12)〈(主に、打消の表現を伴って)(人物・道具・行動などが)特定の目的に効力を発揮する。〉役立つ。 使い物になる。効く。  
〔他タ下二〕
{て・て・つ・つる・つれ・てよ}
  (1)〈(人・物を)直立した状態にする。〉立たせる。 立てる。縦にする。直立させる。  (2)〈(馬や車などを)ある場所に置く。〉止めておく。 留まらせる。停車させる。駐車する。  (3)〈(天皇・皇后・皇太子など、主に皇室関係について)高い地位を占めさせる。〉位にかせる。 即位させる。・・・にする。  (4)〈(門・戸などを)閉ざして、出入りできない状態にする。〉閉鎖する。 閉じる。閉める。戸締まりする。  (5)〈(針や刃物など)った物の切っ先を対象の表面に押し当て、圧力を加えてその内部にめり込むようにする。〉突き立てる。 突き刺す。  (6)〈(人物を)特定の目的のために、ある場所へと向かわせる。〉派遣する。 わす。・・・へやる。出発させる。  (7)〈(多く「願立つ」の形で)目的の実現を、自分自身や神仏に向かって、強く願う。〉願を立てる。 強く願う。誓いを立てる。誓願する。決意する。決心する。  (8)〈(雲・霧・煙・波・湯気など)自然現象を発生させる。〉起こす。 立ち上らせる。立てる。  (9)〈(物理的に)音響が耳に届くようにする。〉音を出す。 鳴らす。響かせる。  (10)〈(社会的に)名前・評判などが多くの人々の耳に届くようにする。〉評判を立てる。 する。  (11)〈(目・耳など)感覚器官の作用を特定の対象に向ける。〉注意する。 留意する。目を付ける。気を付ける。集中する。  (12)〈(水を熱して)熱湯にする。また、茶や薬などを調整する。〉湯を沸かす。茶をてる。薬を調合する。 じる。立てる。  (13)〈(建物・市場などを)特定の目的のために作る。(人物・金銭などを)特定の目的のために用いる。〉設ける。役立てる。 築く。設営する。設置する。完成する。作る。立てる。使う。用立てる。  (14)〈(特定の技芸などを)専門・得意な分野とする。(教義などを)体系的に整理して世に示す。〉得意技とする。打ち立てる。 専門とする。構築する。発明する。  
〔補動タ下二〕
{て・て・つ・つる・つれ・てよ}
  (1)〈(動詞の連用形に付いて)その動作の意味を強調する。〉強く・・・する。 しっかりと・・・する。殊更・・・する。特に・・・する。
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__たのむ【頼む】
〔他マ下二〕
{め・め・む・むる・むれ・めよ}
  (1)〈(他者に)何事かが得られるのではないか、と感じさせる。〉期待させる。 当てにさせる。その気にさせる。頼みに思わせる。  
〔他マ四〕
{ま・み・む・む・め・め}
  (1)〈(自分自身が他者に対し)何らかの事態の実現や他者の行動を得られるのではないか、と感じる。また、そうしてほしいと願い出る。〉期待する。依頼する。 当てにする。その気になる。頼りにする。信頼する。頼る。頼む。  (2)〈(特定の人物を)自らの社会的・経済的な力のよりどころとして、頼ったり、契約を結んで奉仕したりする。〉頼みとする。・・・を主人として仕える。
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__たはぶれ【戯れ】
〔名〕
  (1)〈(深い意味や、永続的に行なおうという意思もなく)軽い気持ちでする行動や発言。〉仮初め。冗談。 戯れ。おふざけ。場当たり。その場限り。  (2)〈(日常の生活・実利・仕事などから離れて)楽しみを得るためにする何か。〉遊興。 遊芸。遊戯。遊技。遊び。享楽。気晴らし。み。プレイ。
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〈A〉たまふ【賜ふ・給ふ】
〔他ハ下二〕
{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}
  (1)〈(上代語)「受く」・「もらふ」・「食ふ」・「飲む」の謙譲語。〉頂戴する。 く。わる。  
〔他ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈「与ふ」・「授く」の尊敬語。〉下さる。 お与えになる。 わる。  (2)〈「す」の尊敬語。〉お寄越しになる。 派遣なさる。おわしになる。  (3)〈(命令形「たまへ」を代用動詞的に用い、「いざたまへ」・「あなかまたまへ」などの形で)軽い敬意を込めた命令の意を表す。〉お・・・なさい。 ・・・してくださいな。お・・・ください。・・・願います。  
〔補動ハ下二〕
{へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ}
  (1)〈(会話文・手紙文の中で、「見る」・「聞く」・「思ふ」・「知る」の連用形に続けて)謙譲、または丁寧の意を表わす。(地の文の中では用いない)〉・・・でございます。 ・・・ております。・・・させてきます。・・・なのであります。  
〔補動ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈尊敬の意を表す。〉・・・なさる。 ・・・くださる。お・・・になる。お・・・であられる。
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__ため【為】
〔名〕
  (1)〈(多く「・・・が/のため」の形で形式名詞的に用いて)特定の対象の利益になる意を表わす。〉・・・のために。 ・・・のことを思って。・・・のためになるように。  (2)〈(多く「・・・が/のため」の形で形式名詞的に用いて)特定の目的のためにそうする意を表わす。〉・・・を目的として。 ・・・のために。・・・しようと。・・・に用いるべく。  (3)〈(多く「・・・がために(は)/のために(は)」の形で形式名詞的に用いて)特定の対象の立場・観点を表わす。〉・・・としては。 ・・・にとっては。・・・に関しては。・・・について言えば。・・・の身にすれば。  (4)〈(多く「・・・がために/のために」の形で形式名詞的に用いて)原因を表わす。〉・・・のおかげで。 ・・・のせいで。・・・によって。・・・ゆえに。・・・のために。
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〈A〉ためらふ【躊躇ふ】
〔自ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈病気の勢いを落ち着かせる(ことを目的に活動を控えて休む)。〉病状を落ち着かせる。養生する。 静養する。安静にする。  (2)〈行動に移る前の段階で、決断できずに立ち止まり、迷う。〉躊躇する。 ぐずぐずする。ためらう。二の足を踏む。踏ん切りが付かない。  
〔他ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈高まった感情を抑制する。〉気を落ち着かせる。 気を静める。高ぶりを抑える。鎮静化する。
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〈B〉たゆ【絶ゆ】
〔自ヤ下二〕
{え・え・ゆ・ゆる・ゆれ・えよ}
  (1)〈(空間的・時間的に)連続していたものが途中で切れる。〉途絶する。 中断する。途絶える。途切れる。絶える。切れる。  (2)〈(血筋・組織・習慣・音・煙など)これまで存在していたものが消えてなくなる。〉消滅する。 消え去る。消え入る。尽きる。果てる。滅びる。滅亡する。止む。  (3)〈生命力が尽き果てる。また、死んだようにぐったりとなる。〉絶命する。気絶する。 死ぬ。命尽きる。息絶える。気を失う。昏睡状態になる。  (4)〈これまで続いていた人との関係が切れる。訪問がなくなる。〉縁が切れる。音沙汰なくなる。 没交渉となる。音信不通になる。他人になる。
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__たり【たり】
『接続:{ラ変以外の連用形}』
〔助動ラ変型〕
{たら・たり・たり・たる・たれ・たれ}
  (1)〈(進行・継続)(非持続性の)ある動作・作用が(その記述の時点に於いては)進行・継続中である意を表わす。〉・・・ている。 ・・・てある。ちょうど・・・している。・・・の最中である。  (2)〈(残余型完了)既に完了した事態・動作・作用の結果が(その記述の時点に於いてなお)残存し、余韻を感じさせる意を表わす。〉・・・た。 ・・・てある。・・・となっている。  (3)〈(終結型完了)ある動作・作用が既に完了し、確定した既成事実となってしまった意を表わす。〉・・・した。 ・・・た。もう・・・した。既にもう・・・てしまった。もはや・・・となった。
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__たりけり【たりけり】
〔連接語〕《たり〔助動ラ変型〕完了+けり〔助動ラ変型〕過去》
  (1)〈過去に存続・完了していた動作・作用について言う表現。〉・・・てあった。・・・ていた。  (2)〈過去に存続・完了していた動作・作用について、今更のように気付いて言う表現。〉・・・ていたなあ。 ・・・だったことよ。  《たり〔助動タリ型〕断定+けり〔助動ラ変型〕過去》
  (3)〈過去の事実について、強調的に断定する表現。〉・・・たのであった。
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__つ【つ】
『接続:{連用形}』
〔助動タ下二型〕
{て・て・つ・つる・つれ・てよ}
  (1)〈(完了)動作・作用・状態が既に完了・終結した意を表わす。〉・・・てしまった。 ・・・てしまう。・・・た。  (2)〈(確述)(推量助動詞「む」・「まし」・「べし」・「らむ」や、補助動詞「あり」・「なし」・「り」、状態を表わす形容詞・形容動詞などと共に用いて)その実現が確実視される未来の事態や未確認の現在の事態について、確信を持って強調的に述べる。また、命令形で用いて強い希望を表わす。〉きっと・・・。 確かに・・・。間違いなく・・・。全く・・・。
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〈C〉ついゐる【突い居る】
〔自ワ上一〕
{ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ}
  (1)をついて座る。〉ひざまづく。 を突く。端座する。かしこまって座る。  (2)〈軽くいだ様子で座る。また、何となくその場に居続ける。〉ちょこんと座る。 居座る。
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〈C〉つとに【夙に】
〔副〕
  (1)〈一日が始まって間もない時間帯に。〉早朝に。 朝早くから。  (2)〈一連の時間の流れの中で、早い時期に。〉早期に。 早くから。幼い頃から。いち早く。
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__で【で】
『接続:格助={体言}接助={未然形}』
〔格助〕
  (1)〈(時点・地点)動作の行われる場面・場所を表す。〉・・・の時に。・・・に於いて。 ・・・で。・・・に。・・・の際に。  (2)〈(手段)事を為すための手段・方法・道具・材料などを表す。〉・・・によって。 ・・・でもって。・・・を用いて。  (3)〈(原因)動作・作用の原因・理由・動機・根拠などを表す。〉・・・ゆえに。 ・・・によって。・・・のために。・・・のせいで。・・・で。・・・が元で。  (4)〈(状態)動作・作用が行なわれる際の状態・資格などを表す。〉・・・として。 ・・・状態で。・・・で。  
〔接助〕
  (1)〈(打消接続)前文の内容を打ち消して後文に続ける。〉・・・ずに。 ・・・ないで。・・・することなく。
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__て【て】
『接続:格助={命令形}接助={連用形}終助={終止形・文末}』
〔格助〕
  (1)〈(上代東国方言)(言ふ・思ふ・聞くなどの語に付いて)陳述の内容を引用する。〉・・・と。  
〔終助〕
  (1)〈(近世語)陳述内容を軽く念押しする。〉・・・よ。 ・・・じゃて。・・・だぞ。・・・だわい。・・・てば。  
〔接助〕
  (1)〈(単純接続)前後の事柄を単純につなぐ。〉・・・て。 ・・・して。・・・であって。  (2)〈(並立)複数の事態が同時に成立している意を表わす。〉・・・て、そしてまた~。 ・・・しながら、同時に~。・・・であり、なおかつ~。  (3)〈(順接の確定条件)原因・理由を表す。〉・・・ゆえに。 ・・・ので。・・・から。・・・のために。・・・のせいで。・・・のおかげで。  (4)〈(逆接の確定条件・仮定条件)前述の内容があるにもかかわらず、後述の陳述が成立している意を表わす。〉・・・だというのに。たとえ・・・だとしても。 ・・・ていながら。・・・にもかかわらず。・・・けれども。・・・のに。・・・ではあるが。  (5)〈(順接の仮定条件)前述の内容が成立した場合、その帰結として後述の内容が成立する意を表わす。〉もし・・・なら。 ・・・であれば。  (6)〈(状態)(連用修飾語を作って)後に続く動作が、ある状態で行なわれる意を表わす。〉・・・状態で。 ・・・のままで。・・・の様で。  (7)〈(内容)(「思ふ」・「思す」・「見る」・「覚ゆ」・「聞こゆ」などの動詞の前で)知覚・思考などの内容に言及する。〉・・・と。 ・・のように。・・・風に。・・・みたいに。  (8)〈(補助動詞への接続)活用語を補助動詞に続ける。〉・・・て。
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〈B〉てならひ【手習ひ】
〔名〕
  (1)〈文字を書く練習。〉習字。 手習い。字の稽古。  (2)〈(学問・稽古事全般に)打ち込むこと。〉修練。 練習。稽古。鍛錬。修行。努力。  (3)〈(主として和歌などを)気の向くままに紙に書き散らすこと。また、そうして書いた物。〉走り書き。 落書き。書き流し。乱れ書き。み書き。
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〈A〉ては【ては】
〔連接語〕《て〔接助〕+は〔係助〕》
  (1)〈(動作・作用の反復)「ては」の前後の動作や作用が、相互補完的に繰り返されることを表わす。〉・・・たかと思うとまた~。 ・・・したり~したり。・・・と~の繰り返し。  (2)〈(順接の整調)前後を順接の関係でつなぐ「て」に、「は」を添えて語調を整える。(意味そのものは「て」に同じ)〉・・・て、そして。 ・・・ては。・・・てから。  (3)〈(付帯状況)「て」以前の状況の中に於いて、「は」以降の状況が成立していることを表わす。(打消・譲歩の表現とともに用いる)〉・・・しつつ。 ・・・ながら。・・・ては。・・・と同時に。・・・という感じで。・・・てこそ。  (4)〈(順接の仮定条件)「て」以前の条件が満たされた場合を想定し、予想される帰結を「は」以降で述べる。〉・・・なら。 ・・・たら。もし・・・であれば。仮に・・・だとすると。  (5)〈(恒常条件)「て」以前の条件が満たされれば、「は」以降の結果が常に生じることを表わす。〉・・・すると必ず。 ・・・するたびに。・・・の時はいつも。  (6)〈(順接の確定条件)「て」以前の条件が満たされた以上は、「は」以降の帰結が予想されることを表わす。〉・・・であるからには。 ・・・である以上は。・・・たからには。・・・なのだから当然。
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__ても【ても】
『接続:{連用形}』
〔接助〕
  (1)〈(強調)上述の内容に軽い詠嘆の意を添える。〉・・・ても。 ・・・て。  (2)〈(逆接の確定条件)前述の内容が成立するにもかかわらず、それに反する後述の内容が成立する意を表わす。〉・・・ではあるが。 ・・・のに。・・・にもかかわらず。・・・けれども。・・・というのに。  (3)〈(逆接の仮定条件)前述の内容が成立したとしても、それに反する後述の内容が成立する意を表わす。〉たとえ・・・でも。 もし・・・としても。よしんば・・・にせよ。  (4)〈(順接の仮定条件)前述のような場面に於いて、後述の陳述が成立する(場合がある)意を、例示の形で述べる。〉・・・の時などに。 例えば・・・の際に。
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__と【と】
『接続:格助={体言・連体形・連用形・文末}接助={動詞型活用語終止形・形容動詞型活用語終止形・形容詞型活用語連用形・助動詞「ず」連用形}』
〔格助〕
  (1)〈(随伴)同じ行為を共に行なう相手を表わす。〉・・・と共に。 ・・・と一緒に。・・・ともども。・・・と。  (2)〈(並立)複数の事柄を並べて述べる。〉・・・と~と。 ・・・に、~に。  (3)〈(比喩)物事の様態を、他の何かに例えて表現する。〉・・・のように。 ・・・のく。まるで・・・みたいに。・・・に似て。  (4)〈(強調)(動詞連用形に付き、同じ動詞を二つ「と」でつなぐ形で)動詞の意味を強めたり、動作が勢いよく進行する様を表わす。〉・・・ものは全部。ずんずん・・・する。 ありとあらゆる・・・は。ずんずん・・・。  (5)〈(比較)比較の対象を表す。〉・・・と比べて。 ・・・に比して。・・・に引き替え。・・・と。・・・に。・・・よりも。  (6)〈(結果)(「す」・「なる」・「なす」などの語とともに用いて)変化の結果を表す。〉・・・へと。 ・・・に。・・・という結果に。  (7)〈(引用)(「言ふ」・「思ふ」・「聞く」・「問ふ」などの語とともに用いたり、それらの動詞を省略した形で)思念や発言の内容を引用する。〉・・・というふうに。 ・・・と言って。・・・と思って。・・・と。  (8)〈(自発)(「おのれ」・「こころ」・「われ」などとともに用いて)ある行為が何に発するものであるかを表わす。〉・・・から。 ・・・の命ずるところに従って。  (9)〈(資格)ある行為がどのような資格に於いて為されるかを表わす。〉・・・として。 ・・・の立場で。  
〔接助〕
  (1)〈(逆接の仮定条件)前述の条件が成立した場合でも、それに反する後述の事態が成立するだろうとの想定を表わす。〉たとえ・・・でも。 もし・・・としても。よしんば・・・にせよ。  (2)〈(室町時代以降)(順接の仮定条件)前述の条件が成立した場合、後述の事態が成立するだろうとの想定を表わす。〉もし・・・なら。 ・・・たら。仮に・・・とすれば。  (3)〈(室町時代以降)(順接の恒常条件)前述の条件が成立する場合、必ず後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・時はいつも。 ・・・ならば必ず。・・・には常に。
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__ど【ど】
『接続:{已然形}』
〔接助〕
  (1)〈(逆接の確定条件)前述の条件が成立するにもかかわらず、反対の内容を持つ後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・のに。 ・・・だというのに。・・・けれども。・・・にもかかわらず。  (2)〈(逆接の恒常条件)前述の条件が成立する場合は常に、反対の内容を持つ後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・でも常に~。 ・・・ても~。
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__と【と】
〔副〕
  (1)〈(多く副詞「かく/かう」と対をなして)話し手だけが了解していて、聞き手には具体的に明示されない事柄や様態を指す語。〉そう。 ああ。あのように。そのように。そんな風に。
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〈B〉とかや【とかや】
〔連接語〕《と〔格助〕+か〔係助〕+や〔間投助〕》
  (1)〈(不確実な伝聞)(文中で)直前に述べられた記述が、情報として正確であるか否かが疑わしい意を表わす。〉・・・とかいう(人・物・所・時など)。 定かではないが、とにかくその・・・。  (2)〈(伝聞)(文末で)直前に述べられた事柄が、他者から聞いた情報であることを示す。〉・・・とかいうことだ。 ・・・なのだそうだ。・・・という話である。・・・と聞いている。
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__とし【年・歳】
〔名〕
  (1)〈地球が太陽の周囲を一周回る間に流れる時間(約365日)。また、その時間内をまとめて指す語。〉一年。年度。 その年。  (2)〈生まれてから現在までに経過した年数。〉年齢。 齢。  (3)〈長く年月を重ねること。〉長年。 多くの年月。幾星霜。  (4)〈(周期的に繰り返される自然現象によって区分される)一年の中での区切り。また、その変化。〉季節(の移り変わり)。 時候。時節。シーズン。  (5)〈(その年度に)収穫されるもの。また、その品質の水準。(特に、稲を指す)〉穀物。実り具合。 農作物。作物。稲。取れ高。大地の恵み。
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〈A〉としごろ【年頃・年比】
〔名〕
  (1)〈最近数年間。また、長い期間。〉ここ数年。長年。 数年来。長きにって。  (2)〈(人の)だいたいの年齢。〉年のころ。 おおよその齢。年配。
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〈B〉とぞ【とぞ】
〔連接語〕《と〔格助〕+ぞ〔係助〕》
  (1)〈(強調)(文中で)「と」の受ける内容を強調する。(末尾は連体形で係り結びを形成する)〉・・・と。 ・・・だと。・・・であると。  (2)〈(伝聞)(末尾で)そこまでに述べた内容が第三者から伝え聞いた情報であることを表わす。(下に「言ふ」・「聞く」などの動詞が省略されている)〉・・・ということだ。 ・・・という話である。・・・と聞いている。・・・なのだそうな。
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〈A〉どち【どち】
〔名〕
  (1)〈親しい間柄にある者達。〉仲間。 友達。友人。知り合い。知己。知人。親好のある相手。ダチ公。  
〔接尾〕
  (1)〈(名詞に付けて)同類の意を表わす。〉・・・同士。 ・・・仲間。・・・連。・・・達。
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__とて【とて】
『接続:{体言・連体形・文末}』
〔格助〕
  (1)〈(引用)会話・思念などの内容を引用する。〉・・・というふうに。 ・・・と言って。・・・と思って。・・・と。  (2)〈(目的)ある行為の動機・意図・目的を表わす。〉・・・ために。 ・・・として。・・・を目指して。・・・を目論んで。・・・と思って。・・・ということで。  (3)〈(原因・理由)前述の事柄が原因となって、後述の事態に至った意を表わす。〉・・・なので。 ・・・ということで。・・・という訳で。  (4)〈(逆接の仮定条件)前述の事柄が成立するとしても、それに反する後述の事柄が成立する意を表わす。〉たとえ・・・としても。 ・・・ではあるにせよ。・・・とても。  (5)〈(地位・名称)物事の名前や人の役職名などを表わす。〉・・・という名で。 ・・・といって。
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〈A〉とふ【問ふ・訪ふ】
〔他ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈答えを知ろうとして相手に聞く。〉質問する。 尋ねる。問う。問いす。問い掛ける。返答を求める。  (2)〈(何か特定の目的をもって)人のいる場所へと向かう。〉訪問する。 訪ねる。訪れる。来訪する。  (3)〈(病気の人やしばらく会っていなかった相手を)気遣って様子を知ろうとする。(直接の訪問以外の、手紙・贈答品による消息の確認をも含む)〉見舞う。消息を尋ねる。 安否を気遣う。手紙をやる。  (4)〈(人の死に際して)故人をび、遺族を気遣うために、お悔やみを言いに行く。〉弔問する。 う。弔意を表わす。  (5)呪術的手法によって将来を言い当てようとする。〉占う。
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〈A〉とぶらふ【訪ふ】【弔ふ】
〔他ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
【訪ふ】
  (1)〈答えを知ろうとして相手に聞く。〉質問する。 尋ねる。問う。問いす。問い掛ける。返答を求める。  (2)〈(何か特定の目的をもって)人のいる場所へと向かう。〉訪問する。 訪ねる。訪れる。来訪する。  (3)〈答えを知ろうとして自ら調べ回る。〉調査する。 探求する。探索する。尋ね回る。探す。調べる。ぎ回る。  (4)〈(病気の人やしばらく会っていなかった相手を)気遣って様子を知ろうとする。(直接の訪問以外の、手紙・贈答品による消息の確認をも含む)〉見舞う。消息を尋ねる。 安否を気遣う。手紙をやる。
  【弔ふ】
  (5)〈(中世以前)(人の死に際して)遺族を見舞ったり死者に哀悼の意を表したりする。(中世以後)死者の魂をめるための宗教的儀式をり行なう。〉弔問する。哀悼する。追善供養する。 お悔やみ申し上げる。死者をむ。法事の世話をする。
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〈B〉とみに【頓に】
〔副〕
  (1)〈(多く、打消の表現を伴って)時を移さずすぐに。〉すぐには・・・ない。 にわかには・・・かねる。いきなり・・・というわけにも行かない。
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__ども【ども】
『接続:{已然形}』
〔接助〕
  (1)〈(逆接の確定条件)前述の条件が成立するにもかかわらず、それに反する後述の事態が成立する意を表わす。〉確かに・・・ではあるが。 ・・・にもかかわらず。・・・だが。・・・のに。  (2)〈(逆接の恒常条件)前述の条件が成立する場合、必ずそれに反する後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・な時でも常に。 ・・・でも必ず。・・・てもいつも。
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__ども【ども】
〔接尾〕
  (1)〈(体言に付いて)同種のものが複数存在する意を表わす。〉・・・たち。 ・・・ども。  (2)〈(自分自身や身内を表す語に付いて)謙譲の意を表す。〉・・・ども。 ・・・め。  (3)〈(目下の者を表す語に付いて)相手を軽く見たり、軽く呼び掛ける意を表わす。〉・・・ら。 ・・・たち。・・・連中。
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__ともども【共共】
〔名〕
  (1)〈(副詞的に用いて)行動を共にする意を表わす。〉一緒に。 一同に。ともども。
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__ともに【共に】
〔連接語〕《とも〔名〕+に〔格助〕》
  (1)〈(副詞的に用いて)行動を共にする意を表わす。〉一緒に。 一同に。ともに。ともども。
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〈B〉とや【とや】
〔連接語〕《と〔格助〕+や〔係助〕》
  (1)〈(疑問・反語)(文中・文末で)「と」以前に述べられた内容を疑う、または、否定する意を表わす。〉・・・ということはない。・・・というのか? ・・・ということもあるまいに。  (2)〈(不確実な伝聞)(文末で)そこまでの記述が、幾分怪しげな伝聞情報であることを表わす。〉・・・とかいうことらしい。 ・・・なのだそうだ。・・・という話だ。
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〈A〉な【な】
〔副〕
  (1)〈(中古以降)(「な+動詞の連用形(カ変・サ変のみ未然形)+そ」の形で)穏やかに禁止する意を表わす。〉・・・しないでほしい。 ・・・してくれるな。・・・しないでおくれ。・・・なよ。  (2)〈(上代)(「な+動詞の連用形」の形で)禁止の意を表わす。〉・・・するな。 ・・・してくれるな。・・・しないでおくれ。
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__なか【中・仲】
〔名〕
  (1)〈(空間的に)周囲や末端から最も離れた部分。〉中央。 中心。中間。真ん中。センター。  (2)〈(空間的に)周囲を囲まれて外側とは隔てられた部分。また、そこに含まれるもの。〉内部。中身。 内側。内。中。内容。  (3)〈(階層・序列で)高くも低くもない位置。〉中位。 中ほど。中くらい。中流。平均。  (4)〈数多く存在するもののうちの一部である意を表わす。〉・・・の一つ。 ・・・の中。  (5)〈(人物どうし、特に男女の)関係。〉仲。 間柄。  
〔接頭〕
  (1)〈間に一定の時間をんで事が行なわれる意を表わす。〉・・・置きで。 ・・・。・・・の間を置いて。
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〈A〉なかなか【なかなか】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈徹底を欠き、感心しないさま。〉中途半端だ。 どっちつかずだ。はっきりしない。生半可だ。  (2)〈良い結果が期待できなかったり、逆効果になりそうな行動に気乗りがしないさま。〉むしろしない方がまし。 なまじするとロクなことにならない。すればかえってドツボにはまる。そんなことしたら藪蛇だ。有害無益な行動だ。  
〔副〕
  (1)〈不徹底な形でなされるさま。〉中途半端に。 なまじ。なまじっか。生半可に。どっちつかずの形で。  (2)〈本来予想されたのとは逆の結果がもたらされるさま。〉かえって。 逆に。むしろ。いっそ。  (3)〈(中世以降)(打消の語を伴って)否定の意を強調する。〉到底。 そう簡単には。なまじっかのことでは。なかなか。  (4)〈(中世以降)それなりに程度が高いさま。〉相当。 随分。かなり。そこそこ。まずまず。なかなか。  
〔感〕
  (1)〈(狂言で)相手のことばを肯定するときに用いる。〉いかにも。 そうそう。その通り。おっしゃる通り。勿論
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__ながめ【眺め】
〔名〕
  (1)〈(心に何らかの思いを浮かべながら)焦点の定まらぬ目で物事を見ること。また、そうした精神状態。〉ぼんやりと見ること。物思い。 憂愁い。  (2)〈広い範囲に視線を走らせること。また、そうして見る視界。〉見晴らし。 見渡し。眺望。展望。パノラマ。
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〈A〉なす【為す・成す】
〔他サ四〕
{さ・し・す・す・す・せ}
  (1)〈行動を取る。〉・・・をする。 ・・・を行なう。・・・を為す。  (2)〈(何かを材料に)新たなものを生み出す。(既にあるものに)手を加えて別ものに変える。(あるものを見て)・・・と解釈する。〉・・・を作り出す。・・・に作り替える。・・・とみなす。 ・・・を生む。・・・にする。・・・と感じる。・・・であるとする。  (3)〈(本来とは異なるものへと)変える。〉・・・に変える。 ・・・へと転じる。・・・にする。・・・にしてしまう。・・・と化す。  (4)〈(本来とは異なる用途に)あてはめて用いる。〉・・・に転用する。 ・・・の代用とする。・・・に代替する。・・・として使う。  (5)〈(人を)役職につける。〉任命する。 任ずる。就任させる。かせる。  
〔補動サ四〕
{さ・し・す・す・す・せ}
  (1)〈(動詞の連用形に続けて)意識して、あるいは無理にそのようにする意を表わす。〉殊更・・・する。強引に・・・する。 わざと・・・する。あたかもそうであるかのく・・・する。思惑を込めて・・・する。
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__なたつ【名立つ】
〔自タ四〕
{た・ち・つ・つ・て・て}
  (1)〈(世間の人々に)名前や評判が広く知られる。〉評判が立つ。 が流れる。世に知られる。浮き名を流す。
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〈C〉なづさふ【なづさふ】
〔自ハ四〕
{は・ひ・ふ・ふ・へ・へ}
  (1)〈(水草などが)水の表面に浮かび漂う。また、水中にる。〉水に漂う。 水面に浮かぶ。  (2)〈(小さな子供などが)相手をって身体的接触を図る。また、(環境・心理面で)極めて近しい関係を持つ。〉まつわりつく。慣れ親しむ。 なつく。離れない。れる。馴染む。
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〈A〉など【など】
〔副〕
  (1)〈(疑問)原因・理由に関する疑問を表わす。(多く、非難の調子を含む)〉何故・・・か? どうして・・・なのか?・・・な理由は何か?  (2)〈(反語)形は疑問文ながら、否定の意味を表わす。〉どうして・・・なものか。 ・・・ないではないか。
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__など【など】
『接続:{体言・連体形・引用句・連用形・助詞}』
〔副助〕
  (1)〈(例示)ある物事を、類似の事例の一つとして引き合いに出す。〉例えば・・・など。 ・・・か何か。・・・あたり。  (2)〈(婉曲)断定的に響くのを避けて、柔和な印象を与える。〉・・・など。 ・・・とか。・・・なんか。・・・なんぞ。  (3)〈(卑下・強調)対象を見下したり、否定・反語の意を強める。〉・・・なんざ。 ・・・なんか。・・・のごときは。・・・ふぜいが。たかが・・・。  (4)〈(引用)直前部に述べた発言の内容を総括する。〉・・・などと。 ・・・とか何とか。・・・みたいなことを。
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〈A〉なべて【並べて】
〔副〕
  (1)〈(概括論として)例外を無視して一般的な場合として論じる語。〉概して。 全般に。一般に。総じて。大概。大方。たいてい。およそ。すべて。おしなべて。なべて。だいたい。  (2)〈(物事が)空間全般に散在しているさまを表わす。〉あたり一面。 そこいらじゅう。周りじゅう。至る所。  (3)〈(「なべての」の形で連体修飾語的に用いるか、否定形「なべてならず」の連語として用いて)(強い非難も賞賛も含まずに)目立って高い水準にない。また、(消極的に認めて)目立って悪い点はない。〉平凡だ。目立った難点はない。 平均的だ。並みだ。凡庸だ。ありきたりだ。ありふれている。どこにでもある。可もなく不可もない。大したことはない。まずまずだ。無難な線だ。まぁ悪くはない。
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〈A〉なほ【猶・尚】
〔副〕
  (1)〈(逆接)本来なら転調が予想される場面でなお旧来の調子で事が継続する意を表わす。〉依然として。 相変わらず。それでもなお。なおもまた。なおかつ。やっぱり。  (2)〈(譲歩)他の可能性を示唆しつつなおある種の結論に帰着する意を表わす。〉とは言うもののやはり。 そうは言っても結局は。何と言っても。  (3)〈(累加)旧来の事態が、止まることなく進展を続ける意を表わす。〉更にまた。 加えて。ついでに。のみならず。  (4)〈(類似)旧来の調子や他の何かと変わらぬ意を表わす。〉同様に。 同じく。似たように。そしてまた。  (5)〈(比況)(漢文訓読調の文章で、「なほ・・・のごとし」の形で)ある物事を、別の物事に例えて形容する。〉あたかも・・・のごとし。 まるで・・・のようだ。ちょうど・・・みたいなものだ。いわば・・・と同じである。
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〈C〉なまじひ【生強ひ・憖】
〔形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈(自分自身)本心では嫌なことを、えて無理をしてやろうとするさま。〉本心に逆らって。 心にもなく。えて。強いて。依怙地に。意地を張って。  (2)〈(自分自身)本当はやりたくないことを、仕方なしにするさま。〉しぶしぶ。 不承不承。やむなく。気が進まないが。  (3)〈必然性もなく、他者の同意も得られぬ状況下で、逆効果になりそうな行動へと強引に突っ込んで行くさま。〉よせばいいのに。 なまじっか。無理矢理。  (4)〈徹底を欠くさま。〉中途半端だ。 いい加減だ。ぞんざいだ。適当だ。生半可だ。
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〈A〉なまめかし【生めかし・艶めかし】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈(人が)若さから来る新鮮な美をえている。〉若々しい。 瑞々しい。清々しい。清新な美がある。新鮮だ。弾けるようだ。若鮎のようだ。ぴちぴちしている。フレッシュだ。  (2)〈(人や物が)(ちょっと見ではわからないが)よく見るとなかなかどうして魅力的だ。〉意外に魅力的だ。 さりげなく綺麗だ。なかなかに味がある。じんわりと好ましい。妙にかれる。なんとなくイイ感じだ。なにげにイケてる。  (3)〈(人・道具・人為的景観などが)自然に溶け込んだ調和的な美を感じさせる。〉自然でさりげない魅力がある。 落ち着いた美がある。そこはかとない風情がある。しみじみと心かれる。  (4)〈(人目を引くような)主張の強い美しさがある。(異性の目から見て)肉感的な魅力が強く感じられる。〉やかだ。色っぽい。 派手だ。色鮮やかだ。っぽい。好色な感じだ。
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〈A〉なむ【なむ】
『接続:{連用形}』
〔連接語〕《ぬ〔助動ナ変型〕完了+む〔助動マ四型〕推量》
  (1)〈(確信のある推量)(主語は、多く、自分以外)直前の動作が必ず行なわれるであろうという推量を表わす。〉必ずや・・・に違いない。 きっと・・・だろう。・・・であると見て間違いない。  (2)〈(強い意志)(主語は自分自身)直前の動作を必ず行なおうとする意志を表わす。〉必ず・・・しよう。 きっと・・・するつもりである。是非とも・・・したい。  (3)〈(高い可能性)(主語は自身/他者双方あり得る)直前の動作が可能であるとの確信を表わす。〉きっと・・・できるだろう。 どうやら・・・できそうだ。  (4)〈(妥当性の判断)(特定の主語に限定されない客観的観測として述べる)直前の動作が行なわれるのが妥当であるとの判断を表わす。〉・・・すべきだ。 ・・・するのが適当だ。当然・・・であろう。  (5)〈(軽い命令・願望)(主語は自分以外。多く「なむや」の形で)直前の動作を他者が行なうことを望む意を婉曲に表わす。〉・・・してはくれまいか。 ・・・というわけには行かないか。・・・してはどうか。  (6)〈(仮定)(連体修飾語を形成し、直後に仮定の語を伴って)直前の動作が実際に行なわれた場合を想定する。〉もし・・・したならば。 仮に・・・だとすると。
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〈B〉ならでは【ならでは】
〔連接語〕《なり〔助動ナリ型〕断定+で〔接助〕+は〔係助〕》
  (1)〈(打消の表現を伴って)ある特定の条件のみに限定する意を表わす。〉・・・以外では~ない。 ・・・でなくては~ない。
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__なり【なり】
『接続:{体言・連体形}』
〔助動ナリ型〕
{なら・なり/(に)・なり・なる・なれ・(なれ)}
  (1)〈(断定)(体言・活用語の連体形に付いて)特定の状態・立場・資格にある意を表わしたり、事情を説明する。(多く、連用形「に」+「あり」の分離形を取り、間に接続助詞「て」・係助詞「か(は)」・「や(は)」・「は」・「も」・「ぞ」・「こそ」・「なむ」を挟み込む)〉・・・なのである。 ・・・だ。・・・である。・・・の立場だ。・・・状態だ。・・・だからこそなのだ。  (2)〈(存在・所在)(場所を表わす名詞に付いて)その場所に存在する意を表わす。〉・・・にいる。 ・・・にある。・・・に位置する。・・・に留まっている。
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__なりゆく【成り行く】
〔自カ四〕
{か・き・く・く・け・け}
  (1)〈(ある状態へと)段階的に変わって行く。〉次第に・・・になる。 段々・・・になる。・・・になって行く。
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〈A〉なる【慣る・馴る】【萎る・褻る】
〔自ラ下二〕
{れ・れ・る・るる・るれ・れよ}
【慣る・馴る】
  (1)〈(物事に関し)経験を重ねることで、違和感が消失して行く。また、完成度が高まったり、余裕ができたりする。〉慣れる。熟成する。 習慣となる。習い性になる。習熟する。地に足が付く。  (2)〈(人・物事に対し)幾度も接するうちに、敵対感情や疎遠な感じが消えて行く。また、親近感が増しすぎて、緊張感や遠慮がなくなる。〉慣れ親しむ。れしくなる。 打ち解ける。馴染む。く。素直に従う。恭順の意を示す。図々しくなる。
  【萎る・褻る】
  (3)〈(着物や道具について)長く使ううちに、使用者にぴったり適合するようになる。また、経年変化で摩滅・劣化する。〉馴染む。使い古す。 よれよれになる。古びる。フィットする。
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__なる【成る】
〔自ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(物事や生き物が)別の何かや、ある状態へと変化する。〉・・・になる。 ・・・に変わる。  (2)〈(時間が流れて)ある段階に到達する。〉・・・になる。 ・・・時になる。・・・年になる。・・・歳になる。・・・の季節になる。  (3)〈(移動して)ある場所に到達する。〉・・・に至る。 ・・・に来る。・・・となる。  (4)〈(社会的に)ある地位・身分となる。〉・・・の身分になる。 ・・・の地位にく。・・・になる。  (5)〈(夢・計画・仕事・作品などが)予定していた最終形や理想型に到達する。〉成就する。仕上がる。 実現する。完成する。出来る。成る。  (6)〈(打消の語を伴って)(権威者から)ある行動を取ることを許可される。〉許されない。 認められない。・・・すること相ならず。・・・することまかりならず。  (7)〈貴人が、ある場所に出向いたり存在したりする意を、尊敬を込めて表わす。〉おいでになる。 おなりになる。お出ましになる。おられる。あそばす。  (8)〈(動詞の連用形や、動作を表す名詞に付いて)貴人の動作を、尊敬を込めて表わす。〉・・・なさる。 ・・・あそばす。・・・いらっしゃる。
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__に【に】
『接続:格助={体言・連体形・連用形・副助詞}接助={連体形}終助={未然形}』
〔格助〕
  (1)〈(地点)動作・作用の舞台となる空間的な場を表わす。〉・・・に於いて。 ・・・で。・・・に。・・・の場で。  (2)〈(方向・帰着点)動作の指向・到達する空間的な地点を表わす。〉・・・の方に。 ・・・へ。・・・に。・・・へ向けて。  (3)〈(時点)動作・作用の発生する時間的な場を表わす。〉・・・の際に。 ・・・の時に。・・・の折に。・・・の場面で。・・・に。  (4)〈(対象)動作・作用の対象・相手を表わす。〉・・・に対して。 ・・・へと。・・・に向けて。・・・に。・・・と。  (5)〈(目的)動作・作用の目的を表わす。〉・・・ために。 ・・・を狙って。・・・のつもりで。  (6)〈(原因・理由)前述の事柄が、後述の結果を招くことになる意を表わす。〉・・・ゆえに。 ・・・のせいで。・・・・のおかげで。・・・によって。・・・のために。  (7)〈(手段)動作・作用を行なう上での方法・手段・材料などを表わす。〉・・・によって。 ・・・を用いて。・・・を使って。・・・で。  (8)〈(動作主)(受身・使役の表現で)その動作が誰によって行なわれたかを表わす。〉・・・によって。 ・・・に。・・・の手で。・・・を使って。  (9)〈(婉曲な主体表示)(敬うべき主語を、多くその本来の呼称の代わりに「存在する場所+には・にも」の形で表現して)主語となる人物への敬意を込めて遠回しに言う。(主語の取り立て)(敬意の対象外の主語について)他の存在と対比させる形でその主語を取り立てる。〉・・・におかれましては。・・・については。 ・・・様には。・・・は。  (10)〈(様態)その場の様子・状況を表わす。〉・・・の様で。 ・・・の様子で。・・・状態で。・・・で。  (11)〈(立場)(資格・地位などを表わす語の直後に用いて)そのような存在として判断・処遇・行動する意を表わす。〉・・・として。 ・・・ということで。・・・の資格で。・・・の立場で。・・・役で。  (12)〈(比較対象)相対比較の対象となる他の何かを表わす。〉・・・に比べて。 ・・・より。・・・に対して。・・・のように。  (13)〈(累加)既にある物事に、同種の何かが更に加わる意を表わす。〉・・・の上に。 ・・・の他に。・・・に加えて。・・・に。・・・更にまた。  (14)〈(比喩)類似・関連性を持つ他の何かに例える形で事物を表現する。〉・・・のように。 ・・・みたいに。・・・に似て。・・・よろしく。あたかも・・・のく。  (15)〈(強調)(多く「ただ」・「いや」・「ひた」を伴って)同一の動詞・形容詞の間に置いて、その語の意味を強める。〉ただもう・・・。 それはもう・・・。ひたすら・・・。・・・に・・・。  (16)〈(結果)動作・作用や変化の結果を表わす。〉・・・に。 ・・・と。・・・へと。・・・の形に。  (17)〈(引用)(「思ふ」・「知る」・「見る」・「聞く」などの動詞と共に用いて)知覚・思念などの内容を提示する。〉・・・であると。 ・・・というふうに。・・・と。  (18)〈(関連)対象となる方面・分野を表わす。〉・・・に於いて。 ・・・に関して。・・・について。・・・面で。・・・に。  
〔終助〕
  (1)〈(上代語)(他者への希望)その実現が自身の意志・行動にらない事態を、他者に対して望む。〉・・・てほしい。 ・・・てもらいたい。  
〔接助〕
  (1)〈(単純接続)前後の事柄を単純に接続する。〉・・・が。 ・・・と。  (2)〈(契機)直前に述べた事柄が、後続の事柄の発生やそれを認識するきっかけとなる意を表わす。〉・・・ところ。 ・・・すると。・・・と。  (3)〈(順接の確定条件)前述の内容が原因・理由となって、後続の事態が成立する意を表わす。〉・・・ので。 ・・・から。・・・ために。・・・ゆえに。  (4)〈(逆接の確定条件)前述の条件が成立するにもかかわらず、それに反する後述の事態が成立する意を表わす。〉確かに・・・ではあるが。 ・・・にもかかわらず。・・・だが。・・・のに。  (5)〈(累加)既にある物事に、同種の何かが更に加わる意を表わす。〉・・・の上に。 ・・・の他に。・・・に加えて。・・・に。・・・更にまた。
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__にて【にて】
『接続:{体言・連体形}』
〔格助〕
  (1)〈(地点)動作・作用の舞台となる空間的な場を表わす。〉・・・に於いて。 ・・・で。・・・に。・・・の場で。  (2)〈(時点)動作・作用の発生する時間的な場を表わす。〉・・・の際に。 ・・・の時に。・・・の折に。・・・の場面で。・・・に。  (3)〈(手段)動作・作用を行なう上での方法・手段・材料などを表わす。〉・・・によって。 ・・・を用いて。・・・を使って。・・・で。  (4)〈(原因・理由)前述の事柄が、後述の結果を招くことになる意を表わす。〉・・・ゆえに。 ・・・のせいで。・・・・のおかげで。・・・によって。・・・のために。  (5)〈(様態・立場)その場の様子・状況を表わす。また、資格・地位などを表わす語の直後に用いて、そのような存在として判断・処遇・行動する意を表わす。〉・・・の様で。・・・として。 ・・・の様子で。・・・状態で。・・・で。・・・ということで。・・・の資格で。・・・の立場で。・・・役で。
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__にて【にて】
〔連接語〕《なり〔助動ナリ型〕断定+て〔接助〕》
  (1)〈直前の記述を受け、後続の記述へと続ける。(直前・直後の記述の論理的関係は、原因・結果、同時進行、単純接続など)〉・・・で。 ・・・なので。・・・であって。・・・として。・・・状態で。・・・しながら。  《ぬ〔助動ナ変型〕完了+て〔接助〕》
  (2)〈(多く「にてり」の形で、活用語の連用形に付いて)既にある状態に到達してしまっている意を表わす。〉・・・てしまっていて。 もう既に・・・であって。
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__には【には】
〔連接語〕《なり〔助動ナリ型〕断定+は〔係助〕》
  (1)〈(主語の否定的な表示)(多く下に「あらず」・「らず」など打消の表現を伴って)そうではない意を表わす。〉・・・ではない。 ・・・というわけではない。  《に〔格助〕+は〔係助〕》
  (2)〈(主語の婉曲な表示)(敬意を込めて)主語に直接的に言及せず遠回しに表現する。〉・・・におかれましては。 ・・・様には。・・・といたしましては。  (3)〈(主語の選別的な表示)(他のものとの対比の意味をこめて)その主語を取り立てて表現する。〉・・・に関しては。 ・・・ならば。・・・にとっては。・・・に限っては。  (4)〈(目的語の選別的な表示)(他のものとの対比の意味をこめて)その目的語を取り立てて表現する。〉・・・に関しては。 ・・・ならば。・・・には。・・・とは。・・・に対しては。・・・に限っては。  (5)〈(目的語の婉曲な表示)(「思ふ」・「言ふ」などの動詞に続けて)判断内容をやんわりと述べる。〉・・・という風に。 ・・・のように。・・・みたいに。・・・などと。  (6)〈(時点・場所の表示)(他のものとの対比の意味をこめて)格助詞「に」の対象を取り立てて表現する。〉・・・には。 ・・・の際には。・・・の場面では。・・・に於いては。・・・にとっては。・・・としては。・・・に関しては。  (7)〈(受身・使役の行為者の表示)(受身の助動詞「る」・「らる」、使役の助動詞「す」・「さす」・「しむ」などの前に用いて)その動作を及ぼして来る者や、その動作をするよう仕向けた者を表わす。〉・・・には。 ・・・からは。・・・に対しては。  (8)〈(状態)(打消・譲歩の表現とともに用いて)ある状態を取り立てて表わす。〉・・・な状態では。 ・・・な状態には。・・・では。
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__にも【にも】
〔連接語〕《なり〔助動ナリ型〕断定+も〔係助〕》
  (1)〈(多く、補助動詞「あり」・「はべり」やその否定形を伴って)そのような状態である、または、ない意を表わす。〉・・・に。 ・・・で。・・・でも。・・・では。・・・にも。・・・には。  《に〔格助〕+も〔係助〕》
  (2)〈(動作が行なわれる)時点や地点を表わす。(判断の根拠となる)観点を表わす。〉・・・の際にも。・・・に於いても。・・・に対しても。 ・・・の時も。・・・へも。・・・にも。・・・でも。・・・についても。・・・に関しても。・・・の点からしても。  (3)〈(特定の誰かの)立場を表わす。〉・・・としても。 ・・・にとっても。  (4)〈(相対比較で)比べる対象を表わす。〉・・・よりも。 ・・・と比べても。・・・に対しても。  (5)〈(受身の表現で)動作を及ぼす動作主を表わす。〉・・・からも。 ・・・にも。・・・によっても。  (6)〈動作の結果や、目的として想定されている様態を表わす。〉・・・の形へと。 ・・・へと。・・・に。
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__ぬ【ぬ】
『接続:{連用形}』
〔助動ナ変型〕
{な・に・ぬ・ぬる・ぬれ・ね}
  (1)〈(完了)既に完了・終結した動作・作用・状態について、確認の意を込めて述べる。〉・・・てしまった。 ・・・てしまう。・・・た。  (2)〈(確述)(推量助動詞「む」・「まし」・「べし」・「らむ」などと共に用いて)その実現が確実視される未来の事態や未確認の現在の事態について、確信を持って強調的に述べる。また、命令形で用いて強い希望を表わす。〉きっと・・・。 確かに・・・。間違いなく・・・。全く・・・。
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〈A〉ぬべし【ぬべし】
〔連接語〕《ぬ〔助動ナ変型〕完了+べし〔助動ク型〕推量》
  (1)〈(確定的推測)確実にそうなると思われる事態を推量の形で述べる。〉・・・しそうだ。 きっと・・・だ。・・・に違いない。間違いなく・・・だろう。  (2)〈(完遂見込み)確実にやり遂げられそうであるとの観測を述べる。〉・・・することができそうだ。 ・・・し遂げられそうだ。  (3)〈(強い意志)必ずやり遂げようとする意志を表わす。〉・・・てしまうつもりだ。 必ず・・・するつもりである。・・・せずにはおくものか。  (4)〈(妥当性の判断)そうするのが適当であろうという判断を表わす。〉・・・てしまうべきだ。 ・・・するのが当然だ。
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〈C〉ねびまさる【ねび勝る】
〔自ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(年齢に似合わず)大人の雰囲気がある。〉大人びている。 大人っぽい。子供っぽくない。  (2)〈(成長するにつれて)だんだん見栄えがする様子になる。(女の子の成長過程について言う場合が多い)〉次第に立派に成長して行く。 だんだん綺麗になって行く。
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〈B〉ねぶ【ねぶ】
〔自バ上二〕
{び・び・ぶ・ぶる・ぶれ・びよ}
  (1)〈(大人に用いて)年齢を重ねる。または、いかにも老人らしい雰囲気になる。(耄碌の含意はない)〉年を取る。老ける。 加齢する。老化する。老け込む。ジジくさくなる。ババくさくなる。  (2)〈(子供に用いて)(肉体的・精神的に、あるいは年齢不相応に)大人に近くなって行く。〉成長する。大人びる。ませる。 大きくなる。育つ。
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__ねぶる【眠る・睡る】
〔自ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(疲労回復のための生理現象として)就寝する。〉眠る。 居眠りをする。眠りに落ちる。  (2)〈(就寝を目的とせず、対象の直視を避けたり、じっくり考えたりするために)目を閉じる。〉目を閉じる。 まともに見ない。黙想する。
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__の【の】
『接続:格助={体言・連体形・形容詞語幹・形容動詞語幹・形容詞シク活用終止形}』
〔格助〕
  (1)〈(連体格)(場所・時・所有・所属・材料など)各種の関係を持つ語句によって、直前の体言を修飾する。〉・・・の。 ・・・にある。・・・の際の。・・・の時の。・・・での。・・・に属する。・・・である。・・・にあたる。・・・という。・・・製の。  (2)〈(同格)ある語句に、それと文法的に同じ資格を持つ語句を続けて、上の語句の換言・内容説明を行なう。〉・・・で。 ・・・であって。  (3)〈(準体)(下にあるべき体言を省略して)体言相当語句を形成する。〉・・・のもの。 ・・・なやつ。・・・の人。・・・の事。  (4)〈(主格)(文中での従属的・連体形終止部分の)主語を表わす。〉・・・が。 ・・・の。  (5)〈(比喩)類似性を持つ他の何かに例える形で、ある物事の特徴を言い表わす。〉・・・のような。 ・・・に似た。・・・のき。  (6)〈(室町時代以降)(並立)複数の事柄を並べて述べる。〉・・・だの・・・だの。 ・・・とか・・・とか。  
〔終助〕
  (1)〈(室町時代以降)(詠嘆)感動の意を表わす。〉・・・だなあ。 ・・・ねえ。  (2)〈(室町時代以降)(他者への働きかけ)疑問・確認・希望などの意を表わす。〉・・・かな?・・・だね。・・・たいなあ。 ・・・ですか?・・・だよね。・・・ないかなあ。
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__のみ【のみ】
『接続:{体言・連体形・副詞・助詞}』
〔終助〕
  (1)〈(限定)ただそれだけで他には何もない意を表わす。(断定)強調・詠嘆の意を添える。〉・・・だけである。 ・・・であるに過ぎない。ただ・・・のみ。  
〔副助〕
  (1)〈(限定)他のものを除外して、ただそれだけに限定する意を表わす。〉・・・だけ。 ・・・ばかり。・・・のみ。  (2)〈(強調)(他のものを除外する意を特に含まずに)文意を強める働きをする。〉特に・・・。 とりわけ・・・。ただもう・・・。それはもう・・・。
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__は【は】
『接続:係助={体言その他各種}終助={体言・連体形・助詞「ぞ」・「や」}』
〔係助〕
  (1)〈(主題)(体言・準体言に付いて)その語を主題として取り立てて示す。〉・・・というものは。 ・・・は。・・・に関しては。・・・について言うと。  (2)〈(対比)他の何かと対比させる形である事柄を取り立てて示す。〉・・・に限っては。 ・・・は。・・・の方は。  (3)〈(整調・強調)語調を整えたり、叙述を強める働きをする。〉(特定の訳語はない)  (4)〈(順接の仮定条件)前述の条件が成立した場合、後述の事態が成立するだろうとの想定を表わす。〉もし・・・なら。 ・・・たら。仮に・・・とすれば。  
〔終助〕
  (1)〈(詠嘆)感動の意を表わす。〉・・・よ。 ・・・なあ。・・・なことだ。
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__ば【ば】
『接続:係助={格助詞「を」}接助={已然形・未然形}』
〔係助〕
  (1)〈(強調)(格助詞「を」に付いて)動作の対象を取り立てて強調する。〉・・・は。 ・・・については。・・・のことを。  
〔接助〕
  (1)〈(契機)前述の事態に続いて、偶発的に、後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・すると。 ・・・ところ。・・・たら。・・・と。・・・が。・・・ば。  (2)〈(原因・理由)前述の事態が原因・理由となって、後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・ので。 ・・・だから。・・・ゆえに。  (3)〈(順接の仮定条件)前述の条件が成立した場合、後述の事態が成立するだろうとの想定を表わす。〉もし・・・なら。 ・・・たら。仮に・・・とすれば。  (4)〈(順接の恒常条件)前述の条件が成立する場合、必ず後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・時はいつも。 ・・・ならば必ず。・・・には常に。  (5)〈(中世以降の用法)(対照的並列)(多く「・・・は・・・ば、・・・は」の形で)二つの事柄を対照させる形で述べる。〉一方・・・、他方~。 ・・・と思えば、一方~。・・・であり、また~である。
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__ばかり【ばかり】
『接続:{体言・連体形・終止形・副詞}』
〔副助〕
  (1)〈(数的概算)(数量を表す語に付いて)おおよその数を表わす。〉約・・・。 ・・・ぐらい。・・・ほど。・・・ばかり。・・・程度。  (2)〈(時間的概算)(時を表す語に付いて)おおよその時を表わす。〉・・・頃。 ・・・あたり。  (3)〈(空間的概算)(場所を表す語に付いて)おおよその場所を表わす。〉・・・り。 ・・・近辺。・・・周辺。  (4)〈(程度)(主に用言の終止形に付いて)動作・状態の程度を表わす。〉・・・ほど。 ・・・ぐらい。・・・ばかり。  (5)〈(最高の程度)(「・・・ばかり・・・はなし」の形で)それ以上のものは他にない意を表わす。〉・・・ほど~なものはない。 ・・・こそは最も~だ。  (6)〈(限定)(体言に付いて)それだけに限定する意を表わす。〉・・・だけ。 ・・・のみ。  (7)〈(上限)(主に用言の連体形に付いて)それ以上ではない意を表わす。〉ただ・・・に過ぎない。 ほんの・・・でしかない。
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〈B〉はかる【量る・計る・測る・図る・企る・謀る】
〔他ラ四〕
{ら・り・る・る・れ・れ}
  (1)〈(重さ・長さ・範囲・数・量などについて)具体的に計数化する。〉測定する。 見積もる。計算する。算出する。算盤く。  (2)〈(未だ出現していない未来や、証拠がない過去の事態について)どんなものになりそうか頭の中で思い描く。〉想像する。 予測する。予想する。想定する。当たりをつける。  (3)〈(直接には表現されない他者の心理や、詳しくは知らない状況について)どんな感じかを頭の中で思い描く。〉推量する。 推し量る。推測する。おもんばかる。  (4)〈事を為すための方法を考えたり、機会をったりする。〉画策する。機を待つ。 計画する。計略を立てる。企画する。企図する。企てる。図る。機をう。よい時を選ぶ。  (5)〈他者をくことを目的として各種の手段を講じる。〉謀略を巡らす。 はかりごとをてる。謀反する。く。す。  (6)〈(事を為すためや事態の収拾のために)他者と会って話をする。〉相談する。 協議する。意見を聞く。る。
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〈A〉はづかし【恥づかし】
〔形シク〕
{しから・しく/しかり・し・しき/しかる・しけれ・しかれ}
  (1)〈(誰かが)周囲を圧倒するほどに卓越している。また、(自分が)他人の凄さに劣等感を抱く。〉素晴らしい。気後れがする。 参った。脱帽である。圧倒的に凄い。  (2)〈(自身の欠点や失態を思って)恥ずかしい。また、(他人の欠点や失態が)直視にえぬ。〉恥ずかしい。無様だ。 面目ない。嫌になる。見ちゃいられない。  (3)〈とりたてて理由もないのに恥ずかしい。〉照れ臭い。 気恥ずかしい。気が引ける。もじもじする。こっぱずかしい。
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__ははぎみ【母君】
〔名〕
  (1)〈母親の敬称。〉御母様。 母上。御母堂
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〈C〉ひがむ【僻む】
〔自マ四〕
{ま・み・む・む・め・め}
  (1)〈(性格的に)物事を素直に、あるいは正しく認識できない。〉ひねくれる。 すねる。ねじける。る。偏屈である。  
〔他マ下二〕
{め・め・む・むる・むれ・めよ}
  (1)〈事実と異なる形へと物事をねじ曲げる。〉歪曲する。 める。
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__ひきし【低し】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(身長が)低い。〉背が低い。 背丈がない。小さい。小柄だ。ちびだ。  (2)〈(声が)低い。〉低音だ。 声が低い。太い声だ。  (3)〈(地位・身分などが)低い。〉低位だ。 位が低い。地位がない。身分が低い。低級だ。
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〈A〉ひと【人】
〔名〕
  (1)〈(無生物や他の動物と対比しての)人間。〉人。 人間。人類。ヒト。  (2)〈(自分自身と対比しての)他の人間。〉人々。他人。 世間。世の人。ひとさま。  (3)〈(その脈絡で話題に上っている)特定の人物。(多く、恋慕の対象について言う)〉あの人。恋人。 例の人。相手。彼。彼女。意中の人。  (4)〈(世間並みの凡人と対比しての)立派な人材。〉大人物。 大物。偉人。有為の人材。有能な存在。  (5)〈(子供と対比しての)一人前の人間。〉大人。 成人。  (6)〈(主君に)命じられるがままに動く受動的存在としての人員。〉使いの者。 配下。手の者。従者。召使い。臣下。家臣。家来。  (7)〈(他者と)人を区別したり規定したりする社会的属性。〉身分。人柄。 性質。性格。気立て。気性人品。家柄。  (8)〈(動物の住処の山里と対比しての)人間が暮らす世界。また、人間が暮らしている気配。〉人里。人気。 誰かいる感じ。  
〔代名〕
  (1)〈対称の人称代名詞。〉あなた。
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__ひとり【一人・独り】
〔名〕
  (1)〈(人間の数について)その人だけで、他には存在しないこと。〉一名。 一人。  (2)〈(社会的に)その人だけで、他に仲間・同類が存在しないこと。〉独りぼっち。 単独。孤立。孤独。  (3)〈(結婚状態になくて)配偶者がいないこと。(一人旅などでの一時的な独身状態について言うこともある)〉独り身。 独居。  
〔副〕
  (1)〈他に何も存在せず、ただそれだけである意を表わす。〉それだけで。 それのみで。一つだけ。ぽつりと。  (2)〈外力を加えられることなしに、それ自体がある動きを示す意を表わす。〉ひとりでに。 勝手に。自然に。自発的に。自然発生的に。
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〈B〉ひま【隙・暇】
〔名〕
  (1)〈物と物の間の空間。〉隙間。 裂け目。割れ目。空間。  (2)〈(一連の仕事・行動の間に)一時的に活動が停止する時間。〉合間。 小休止。空き時間。閑暇。休憩。ブレーク。ひまな時間。休み時間。  (3)〈(仕事や、意味のある行為をせずに)休んでいる時間。〉余暇。 暇。休み。休暇。休職。仕事休み。バケーション。  (4)〈(時間が十分にあることからくる)精神的に余裕のある感覚。〉ゆとり。 余裕。ぎ。ゆったりした気分。リラックス感覚。  (5)〈(他者との心理的距離感や、緊張感の欠如など)人の心に生じる隙間。〉不和。油断。 不仲。疎遠な感じ。煙ったさ。心の。気の緩み。  (6)〈(事を為す上で)ちょうどよい時。〉好機。 機会。機。折。場面。ついで。  (7)〈(近世語)(「ひまをいただく・やる・とらす」などの形で)夫婦または主従の関係を断つこと。〉離縁。退職。 離婚。離別。夫婦別れ。辞任。辞職。免職。退任。退官。
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__ふさう【扶桑】
〔名〕
  (1)〈(中国の伝説で)東海の日の出る島に生える神木。〉扶木。 東海の島に生える御神木扶桑。  (2)〈日本の異称。〉日本国。 扶桑の国。日本。
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〈A〉ふみ【文・書】
〔名〕
  (1)〈紙面上に文字の書かれたもの。〉文書。 書物。書籍。書き物。  (2)〈紙面を通じての他者への通信。〉手紙。 書簡。  (3)〈(日本独自の和歌や仮名文学と対比して)中国伝来の韻文、及び、散文。〉漢詩。漢文。 漢籍。漢書。  (4)〈(実務的な能力「やまとだましひ」と対比して)(主として、中国に範を取った)文物とその体系的学習。〉学問。漢学。 中国を手本にした学識。
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〈B〉べからず【べからず】
〔連接語〕《べし〔助動ク型〕推量+ず〔助動特殊型〕打消》
  (1)〈(禁止)妥当性を欠く行為として禁ずる意を表わす。〉・・・してはならない。 ・・・すべきではない。  (2)〈(否定的推量)ある事態の発生可能性が低いだろうとの予測(確信度は様々)を表わす。〉・・・のがない。・・・そうにもない。 ・・・などあり得ない。たぶん・・・ないだろう。  (3)〈(意志の打消)ある行為を行なう意志がないことを強調する。〉・・・するつもりはない。 ・・・せぬつもりだ。絶対・・・しない。  (4)〈(不可能)(能力不足や可能性の低さから)ある事態が成立しないであろうとの推量を表わす。〉・・・できない。 ・・・できそうにない。・・・られないだろう。・・・の可能性は低い。
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__ほか【外】
〔名〕
  (1)〈(空間的に)一定の範囲外の部分。〉外側。 表。  (2)〈(話題に上っている場所とは)異なる別の場所。〉余所。 他の所。どこか。  (3)〈(話題に上っている対象とは)異なる別のもの・こと。〉その他。 他。それ以外。  (4)〈(身内・仲間内と対比した)世界全般。〉世間。 よそさま。外界。
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〈A〉ほど【程】
〔名〕
  (1)〈(時間的程度)ある動作・行動が行なわれる際に経過する一定の時間幅を表わす。〉頃。 時分。折。時間。経過時間。待ち時間。期間。・・・の間。・・・のうち。  (2)〈(空間的程度)具体的な空間距離や、その空間の内部・近辺に存在する意を表わす。〉距離。り。 道のり。隔たり。広さ。大きさ。面積。付近。周辺。途上。途中。道中。  (3)〈(質量的程度)一定範囲内で変化し得る物事について、現時点でどの段階・どんな様態にあるかを表わす。〉程度。様子。 度合。有様。具合。・・・ぐらい。・・・ほど。・・・のあたり。  (4)〈(社会的程度)人間の個人の属性を社会的に規定する様々な尺度を表わす。〉身の程。年齢。仲。 分際。身分。家柄。間柄。関係(者)。
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〈B〉ほどなし【程無し】
〔形ク〕
{から・く/かり・し・き/かる・けれ・かれ}
  (1)〈(時間的に)あまり長くは経過していない。〉間もなくだ。 じきだ。すぐだ。ほどなくして・・・だ。  (2)〈(空間的に)あまり隔たっていない。〉近所だ。 間近だ。すぐそばだ。近距離にある。  (3)〈(寸法的に)広くなく、余裕がない。〉狭苦しい。 手狭だ。小さい。小規模だ。  (4)〈(社会的に)取るに足らない人物である。〉身分がしい。 地位が低い。  (5)〈(年齢的に)十分に大人になっていない。〉年端も行かない。 若輩の。若年の。若造の。青二才の。
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__ほの【仄】
〔接頭〕
  (1)〈よく見えない、程度がごくか、の意を表わす。〉かすかに・・・。ほんの少しだけ・・・。 ほのかに・・・。ちょっぴり・・・。少々・・・。幾分・・・。いくらか・・・。
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__ま【間】
〔名〕
  (1)〈(物理的に)物と物の間の空間。〉隙間。 間。中間。空き。スペース。  (2)〈(時間的に)ある出来事と別の出来事の間。〉期間。 暇。時間。・・・の内。・・・の間。  (3)〈(時間的に)事態・行動の行なわれていない時。〉絶え間。 合間。間隙。間。間合い。。  (4)〈(家屋の中で)屏風几帳などで間仕切りをしてある区画。〉部屋。 ・・・の間。  (5)〈(建物の)柱と柱の間の区画。〉柱の間。
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〈A〉まこと【真・実・誠】
〔名・形動ナリ〕
{なら・なり/に・なり・なる・なれ・なれ}
  (1)〈物事をありのまま忠実に伝え、虚偽がないこと。〉真実。 事実。  (2)〈悪い思惑も何もなく、心底から相手を思いやる気持ち。〉誠実。 誠意。誠心。真心。  
〔副〕
  (1)〈程度のだしさを強調する語。〉本当に。 まことに。全く。実に。  
〔感〕
  (1)〈(多く「まことや」の形で)何かを思い出したり、咄嗟に思い付いたりした時に言う語。〉そうそう。 そう言えば。おお、そうだ。あぁ、確か。
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〈A〉