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『扶桑語り』
No.01「夢にねぶる娘」
-平安「助詞」総覧-


presented by之人冗悟(Noto Jaugo)(https://fusau.com/)



__に【に】
『接続:格助={体言・連体形・連用形・副助詞}接助={連体形}終助={未然形}』
〔格助〕
  (1)〈(地点)動作・作用の舞台となる空間的な場を表わす。〉・・・に於いて。・・・で。・・・に。・・・の場で。  (2)〈(方向・帰着点)動作の指向・到達する空間的な地点を表わす。〉・・・の方に。・・・へ。・・・に。・・・へ向けて。  (3)〈(時点)動作・作用の発生する時間的な場を表わす。〉・・・の際に。・・・の時に。・・・の折に。・・・の場面で。・・・に。  (4)〈(対象)動作・作用の対象・相手を表わす。〉・・・に対して。・・・へと。・・・に向けて。・・・に。・・・と。  (5)〈(目的)動作・作用の目的を表わす。〉・・・ために。・・・を狙って。・・・のつもりで。  (6)〈(原因・理由)前述の事柄が、後述の結果を招くことになる意を表わす。〉・・・ゆえに。・・・のせいで。・・・・のおかげで。・・・によって。・・・のために。  (7)〈(手段)動作・作用を行なう上での方法・手段・材料などを表わす。〉・・・によって。・・・を用いて。・・・を使って。・・・で。  (8)〈(動作主)(受身・使役の表現で)その動作が誰によって行なわれたかを表わす。〉・・・によって。・・・に。・・・の手で。・・・を使って。  (9)〈(婉曲な主体表示)(敬うべき主語を、多くその本来の呼称の代わりに「存在する場所+には・にも」の形で表現して)主語となる人物への敬意を込めて遠回しに言う。(主語の取り立て)(敬意の対象外の主語について)他の存在と対比させる形でその主語を取り立てる。〉・・・におかれましては。・・・については。・・・様には。・・・は。  (10)〈(様態)その場の様子・状況を表わす。〉・・・の様で。・・・の様子で。・・・状態で。・・・で。  (11)〈(立場)(資格・地位などを表わす語の直後に用いて)そのような存在として判断・処遇・行動する意を表わす。〉・・・として。・・・ということで。・・・の資格で。・・・の立場で。・・・役で。  (12)〈(比較対象)相対比較の対象となる他の何かを表わす。〉・・・に比べて。・・・より。・・・に対して。・・・のように。  (13)〈(累加)既にある物事に、同種の何かが更に加わる意を表わす。〉・・・の上に。・・・の他に。・・・に加えて。・・・に。・・・更にまた。  (14)〈(比喩)類似・関連性を持つ他の何かに例える形で事物を表現する。〉・・・のように。・・・みたいに。・・・に似て。・・・よろしく。あたかも・・・のく。  (15)〈(強調)(多く「ただ」・「いや」・「ひた」を伴って)同一の動詞・形容詞の間に置いて、その語の意味を強める。〉ただもう・・・。それはもう・・・。ひたすら・・・。・・・に・・・。  (16)〈(結果)動作・作用や変化の結果を表わす。〉・・・に。・・・と。・・・へと。・・・の形に。  (17)〈(引用)(「思ふ」・「知る」・「見る」・「聞く」などの動詞と共に用いて)知覚・思念などの内容を提示する。〉・・・であると。・・・というふうに。・・・と。  (18)〈(関連)対象となる方面・分野を表わす。〉・・・に於いて。・・・に関して。・・・について。・・・面で。・・・に。  
〔終助〕
  (1)〈(上代語)(他者への希望)その実現が自身の意志・行動にらない事態を、他者に対して望む。〉・・・てほしい。・・・てもらいたい。  
〔接助〕
  (1)〈(単純接続)前後の事柄を単純に接続する。〉・・・が。・・・と。  (2)〈(契機)直前に述べた事柄が、後続の事柄の発生やそれを認識するきっかけとなる意を表わす。〉・・・ところ。・・・すると。・・・と。  (3)〈(順接の確定条件)前述の内容が原因・理由となって、後続の事態が成立する意を表わす。〉・・・ので。・・・から。・・・ために。・・・ゆえに。  (4)〈(逆接の確定条件)前述の条件が成立するにもかかわらず、それに反する後述の事態が成立する意を表わす。〉確かに・・・ではあるが。・・・にもかかわらず。・・・だが。・・・のに。  (5)〈(累加)既にある物事に、同種の何かが更に加わる意を表わす。〉・・・の上に。・・・の他に。・・・に加えて。・・・に。・・・更にまた。
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__の【の】
『接続:格助={体言・連体形・形容詞語幹・形容動詞語幹・形容詞シク活用終止形}』
〔格助〕
  (1)〈(連体格)(場所・時・所有・所属・材料など)各種の関係を持つ語句によって、直前の体言を修飾する。〉・・・の。・・・にある。・・・の際の。・・・の時の。・・・での。・・・に属する。・・・である。・・・にあたる。・・・という。・・・製の。  (2)〈(同格)ある語句に、それと文法的に同じ資格を持つ語句を続けて、上の語句の換言・内容説明を行なう。〉・・・で。・・・であって。  (3)〈(準体)(下にあるべき体言を省略して)体言相当語句を形成する。〉・・・のもの。・・・なやつ。・・・の人。・・・の事。  (4)〈(主格)(文中での従属的・連体形終止部分の)主語を表わす。〉・・・が。・・・の。  (5)〈(比喩)類似性を持つ他の何かに例える形で、ある物事の特徴を言い表わす。〉・・・のような。・・・に似た。・・・のき。  (6)〈(室町時代以降)(並立)複数の事柄を並べて述べる。〉・・・だの・・・だの。・・・とか・・・とか。  
〔終助〕
  (1)〈(室町時代以降)(詠嘆)感動の意を表わす。〉・・・だなあ。・・・ねえ。  (2)〈(室町時代以降)(他者への働きかけ)疑問・確認・希望などの意を表わす。〉・・・かな?・・・だね。・・・たいなあ。・・・ですか?・・・だよね。・・・ないかなあ。
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__より【より】
『接続:{体言・連体形・連用形}』
〔格助〕
  (1)〈(出発地)動作・作用の起こる空間的起点を表す。〉・・・から。・・・より。  (2)〈(開始時点)動作・作用がどの時点から始まるかを表わす。〉・・・から。・・・の時から。・・・より。  (3)〈(通過点)移動の過程で通過する地点を表す。〉・・・を通って。・・・経由で。・・・を過ぎて。・・・を通って。  (4)〈(比較対象)相対比較の基準となる物事を表わす。〉・・・と比べて。・・・に対して。・・・より。・・・に引き替え。  (5)〈(移動手段)(「かち」・「馬」などの語に付いて)移動する際の手段・方法を表す。〉・・・によって。・・・で。  (6)〈(限定)(多く「」・「」などの語を伴って)事柄を一定の範囲内に限定する意を表す。〉・・・以外~。・・・より~。・・・の他には~。  (7)〈(原因・理由)前述の事態が原因・理由となって、後続の事態が成立する意を表わす。〉・・・ために。・・・ので。・・・から。・・・ゆえに。・・・のおかげで。・・・のせいで。  (8)〈(連続動作)(活用語の連体形に付いて)直前の事態に引き続き、を置かずに後続の事態が連続して発生する意を表わす。〉・・・や否や~。・・・するとすぐ~。・・・とたちまち~。・・・するが早いか~。・・・と同時に~。
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__こそ【こそ】
『接続:係助={終助詞及び間投助詞以外の各種の語}終助={連用形}間投助={人名}』
〔係助〕
  (1)〈(強調)主語や連用修飾語を取り立てて指し示す。〉・・・こそ。・・・は。まさに・・・。  (2)〈(逆接的挿入)直前の語句を取り立てて指し示した上で、それとは反対の内容の記述を後に続ける。〉・・・は確かに~だが。・・・こそ~なものの。  (3)〈(懸念)(「もこそ」の形で)実現を望まない事態を、不安を込めて想定する。〉・・・といけない。・・・したら大変だ。・・・だと困る。もしや・・・まいか。  (4)〈(順接確定条件の強調)(活用語の已然形+「ばこそ」の形で)原因・理由を強調する。〉・・・からこそ。・・・なればこそ。・・・なるがゆえに。  (5)〈(順接仮定条件の強調)(活用語の未然形+「ばこそ」の形で)(多く、末尾を「め」で結ぶ)直前に述べた事態が成立すれば、後続の事態も成立するだろう、と想定しつつ、その実現は望めないだろう、との判断を含む反実仮想の表現を形成する。〉もし・・・ならば~だろうが。・・・するというなら~でもあろうが。・・・だというのならともかく、そうはなるまい。  
〔終助〕
  (1)〈(上代語)(他者への希望)自らの意思・行動にらぬ事態の実現を、他者に対して望む意を表わす。〉・・・してほしい。・・・しておくれ。  
〔間投助〕
  (1)〈(呼び掛け)(自分と同等かそれ以下の相手に対し)親愛・敬意を込めて呼び掛ける語。〉・・・さん。・・・君。ねぇ・・・。
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__も【も】
『接続:係助={体言・連体形・連用形・副詞・助詞}接助={連体形・形容詞型連用形}終助={終止形・連体形・文末}』
〔係助〕
  (1)〈(列挙)同類の事柄を並べて述べる。〉・・・も・・・も。・・・から・・・まで。・・・いずれも。・・・のどれもこれも。・・・みんな。  (2)〈(累加)既にある事柄に、類似した別の事柄を更に付け加える意を表わす。〉・・・もまた。・・・までも。更に・・・も。その上・・・まで。  (3)〈(暗示)一例を挙げて、類例を類推させたり、含みを持たせたりする。〉・・・なども。・・・なんてのも。・・・とかも。例えば・・・。  (4)〈(程度の類推)軽度の事柄を挙げて、より程度の重い他の事柄を類推させる。〉・・・さえも。・・・も。・・・でも。・・・すらも。  (5)〈(最低限の希望)望まれる物事の中でも最低限のものを示して、その実現を切に望む意を表わす。〉せめて・・・だけでも。・・・ぐらいは。  (6)〈(強調・含意)文意を強めたり、明示・断定を避けて含みを持たせたりする。〉・・・も。・・・でも。・・・なども。・・・なんか。  (7)〈(総括)(不定の意を表す語に付いて)その種の物事全てに包括的に言及する。〉・・・はみな。・・・はどれも。・・・は全て。  
〔終助〕
  (1)〈(上代)(詠嘆)感動・詠嘆の意を表す。〉・・・なあ。・・・よ。・・・ことよ。・・・であるよ。  
〔接助〕
  (1)〈(逆接の確定条件)前述の事態が存在するにもかかわらず、それに反する後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・けれども。・・・だが。・・・にもかかわらず。・・・のに。・・・であるというのに。
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__て【て】
『接続:格助={命令形}接助={連用形}終助={終止形・文末}』
〔格助〕
  (1)〈(上代東国方言)(言ふ・思ふ・聞くなどの語に付いて)陳述の内容を引用する。〉・・・と。  
〔終助〕
  (1)〈(近世語)陳述内容を軽く念押しする。〉・・・よ。・・・じゃて。・・・だぞ。・・・だわい。・・・てば。  
〔接助〕
  (1)〈(単純接続)前後の事柄を単純につなぐ。〉・・・て。・・・して。・・・であって。  (2)〈(並立)複数の事態が同時に成立している意を表わす。〉・・・て、そしてまた~。・・・しながら、同時に~。・・・であり、なおかつ~。  (3)〈(順接の確定条件)原因・理由を表す。〉・・・ゆえに。・・・ので。・・・から。・・・のために。・・・のせいで。・・・のおかげで。  (4)〈(逆接の確定条件・仮定条件)前述の内容があるにもかかわらず、後述の陳述が成立している意を表わす。〉・・・だというのに。たとえ・・・だとしても。・・・ていながら。・・・にもかかわらず。・・・けれども。・・・のに。・・・ではあるが。  (5)〈(順接の仮定条件)前述の内容が成立した場合、その帰結として後述の内容が成立する意を表わす。〉もし・・・なら。・・・であれば。  (6)〈(状態)(連用修飾語を作って)後に続く動作が、ある状態で行なわれる意を表わす。〉・・・状態で。・・・のままで。・・・の様で。  (7)〈(内容)(「思ふ」・「思す」・「見る」・「覚ゆ」・「聞こゆ」などの動詞の前で)知覚・思考などの内容に言及する。〉・・・と。・・のように。・・・風に。・・・みたいに。  (8)〈(補助動詞への接続)活用語を補助動詞に続ける。〉・・・て。
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__は【は】
『接続:係助={体言その他各種}終助={体言・連体形・助詞「ぞ」・「や」}』
〔係助〕
  (1)〈(主題)(体言・準体言に付いて)その語を主題として取り立てて示す。〉・・・というものは。・・・は。・・・に関しては。・・・について言うと。  (2)〈(対比)他の何かと対比させる形である事柄を取り立てて示す。〉・・・に限っては。・・・は。・・・の方は。  (3)〈(整調・強調)語調を整えたり、叙述を強める働きをする。〉(特定の訳語はない)  (4)〈(順接の仮定条件)前述の条件が成立した場合、後述の事態が成立するだろうとの想定を表わす。〉もし・・・なら。・・・たら。仮に・・・とすれば。  
〔終助〕
  (1)〈(詠嘆)感動の意を表わす。〉・・・よ。・・・なあ。・・・なことだ。
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__と【と】
『接続:格助={体言・連体形・連用形・文末}接助={動詞型活用語終止形・形容動詞型活用語終止形・形容詞型活用語連用形・助動詞「ず」連用形}』
〔格助〕
  (1)〈(随伴)同じ行為を共に行なう相手を表わす。〉・・・と共に。・・・と一緒に。・・・ともども。・・・と。  (2)〈(並立)複数の事柄を並べて述べる。〉・・・と~と。・・・に、~に。  (3)〈(比喩)物事の様態を、他の何かに例えて表現する。〉・・・のように。・・・のく。まるで・・・みたいに。・・・に似て。  (4)〈(強調)(動詞連用形に付き、同じ動詞を二つ「と」でつなぐ形で)動詞の意味を強めたり、動作が勢いよく進行する様を表わす。〉・・・ものは全部。ずんずん・・・する。ありとあらゆる・・・は。ずんずん・・・。  (5)〈(比較)比較の対象を表す。〉・・・と比べて。・・・に比して。・・・に引き替え。・・・と。・・・に。・・・よりも。  (6)〈(結果)(「す」・「なる」・「なす」などの語とともに用いて)変化の結果を表す。〉・・・へと。・・・に。・・・という結果に。  (7)〈(引用)(「言ふ」・「思ふ」・「聞く」・「問ふ」などの語とともに用いたり、それらの動詞を省略した形で)思念や発言の内容を引用する。〉・・・というふうに。・・・と言って。・・・と思って。・・・と。  (8)〈(自発)(「おのれ」・「こころ」・「われ」などとともに用いて)ある行為が何に発するものであるかを表わす。〉・・・から。・・・の命ずるところに従って。  (9)〈(資格)ある行為がどのような資格に於いて為されるかを表わす。〉・・・として。・・・の立場で。  
〔接助〕
  (1)〈(逆接の仮定条件)前述の条件が成立した場合でも、それに反する後述の事態が成立するだろうとの想定を表わす。〉たとえ・・・でも。もし・・・としても。よしんば・・・にせよ。  (2)〈(室町時代以降)(順接の仮定条件)前述の条件が成立した場合、後述の事態が成立するだろうとの想定を表わす。〉もし・・・なら。・・・たら。仮に・・・とすれば。  (3)〈(室町時代以降)(順接の恒常条件)前述の条件が成立する場合、必ず後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・時はいつも。・・・ならば必ず。・・・には常に。
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__を【を】
『接続:格助={体言・連体形}接助={連体形・(稀に)体言}終助={体言・連体形}間投助={体言・連体形・命令形・助詞}』
〔格助〕
  (1)〈(目的語)動作・作用・使役の対象を表わす。〉・・・を。  (2)〈(離合の対象)(「会ふ」・「く」・「る」などの動詞と共に用いて)接近したり離別する対象を表わす。〉・・・と。・・・に。・・・に対して。・・・を。  (3)〈(自動詞・形容詞の主格)形容詞や、他動詞的に用いた自動詞の主語を表わす。〉・・・が(~であること)。・・・の~な様。  (4)〈(出発点)その動作が始まる場所を表わす。〉・・・から。・・・より。・・・を。  (5)〈(通過点)移動する過程で通り過ぎる場所を表す。〉・・・を。・・・を通って。・・・を過ぎて。・・・経由で。  (6)〈(期間)(時間的継続の意を表わす動詞と共に用いて)その動作が継続する期間を表す。〉・・・の間。・・・を。  (7)〈(原因・理由)(後続部に形容詞語幹+接尾語「み」の付いた「・・・を~み」の形で)ある物事の特性ゆえに、後続の事態が成立する意を表わす。〉・・・が~ので。・・・が~のあまり。  (8)〈(同族目的語)(「寝を寝」・「を泣く」など)意味の似た名詞と動詞の間に置いて慣用句を形成する。〉ひたすら・・・する。・・・に・・・する。とにかく・・・しまくる。  
〔終助〕
  (1)〈(詠嘆・感動)詠嘆・感動を込めた強調の意を表す。〉・・・ものを。・・・なのに。・・・だというのになあ。  
〔接助〕
  (1)〈(契機)前述の事態が成立した後で、偶発的に、後続の事態が発生する意を表わす。〉・・・たところ。・・・と。・・・が。  (2)〈(原因・理由)前述の事態が原因・理由となって、後続の事態が成立する意を表わす。〉・・・ので。 ・・・から。・・・ゆえに。・・・のおかげで。・・・のせいで。  (3)〈(逆接の確定条件)前述の事態があるにもかかわらず、それに反する後続の事態が成立する意を表わす。〉・・・のに。・・・というのに。・・・けれども。・・・にもかかわらず。  
〔間投助〕
  (1)〈(強調)上の語句を強める。〉(特に訳さない)
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__ども【ども】
『接続:{已然形}』
〔接助〕
  (1)〈(逆接の確定条件)前述の条件が成立するにもかかわらず、それに反する後述の事態が成立する意を表わす。〉確かに・・・ではあるが。・・・にもかかわらず。・・・だが。・・・のに。  (2)〈(逆接の恒常条件)前述の条件が成立する場合、必ずそれに反する後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・な時でも常に。・・・でも必ず。・・・てもいつも。
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__ば【ば】
『接続:係助={格助詞「を」}接助={已然形・未然形}』
〔係助〕
  (1)〈(強調)(格助詞「を」に付いて)動作の対象を取り立てて強調する。〉・・・は。・・・については。・・・のことを。  
〔接助〕
  (1)〈(契機)前述の事態に続いて、偶発的に、後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・すると。・・・ところ。・・・たら。・・・と。・・・が。・・・ば。  (2)〈(原因・理由)前述の事態が原因・理由となって、後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・ので。・・・だから。・・・ゆえに。  (3)〈(順接の仮定条件)前述の条件が成立した場合、後述の事態が成立するだろうとの想定を表わす。〉もし・・・なら。・・・たら。仮に・・・とすれば。  (4)〈(順接の恒常条件)前述の条件が成立する場合、必ず後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・時はいつも。・・・ならば必ず。・・・には常に。  (5)〈(中世以降の用法)(対照的並列)(多く「・・・は・・・ば、・・・は」の形で)二つの事柄を対照させる形で述べる。〉一方・・・、他方~。・・・と思えば、一方~。・・・であり、また~である。
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__など【など】
『接続:{体言・連体形・引用句・連用形・助詞}』
〔副助〕
  (1)〈(例示)ある物事を、類似の事例の一つとして引き合いに出す。〉例えば・・・など。・・・か何か。・・・あたり。  (2)〈(婉曲)断定的に響くのを避けて、柔和な印象を与える。〉・・・など。・・・とか。・・・なんか。・・・なんぞ。  (3)〈(卑下・強調)対象を見下したり、否定・反語の意を強める。〉・・・なんざ。・・・なんか。・・・のごときは。・・・ふぜいが。たかが・・・。  (4)〈(引用)直前部に述べた発言の内容を総括する。〉・・・などと。・・・とか何とか。・・・みたいなことを。
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__ても【ても】
『接続:{連用形}』
〔接助〕
  (1)〈(強調)上述の内容に軽い詠嘆の意を添える。〉・・・ても。・・・て。  (2)〈(逆接の確定条件)前述の内容が成立するにもかかわらず、それに反する後述の内容が成立する意を表わす。〉・・・ではあるが。・・・のに。・・・にもかかわらず。・・・けれども。・・・というのに。  (3)〈(逆接の仮定条件)前述の内容が成立したとしても、それに反する後述の内容が成立する意を表わす。〉たとえ・・・でも。もし・・・としても。よしんば・・・にせよ。  (4)〈(順接の仮定条件)前述のような場面に於いて、後述の陳述が成立する(場合がある)意を、例示の形で述べる。〉・・・の時などに。例えば・・・の際に。
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__ど【ど】
『接続:{已然形}』
〔接助〕
  (1)〈(逆接の確定条件)前述の条件が成立するにもかかわらず、反対の内容を持つ後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・のに。・・・だというのに。・・・けれども。・・・にもかかわらず。  (2)〈(逆接の恒常条件)前述の条件が成立する場合は常に、反対の内容を持つ後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・でも常に~。・・・ても~。
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__や【や】
『接続:係助={体言・連体形・連用形・副詞・助詞}終助={終止形・已然形・体言・言い切り文}接助={連用形}間投助={連体修飾語・接続語以外の様々な語}』
〔係助〕
  (1)〈(疑問)確信のない事柄について、問い掛ける意を表わす。〉・・・か?・・・なのか?・・・ろうか?  (2)〈(確定的推量)(推量助動詞「む」・「らむ」・「けむ」などと共に用いて)確信のある事柄を疑問文の形で述べたり、相手に問いかけて答えを引き出そうとする。〉・・・ではないのか。きっと・・・だろう。・・・に違いない。  (3)〈(反語)疑問文の形を取りながら、実質的に否定の内容を表わす。〉・・・ということがあろうか?否・・・ない。・・・あるまい。・・・なものか。  
〔終助〕
  (1)〈(疑問)(活用語の終止形に付いて)確信のない事柄について、問い掛ける意を表わす。〉・・・か?・・・なのか?・・・ろうか?  (2)〈(確定的推量)(多く「むや」の形で)確信のある推量を表わす。〉・・・ではないのか。きっと・・・だろう。・・・に違いない。  (3)〈(反語)疑問文の形を取りながら、実質的に否定の内容を表わす。〉・・・ということがあろうか?否・・・ない。・・・あるまい。・・・なものか。  
〔接助〕
  (1)〈(連続動作)複数の動作が、時間的に間断なく継続して行なわれる意を表わす。〉・・・や否や~。・・・とたちまち~。・・・した途端~。・・・と同時に~。  
〔間投助〕
  (1)〈(詠嘆)感動の意を表わす。〉・・・だなあ。・・・なことよ。・・・であるよ。  (2)〈(感動・呼び掛け)(文中に用いて)文意を強めたり、人に呼び掛けたり、感動の意を表わす。〉おぉ・・・よ。・・・だなあ。  (3)〈(並立)類似した複数の事柄を列挙する。〉・・・やら・・・やら。・・・や・・・や。・・・とか・・・とか。
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__ぞ【ぞ】
『接続:{体言・連体形・連用形・副詞・助詞}』
〔係助〕
  (1)〈(強調)(文中で用いて)上の語句を取り立てて叙述全体を強調する。〉・・・が。・・・こそ。・・・はまさに。・・・は実に。  
〔終助〕
  (1)〈(指示・断定)(文末で用いて)上の語句を強く指示して、他の事物とは明確に異なるものである意を強調する。〉・・・だぞ。・・・だよ。  (2)〈(疑問・反語の強調)(文末で、文中の疑問詞を受けて)強い疑問や、反問の意を表わす。〉・・・だというのか?一体・・・なのか?否・・・ではない。
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__かし【かし】
『接続:終助={終止形・命令形・終助詞・副詞・感動詞}副助={副詞「なほ」「よも」「さぞ」}』
〔終助〕
  (1)〈(聞き手に向けて)念を押す。〉・・・よ。・・・だからね。・・・なのだ。  (2)〈(自分自身に向けて)言い聞かせる。〉・・・だぞ。・・・だとも。・・・のだ。  (3)〈(上に付く)副詞・感動詞を強調する。〉(固定した訳し方はない)  
〔副助〕
  (1)〈(近世以降)(上に付く)副詞「なほ・よも・さぞ」を強調する。〉(固定した訳し方はない)
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__のみ【のみ】
『接続:{体言・連体形・副詞・助詞}』
〔終助〕
  (1)〈(限定)ただそれだけで他には何もない意を表わす。(断定)強調・詠嘆の意を添える。〉・・・だけである。・・・であるに過ぎない。ただ・・・のみ。  
〔副助〕
  (1)〈(限定)他のものを除外して、ただそれだけに限定する意を表わす。〉・・・だけ。・・・ばかり。・・・のみ。  (2)〈(強調)(他のものを除外する意を特に含まずに)文意を強める働きをする。〉特に・・・。とりわけ・・・。ただもう・・・。それはもう・・・。
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__ものゆゑ【ものゆゑ】
『接続:{連体形}』
〔接助〕
  (1)〈(逆接の確定条件)前述の事態が存在するにもかかわらず、それに反する後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・のに。・・・けれども。・・・だが。・・・にもかかわらず。  (2)〈(原因・理由)前述の事態が原因・理由となって、後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・ので。・・・から。・・・ゆえに。・・・からこそ。
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__ものゆゑに【ものゆゑに】
『接続:{連体形}』
〔接助〕
  (1)〈(逆接の確定条件)前述の事態が存在するにもかかわらず、それに反する後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・のに。・・・けれども。・・・だが。・・・にもかかわらず。  (2)〈(原因・理由)前述の事態が原因・結果となって、後述の事態が成立する意を表わす。〉・・・ので。・・・から。・・・ゆえに。・・・からこそ。
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〈A〉そ【そ】
『接続:{連用形・動詞型活用助動詞連用形・カ変未然形・サ変未然形}』《強調の係助詞「ぞ」の元語で、副詞「な」と呼応した「な+動詞連用形(カ変・サ変のみ未然形)+そ」形で(「動詞終止形+な」形よりは穏やかな)「禁止」の意を表わす。副詞「な」を伴わず単独の「そ」だけで「きつめの禁止」を表わす語法も、平安後期以降には生じた。》
〔終助〕
  (1)〈(副詞「な」と呼応した「な+動詞連用形:カ変・サ変は未然形+そ」の形で)相手にやんわりと自制を求める穏やかな禁止の意を表わす。〉・・・しないでほしい。・・・してくれるな。  (2)〈(平安時代後期以降の用法)(副詞「な」と呼応しない「動詞連用形+そ」の形で)「な・・・そ」よりもきつめの禁止の意を表わす。〉・・・するな。・・・するのはやめろ。・・・してはならない。
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__にて【にて】
『接続:{体言・連体形}』
〔格助〕
  (1)〈(地点)動作・作用の舞台となる空間的な場を表わす。〉・・・に於いて。・・・で。・・・に。・・・の場で。  (2)〈(時点)動作・作用の発生する時間的な場を表わす。〉・・・の際に。・・・の時に。・・・の折に。・・・の場面で。・・・に。  (3)〈(手段)動作・作用を行なう上での方法・手段・材料などを表わす。〉・・・によって。・・・を用いて。・・・を使って。・・・で。  (4)〈(原因・理由)前述の事柄が、後述の結果を招くことになる意を表わす。〉・・・ゆえに。・・・のせいで。・・・・のおかげで。・・・によって。・・・のために。  (5)〈(様態・立場)その場の様子・状況を表わす。また、資格・地位などを表わす語の直後に用いて、そのような存在として判断・処遇・行動する意を表わす。〉・・・の様で。・・・として。・・・の様子で。・・・状態で。・・・で。・・・ということで。・・・の資格で。・・・の立場で。・・・役で。
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__ばかり【ばかり】
『接続:{体言・連体形・終止形・副詞}』
〔副助〕
  (1)〈(数的概算)(数量を表す語に付いて)おおよその数を表わす。〉約・・・。・・・ぐらい。・・・ほど。・・・ばかり。・・・程度。  (2)〈(時間的概算)(時を表す語に付いて)おおよその時を表わす。〉・・・頃。・・・あたり。  (3)〈(空間的概算)(場所を表す語に付いて)おおよその場所を表わす。〉・・・り。・・・近辺。・・・周辺。  (4)〈(程度)(主に用言の終止形に付いて)動作・状態の程度を表わす。〉・・・ほど。・・・ぐらい。・・・ばかり。  (5)〈(最高の程度)(「・・・ばかり・・・はなし」の形で)それ以上のものは他にない意を表わす。〉・・・ほど~なものはない。・・・こそは最も~だ。  (6)〈(限定)(体言に付いて)それだけに限定する意を表わす。〉・・・だけ。・・・のみ。  (7)〈(上限)(主に用言の連体形に付いて)それ以上ではない意を表わす。〉ただ・・・に過ぎない。ほんの・・・でしかない。
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__が【が】
『接続:格助={体言・連体形}接助={連体形}』
〔格助〕
  (1)〈(連体格)後続の語が直前の語の所有物・従属的立場である意を表わす。〉AのB。Aに属するB。Aが持つB。Aの所のB。  (2)〈(同格)後続の語が直前の語と同じ文法的資格、類似(直後に「ごとし」・「やう」などの語句を伴う)、同程度(直前に具体的分量を示す語を伴う)の関係である意を表わす。〉AというB。BみたいなA。およそBほどのA。Aという名のB。BのようなA。Aに似たB。まるでAのきB。  (3)〈(準体格)直後に省略されている体言が、直前の語の所有物・従属的立場である意を表わす。〉Aの(もの)。Aに属するもの。Aのそれ。  (4)〈(主格)(文中で従属的または連体形終止となっている部分の)主語を表わす。〉Aが・・・する。Aの・・・したこと。  
〔接助〕
  (1)〈(単純接続)前・後の記述を(いずれが主・従の関係と規定することもなく)単純につなぐ。〉・・・が、~。・・・すると、~。・・・したところ、~。・・・で、そして~。  (2)〈(逆接の確定条件)直前にある記述の内容と反対の内容の記述を後に続ける。〉・・・だけれど、~。・・・というのに、~。・・・にもかかわらず、~。・・・だ。るに~だ。
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__か【か】
『接続:係助={体言・連体形・連用形・副詞・助詞}終助={体言・連体形}』
〔係助〕
  (1)〈(疑問)確かな答のわからない疑問を、自身または他者に対し投げかける。〉・・・か?・・・のか?・・・なのか?・・・だろうか?  (2)〈(反語)(疑問の形を取りながらも)その事態に対する否定的見解を述べる。〉・・・だろうか、いや、・・・ない。どうして・・・なことがあろうか。何で・・・なものか。  (3)〈(不確実)(疑問を表わす語を伴って)確実にはわからない事態について、疑念をまじえつつ述べる。〉・・・か。・・・なのか。・・・だろうか。  (4)〈(列挙)複数の事柄を並べ、そのいずれかを選択したり、いずれであるかが不明である意を表わす。〉・・・か、~か。・・・なのか、それとも~なのか。果たして・・・か~か。  
〔終助〕
  (1)〈(疑問)確かな答のわからない疑問を、自身または他者に対し投げかける。〉・・・か?・・・のか?・・・なのか?・・・だろうか?  (2)〈(反語)(疑問の形を取りながらも)その事態に対する否定的見解を述べる。〉・・・だろうか、いや、・・・ない。どうして・・・なことがあろうか。何で・・・なものか。  (3)〈(詠嘆)(多く「・・・も~か」の形で、意外・心外な事態に対し)心を強く動かされた意を表わす。〉あぁ・・・だなんて。何と・・・だとはなぁ。こんな時に・・・したりするかなぁ。
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__とて【とて】
『接続:{体言・連体形・文末}』
〔格助〕
  (1)〈(引用)会話・思念などの内容を引用する。〉・・・というふうに。・・・と言って。・・・と思って。・・・と。  (2)〈(目的)ある行為の動機・意図・目的を表わす。〉・・・ために。・・・として。・・・を目指して。・・・を目論んで。・・・と思って。・・・ということで。  (3)〈(原因・理由)前述の事柄が原因となって、後述の事態に至った意を表わす。〉・・・なので。・・・ということで。・・・という訳で。  (4)〈(逆接の仮定条件)前述の事柄が成立するとしても、それに反する後述の事柄が成立する意を表わす。〉たとえ・・・としても。・・・ではあるにせよ。・・・とても。  (5)〈(地位・名称)物事の名前や人の役職名などを表わす。〉・・・という名で。・・・といって。
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__で【で】
『接続:格助={体言}接助={未然形}』
〔格助〕
  (1)〈(時点・地点)動作の行われる場面・場所を表す。〉・・・の時に。・・・に於いて。・・・で。・・・に。・・・の際に。  (2)〈(手段)事を為すための手段・方法・道具・材料などを表す。〉・・・によって。・・・でもって。・・・を用いて。  (3)〈(原因)動作・作用の原因・理由・動機・根拠などを表す。〉・・・ゆえに。・・・によって。・・・のために。・・・のせいで。・・・で。・・・が元で。  (4)〈(状態)動作・作用が行なわれる際の状態・資格などを表す。〉・・・として。・・・状態で。・・・で。  
〔接助〕
  (1)〈(打消接続)前文の内容を打ち消して後文に続ける。〉・・・ずに。・・・ないで。・・・することなく。
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__まで【まで】
『接続:副助={体言・連体形・副詞}終助={終止文・助動詞「ぢゃ」}』
〔終助〕
  (1)〈(室町時代以降)(確認)強調・詠嘆を込めた確認の意を表す。〉・・・だなあ。・・・ね。・・・よのう。  
〔副助〕
  (1)〈(空間的範囲)動作・作用の及ぶ地理的な範囲を表す。〉・・・まで。・・・に至るまで。  (2)〈(時間的範囲)動作・作用の及ぶ時間の範囲を表す。〉・・・まで。・・・になるまで。・・・に至るまで。  (3)〈(程度)動作や状態の及ぶ程度を表す。〉・・・なほど。・・・なぐらい。・・・なまで。  (4)〈(添加)既存の事柄に、類似の事柄が更に加わる意を表わす。〉・・・までも。・・・さえ。更に・・・も。ついでに・・・・も。  (5)〈(室町時代以降)(限定)(おもに用言の連体形に付いて)それ以上のものではない意を表す。〉ただ・・・だけ。ほんの・・・に過ぎない。・・・でしかない。  (6)〈(対象)動作・作用の及ぶ時間の範囲を表す。〉
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