み【身】〔名〕〔代名〕

   [1261] み【身】〔名〕〔代名〕

〈B〉 み【身】
《古形は「む」(例:「身胴」)と言われる名詞。語義の大部分は現代語と同じ(「肉体」・「生命」・「身分」・「身内」・「中身」・「刀身」)で、古文で重要なのは「(自身に言及して)我が身」の語義と、男性が自身のことを指す代名詞「この私」。》
〔名〕
  (1) 〈(物理的な)肉体。〉 身体。体。生身。身。ボディ。   (2) 〈(生物学的な)生命。〉 命。この身。その身。   (3) 〈(社会的な)立場。〉 身分。身の上。身。地位。   (4) 〈(話者が)自分自身に言及する語。〉 この身。我が身。この私。この自分。小生   (5) 〈(他人と対比して)血縁関係のある人。(相手方や敵と対比して)自分の側の人。〉 身内。味方。親族。仲間。   (6) 〈(外面・形式などと対比して)中に含まれる実質的なもの。〉 中身。中味。内容。   (7) 〈(刀の)に収まっている部分。〉 刀身中身。中味。   
〔代名〕
  (1) 〈(男性が)自分自身を指して言う語。〉 私。我。この自分。小生。当方。
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【身】は「me」で覚えてみぃー
 ベタな駄洒落ほど脱力剤として強力なものはないので、肩の凝るマジメな古文学習には積極的に取り入れるべきであろう・・・古語の「身」が人称代名詞「私」の意味になる例を、英単語「me」に絡めて覚え込むなど、その最たるものであろう。「身はまねびの上手にて」=「ME am good at remembering things!」とやっちまえば、「シェーっ!なんざんしょ、このダジャレのセンス!ミーにはとても理解できないザンス!」と出っ歯のイヤミも驚く御粗末くんな展開・・・ぁ、赤塚不二夫のマンガに詳しくないみんな、ゆーるせ、ニャロメーッ!

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コメント (1件)

  1. the teacher
    ・・・当講座に「man-to-man指導」はありませんが、「コメント欄」を通しての質疑応答ができます(サンプル版ではコメントは無効です)

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