意味集団<032>ブロック=[10]


   1   ♪♪ <質問箱> [古語試験] 
〈A〉 ゐる【居る】
《「立居振舞」の表現に見る通り、「立つ」の対義語が「居る」。「座っている」・「動かず一箇所留まる」・「ある場所に一時的/恒常的に存在する」・「ある地位に就く」・「ある場所に自然物が生じる」など、語義は多様。「腹が/をゐる」(激情の鎮静)の意にも要注意。》
〔自ワ上一〕 {ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ}
  (1) 〈(人が)や腰を曲げた姿勢で一箇所にまる。〉 座る。しゃがむ。腰を下ろす。   (2) 〈(鳥・雲・波などの)自然界の存在が、動かず一箇所にまる。また、動きを止める。〉 じっとしている。止まっている。かかっている。とどまる。止む。静まる。   (3) 〈(特定の場所に)一時的または恒常的に存在する。〉 居る。住む。居合わせる。滞在する。まる。居留する。居住する。   (4) 〈特定の地位に就く。(天皇・皇后・斎宮などの位についていう)〉 ・・・である。・・・になる。   (5) 〈(氷柱・水草など)自然界の存在が、特定の場所に生じる。〉 発生する。生育する。できる。生える。   (6) 〈(「がゐる」の形で)高ぶった感情がおさまる。〉 立腹がおさまる。激情が鎮まる。怒りが冷める。   
〔他ワ上一〕 {ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ}
  (1) 〈(「をゐる」の形で)何らかの行動によって、高ぶった感情をおさめる。〉 鬱憤を晴らす。腹いせをする。怒りを鎮める。怒りを冷ます。   
〔補動ワ上一〕 {ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ}
  (1) 〈(動詞の連用形に付けて)動作が継続している意を表わす。〉 ・・・し続ける。ずっと・・・している。

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〈C〉 ついゐる【突い居る】
《「突き居る」の音便形で、文字通り「を突いて座る」の意。「つい」の部分を”軽み”を添える接頭語的に捉えて「ちょこんと座る」と訳すとよい場合もある。》
〔自ワ上一〕 {ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ}
  (1) をついて座る。〉 ひざまづく。を突く。端座する。かしこまって座る。   (2) 〈軽くいだ様子で座る。また、何となくその場に居続ける。〉 ちょこんと座る。居座る。

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〈C〉 かうてさぶらふ【斯うて候ふ】
《副詞「斯くて」+動詞「侍ふ」=「私はこのようにして控えております」が、訪問時の取り次ぎを求める挨拶の定型句となったもの。「さぶらふ」は中古末期には「さうらふ」へと変化したが、中世初期成立の『平家物語』では女性は古形の「さぶらふ」を用い、「さうらふ」は男性口語である。後代の武家の手紙には「さうらふ」が頻出するため「候文(そうろうぶん)」と俗称される。》
〔連語〕 《かくて〔副〕+さぶらふ〔自ハ四〕》
  (1) 〈訪問時の挨拶の言葉。〉 御免下さい。御邪魔いたします。

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