いとど【いとど】〔副〕

   [163] いとど【いとど】〔副〕

〈A〉 いとど【いとど】
《程度の甚だしさを強調する副詞「いと」を畳語化した「いといと」の転。元々甚だしかった程度が更にその度合いを増すのが原義。平安時代には、和文には「いとど」、漢文訓読には「ますます」が好んで用いられた。形容詞は「いとどし」。》
〔副〕
  (1) 〈程度がますますだしくなるさま。〉 いよいよ。ますます。一層。   (2) 〈(「いとど+形容詞・形容動詞」の形で)最初から存在していた状況が、ある事態が加わることで更にその度を増して行くさま。〉 そうでなくても・・・だというのに。ただでさえ・・・なのに。元来の・・・に更に輪を掛けて。   (3) 箇条書き的に陳述を加えて駄目押しする語。〉 その上。加えて。更にまた。ついでにまた。もひとつおまけに。
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コメント (1件)

  1. the teacher
    ・・・当講座に「man-to-man指導」はありませんが、「コメント欄」を通しての質疑応答ができます(サンプル版ではコメントは無効です)

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