古語試験:意味集団<032>ブロック=[05]


   1   ♪♪ <質問箱> [単語集] 
〈A〉ゐる【居る】
《「立居振舞」の表現に見る通り、「立つ」の対義語が「居る」。「座っている」・「動かず一箇所に留まる」・「ある場所に一時的/恒常的に存在する」・「ある地位に就く」・「ある場所に自然物が生じる」など、語義は多様。「が/をゐる」(激情の鎮静)の意にも要注意。》
〔自ワ上一〕{ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ}(1)〈(人が)膝や腰を曲げた姿勢で一箇所に留まる。〉座る。  (2)〈(鳥・雲・波などの)自然界の存在が、動かず一箇所に留まる。また、動きを止める。〉じっとしている。  (3)〈(特定の場所に)一時的または恒常的に存在する。〉る。む。  (4)〈特定の地位に就く。(天皇皇后斎宮などの位についていう)〉・・・である。  (5)〈(氷柱・水草など)自然界の存在が、特定の場所に生じる。〉発生する。  (6)〈(「がゐる」の形で)高ぶった感情がおさまる。〉立腹おさまる。 〔他ワ上一〕{ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ}〈(「をゐる」の形で)何らかの行動によって、高ぶった感情をおさめる。〉鬱憤晴らす。 〔補動ワ上一〕{ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ}〈(動詞の連用形に付けて)動作が継続している意を表わす。〉・・・し続ける。

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〈C〉ついゐる【突い居る】
《「突き居る」の音便形で、文字通り「を突いて座る」の意。「つい」の部分を"軽み"を添える接頭語的に捉えて「ちょこんと座る」と訳すとよい場合もある。》
〔自ワ上一〕{ゐ・ゐ・ゐる・ゐる・ゐれ・ゐよ}(1)〈をついて座る。〉ひざまづく。  (2)〈軽く寛いだ様子で座る。また、何となくその場に居続ける。〉ちょこんと座る。

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   10  ♪♪ <質問箱> [単語集] 
〈C〉かうてさぶらふ【斯うて候ふ】
《副詞「斯くて」+動詞「侍ふ」=「私はこのようにして控えております」が、訪問時の取り次ぎを求める挨拶の定型句となったもの。「さぶらふ」は中古末期には「さうらふ」へと変化したが、中世初期成立の『平家物語』では女性は古形の「さぶらふ」を用い、「さうらふ」は男性口語である。後代の武家の手紙には「さうらふ」が頻出するため「候文(そうろうぶん)」と俗称される。》
〔連語〕《かくて〔副〕+さぶらふ〔自ハ四〕》〈訪問時の挨拶の言葉。〉御免下さい

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