よになし【世に無し】〔連語〕

   [1413] よになし【世に無し】〔連語〕

〈C〉 よになし【世に無し】
《否定的には「死んでしまって既にこの世の人ではない」・「人並み以上の存在として世間で扱われていない」の意で、「世に有り」の対義語となる。その一方で、「世の中に比べものになるものが他に存在しないほど優れている」という強調的賛辞にもなる。》
〔連語〕 《よ〔名〕+に〔格助〕+なし〔形ク〕》
  (1) 〈死んでしまって既にもうこの世にいない。〉 今は亡き。死んだ。故人の。亡。   (2) 〈同じものが他に存在しないほど優れている。〉 比類なき素晴らしさだ。に見るものだ。類い希だ。比べものにならぬほど立派だ。並ぶものがない。この上もない。抜群だ。最高だ。ダントツだ。   (3) 〈一人前の人物ではないとして世間から黙殺されている。〉 取るに足らない。小者の。小人物の。名もない。無名の。軽い身分の。下っ端の。
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コメント (1件)

  1. the teacher
    ・・・当講座に「man-to-man指導」はありませんが、「コメント欄」を通しての質疑応答ができます(サンプル版ではコメントは無効です)

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